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オリーブの人「味方を投げ飛ばしたり活躍したじゃん!」(霜月けい・絵)

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軍師官兵衛レビュー 書籍・映画

【軍師官兵衛感想マンガ第6話 信長の賭け】褒めて伸ばしたい…でも…今週の官兵衛は「3年B組」学園ドラマ

更新日:

こんにちは、武者震之助です。いよいよ第六回目です。放送時間繰り上げの今回は、「信長の賭け」。いきなり比叡山焼き討ちから始まります。

オープニングを挟んで一転すると今度は先週産まれた松寿くん(のちの黒田長政)がいきなり五歳に成長しています。と、ここでおじさん(休夢)が鰻を手土産にやってきます。

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「どう、二人目? これを食べて精でもつけてさっさと作りなよ」

みたいな台詞が出てくるわけですが……ここでピンと来た人も多いのではないでしょうか。立ったよ、側室いらないフラグが!

妻は1人でいい!それがNHK的な戦国倫理観!

案の定、ここで「二人目のためなら側室を」と薦める光に対し、さわやか笑顔の官兵衛が「俺のハニーはキミだけさ!」的なキラー台詞を言います。うん、でもまあ、ジャニーズスマイルで嫌味なく決まってますね。

そして何やら、あの男が暴れている様子。

オリーブオイルの滝と戦う男

オリーブオイルの滝と戦う男

 

「なんでサラダ油しかねえんだ! 俺はオリーブオイルって言ってるだろーーー!」

彼が出てくるだけでネット上ではオリーブオイル一色になる、母里太兵衛が先輩たちとそりが合わず粗暴な態度を取っている様子。ここで官兵衛が学級委員長系の栗山善助に何とかするよう頼むのですが……ん、あれ?

ちょっと時間経過がわからなくなってきたのですが、先週赤子だった松寿くんがもう五歳で、確か先週太兵衛が出仕したはず(史実では永禄11年長政誕生、永禄12年太兵衛位出仕)。
そうなると、数年間黒田家に太兵衛がいたはずなのですが、それまでこんな学級崩壊状態を放置していたのでしょうか?

駄目じゃん母兵衛、駄目じゃん官兵衛!

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さきにまとめてしまうと今週の黒田家は学園ドラマ

ツッコミはさておき、今週の黒田家はだいたい『三年B組官兵衛先生』状態で終わりです。
このあと太兵衛は給食費泥棒と疑われるけど誤解だった的な、学園ドラマの王道をゆく展開を経て「ツッパっているけど、根は素直な体育会系」としてクラスに受け入れられます。

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まだ見ぬ家康に期待

黒田家が学園ドラマしているころ、信長は着々と勢力を拡大します。その過程で焼き味噌でおなじみの「三方ヶ原の戦い」もナレーションと台詞だけで語られます。信玄はともかくとして、家康も出てこないのは驚きました。三傑のうち、家康だけがキャスト未発表ですが後半サプライズがあるのかもしれませんね。

信長パートは既視感のある展開で、「敦盛」を舞ったり、引っ張ったわりにはあっさりと義昭に引導を渡してしまったりします。

ここでひょんなことから官兵衛と友達になっていた、荒木村重が「天下取りますもんね乗るしかない、このビッグウェーブに」とでも言いたげに、ノリノリで接近します。ところがなんと、いきなり信長は白刃に饅頭を突き刺し、村重に食わせるというよくわからない圧迫面接です。完全に目が泳いでいます。

こうした信長の活躍を、なぜか信長のファンであるかのように追いかけていく官兵衛。不思議なのは、信長の動きを警戒するどころか「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」みたいな笑顔で聞いているところです。

主君の緊張感がない小寺政職(この人も将軍義昭から書状がなくてすねていたわけで、そのわりに信長が将軍を追放しても暢気に構えているのが不思議)への諫言も、警戒を呼びかけるというよりもファンとして「俺の推しメンを理解しない奴め……」と怒っているように見えなくもありません。

そりゃ、横の同僚も控えろと怒鳴りつけたくもなるかも。なんでしょうか、この信長LOVEは。

そんなファンとしての情熱もあってか、家を放り出して村重を訪ねて中央の動向を探ろうと出かける官兵衛。フットワークが軽いなあ。村重の妻・だしの桐谷美玲さんは衣装も似合ってまさに眼福でしたね。

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だしが荒木の女房と知って驚く官兵衛たち

 

もしやBL展開でも妄想していればいいのか?

それにしてもこんなにいそいそうきうきと村重のもとへ出かけ、かつ「側室はいらん」と言っているのを見ていると、もしかしてひょっとして官兵衛は妻一筋というよりも別の動機で側室がいらないのでは……それなんて「ブロークバック官兵衛」。

それより気になるのが、村重の目つきが完全におかしい件です。あんな圧迫面接で採用されたのがケチのつき始めなのか、ブラック企業でポエムを読みながらがんばって働く搾取される労働者みたいで、見ていて痛々しいものがありました。

村重は必死に信長のすごさを説くのですが、コレが正直よくわかりません。本作の信長は、彼の理念があまり説明されないまま、ともかく「日本をぶっ壊す!」「腐った奴らは許せない!」と絶叫しながら敵を物理攻撃で殴り倒しているので、その高邁な理想を読み解けと言われてもつらい……このまま村重はブラック労働者になってしまうのでしょうか。

そして最後の最後で、いよいよ毛利家が出て来ました。でも今までまるっきり触れていなかったこともあってか「誰……?」となってしまうのではないかという危惧感。光の姉が毛利家と縁の深い相手に嫁いでいるわけだし、信長パートの数分の一でも毛利情勢に使っていればいいのになあと思ってしまいました。

申し訳ありませぬ。今回は辛口であまり褒めることができませんでした! しかし信長パートが長いわりにちょっとよくわからない描写が多く、毛利は唐突に出てきて、黒田家パートは学園ドラマと、正直どこが見所か判断が難しい回ではありました。次回に期待します。

 

武者震之助・記

霜月けい・絵

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【みんなの感想】

 

 




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