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軍師官兵衛レビュー 書籍・映画

新企画「軍師官兵衛 感想マンガ」スタート!

更新日:

 

愛ゆえに、ちょいと辛口で「軍師官兵衛」1年間レビュー

こんにちは、武者震之助です。

いよいよ2014年大河ドラマ『軍師官兵衛』が始まりました。2011年以来の戦国もの、三傑も登場と歴史好きにとって定番をおさえた題材です。悪役イメージの強い『平清盛』、主人公としては地味だった『江 姫たちの戦国』、『八重の桜』とちがって、戦国屈指の軍師が主役。これは期待ができそうでした(そもそも戦国時代に軍師はいないと言いたい歴史ファンも多いかとは思いますが、そこはこらえましょう)。

ところがいざ蓋を開けてみると、視聴率は初回から関東で20%を切ってしまいました。さらにプロの歴史研究家から築城の考証が甘い、関連番組がひどいといっただめ押しのような声もチラホラ。インターネットでプロの声が聞こえるようになったのはファンにとっては結構なことですが、制作者側はつらいかもしれません。

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まずは手堅かった内容の初回

さて肝心のドラマですが、第一回は手堅い出来でした。つかみから三傑のうち二人(信長と秀吉)を登場させ、官兵衛周辺の人物関係もわかりやすく描いています。

官兵衛の子役は愛くるしく、その周囲を気高い父と優しい母、人情あふれる傅役(もりやく)、幼いころから付き従う忠実な少年、淡い初恋の相手など、どこか既視感とともに懐かしさのある人物が固めます。官兵衛はまだ幼いながらも強い好奇心や賢さを持ち合わせているところも、定番と言えるでしょう。

第一回の視聴率は、残念ながら関東で20%を切ったとネガティブな報道がされています。とはいえ他の地域では高く、順調なスタートと言えるのではないでしょうか。

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20%切りスタート 不安を払拭できるか?

しかし、それでは不安がないかというとそうではありません。年頭にこんな記事(「こんな軍師官兵衛はイヤだ」)を書いたわけですが、現時点で該当するものはあるか確認してみました。

目次
1 一人の妻を愛し尽くしたことがメーンテーマの「恋愛」大河ドラマ
2 官兵衛がウルトラマン並みに正義の味方すぎる
3 ジャーニーズで予算がなくなったので合戦シーンはナレーション
4 あまちゃんビッグバンドによる感動シーンや説得シーン専用のBGM
5 清盛の悪夢の再来 画面がPM2.5まみれ
6いつまで経ってもなんてたってアイドル~ アンチエイジングしすぎな女優陣
7 最後にお願い 視聴率よりも大事なものがある…そう、クオリティ

純愛路線と正義の味方路線は、番組の宣伝を見ているとほぼ確定のようです。第一回冒頭の「命を粗末にするな」と第二回が官兵衛初陣であるにも関わらず恋愛面を強調したサブタイトルからして、家族思いで心優しい主人公をアピールしているようです。

さらにこうした過去のNHK大河にありがちな不安要素とは別のところで、問題があります。まずは「聞きづらい」問題です。一昨年の『平清盛』はナレーションが、昨年の『八重の桜』は会津弁が聞き取りにくいと厳しい声がありました。今年もまたヒアリングにおいて賛否両論があるようです。

今年のナレーションはベテラン女優・藤村志保さんが担当します。NHKドラマにおけるベテラン女優のナレーション起用となりますと、昨年の『八重の桜』(草笛光子さん)、昨年朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(宮本信子さん)、同じく今期『ごちそうさん』(吉行和子さん)があげられます。今あげた作品は概ねナレーションは好評であると言えるでしょう。一昨年の『平清盛』は若手俳優のナレーションがどこか危なっかしかっただけに、手堅い選択といえます。

ところが今回の藤村さんは、滑舌があまりよくないせいか聞き取りにくく、どこかおどろおどろしいと賛否両論です。ナレーションは通年耳に入るものですから、これは大きな不安要素です。

手堅さという点で不安なもうひとつの点は、脚本と演出がわかりやすさを追及しすぎていないかというところです。確かに一昨年の『平清盛』は伏線を複雑に張りすぎて、いちげんさんお断りのような壁ができあがっていました。ぱっと見て、すっと入り込めるというのはプラスでしょう。

とはいえ、それも過剰ですと子どもだましのように見えるのも確か。たとえば悪人の顔にでかい傷がついているのはどうなのでしょうか(某シミュレーションゲームの松永久秀じゃあるまいし)。小寺政職の鼻が赤くメイクしてあって演じる片岡鶴太郎もいかにも曲者として演じるのも、いかがなものでしょうか。おそらく後年の展開を考えて、わざと食えない男として演出をしているのでしょう。しかしそうなると、一目見てわかるほど胡散臭い男に、どうして聡明で勘の鋭い官兵衛が仕え続けるのかという、別の疑問も生じかねないのではないでしょうか。もう少し視聴者を信じて、あまりにもベタな演出はしないでいただけると、個人的にはありがたいですね。

ともあれ大河ドラマ『軍師官兵衛』、ちょっと辛口に見守っていきたいと思います。

武者震之助・記
1/12放送分の第二回「軍師官兵衛 感想マンガ」はこちら

 

【編集部の感想】

戦国時代ものとしては、壮大な大合戦シーンから始まると思いましたが、意外なことに「平和主義」で、戦いをやめるよう説得に行くシーンからでした。

その後、幼少時代に戻り、どことなく岡田准一らしさをもった子役が登場。
色物的な主君役の片岡鶴太郎と、渋いお父さん柴田恭兵はなかなかよかったですね。

ただ、理解不能だったのは、幼い官兵衛が人の話に夢中になって、突然おもらしをするシーン。あれはどういう伏線なのでしょうか。大人になり、岡田准一にもおしっこを漏らさせるというマニアウケを狙ったのでしょうか。

あと、武者震之助さんが書いていましたが、直前の関連番組が長すぎて本編を見る前に、もう疲れ果ていました。なにごともほどほどということが大切です。

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【みんなの感想@ツイッター】

 




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