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軍師官兵衛レビュー 書籍・映画

軍師官兵衛感想マンガ36回「試練の新天地」このドラマでの高山右近とはなんだったのか

更新日:

 

こんにちは、武者震之助です。今回は「試練の新天地」です。個人的には鑑賞しレビューするだけで、ある意味精神的試練を受けている気がしますが、今週もその責め苦に耐えていきたいと思います。

今週の冒頭はキリシタン禁令について、となります。何度も書いているようですが、本作におけるキリシタン描写はエレクトリカルパレードであったり、だしにつられて入信だったり、さして深くも描かれていないので、官兵衛らがやけに唾飛ばしながら語っても、「感慨は一切無い!!だが…グッドルッキングなブショーとブショーの顔が近い!」くらいしか感想が湧かないのでした。

目の覚めるようなイケメンですが、マイペースすぎて意味不明な人です

目の覚めるようなイケメンですが、マイペースすぎて意味不明な人です

キリシタン禁令を受けて信仰に生きると決意したのは、高山右近です。
一体この右近は何だったのかと、神妙に利休の茶を飲む彼を見ながら考えていたのですが、グッドルッキングである以外印象がまったくよくありません。
荒木村重に謀叛を進め、自分は降伏し、あとは真剣な顔でうろちょろしていただけなのですよね。もし右近が官兵衛の信仰に影響を与えていたらまた別なのでしょうが、本作はだしをキリシタンにし、そこから官兵衛が影響を受けるというアレンジをしてしまったため、右近の存在感がよくわからないまま終わりました。

↑右近ファンの方のようですがするどいツッコミをされております。

官兵衛、国替えで九州へ

キリシタンがらみは感慨もないまま終わり、官兵衛の国替えヘと話が移りました。

黒田家にはじき出されるかたちで、官兵衛がドヤ顔で本領安堵を約束していた宇都宮一族は伊予へと移されることに。秀吉の横暴を描きたいのでしょうがそれ以上に「官兵衛、守ることもできない約束をあんな大いばりでしたのか……」という気持ちが勝るのは否めません。視聴者ですらそうなのですから、当事者ははらわたが煮えくりかえる気持ちでしょう。

ツバツバツバツバツバ!(絵・霜月けい)

ツバツバツバツバツバ!(絵・霜月けい)

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今週も「充実」の女子トークと戦国一の無責任男官兵衛

国替え前には視聴者にとっての試練、あるいはトイレタイムとなる光や糸によるご婦人コントです。

宇都宮一族との対立をメインに据えればよいものを、今週は播磨に残ることを選んだ侍女・お福と光の会話になぜか時間をかけます。この二人の交流が今まであればまだ納得できますが、年長のモブ侍女が突然なくてはならぬ存在のようにクローズアップされても、まったくの蛇足にしか見えません。せめてこの会話劇がおもしろければまだわかりますが、安っぽくどこかで見たようなメロドラマに過ぎません。一体何をしたいのでしょうか。

ご婦人コントの合間に、宇都宮鎮房が案の定ガチ切れします。それに対する官兵衛の唾ぺっぺ説得は「だって関白の命令なんだから仕方ねえだろうよ!」と、完全にチンピラなのです。唾も汚いけど言うことも汚い、さすが官兵衛汚い。

しかもこのあと、秀吉に「宇都宮一族はどうだ」と聞かれたら「じっくり説得すれば何とかなるんじゃないスかあ」と無責任な発言。本当に官兵衛が最悪の無責任男で、史実をねじ曲げてでも酷い目に遭って欲しいと思ってしまうのですが……。

謀略?策略?そんなもん軍師に必要ねぇ!脅せばいいんだよ!脅せば!(霜月けい)

謀略?策略?そんなもん軍師に必要ねぇ!脅せばいいんだよ!脅せば!(霜月けい)

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新定番秀吉の「ハァハァ」

試練はまだまだ続き、脂ぎった欲情顔秀吉と棒読み茶々によるどうしようもない場面が入ります。せめて秀吉には「ハァハァ」という声だけはやめて欲しいところです。不気味です。

びしょうじょ、たまらん!(霜月けい・絵)

びしょうじょ、たまらん!(霜月けい・絵)

不快感試練はここで終わるほど甘くはなく、バテレン追放令について抗議するおねと秀吉のコントパートです。おねが常に官兵衛を贔屓する展開もわざとらしくていい加減にして欲しいのですが、この二人の演技のくどさ、大仰なBGMがあいまってベーコンの塊に溶かしバターをぶっかけたアメリカンダイナーの一品の如きギトギトさがつらくなってきます。家康と秀吉の場面もパルムに溶かしバターをぶっかけたようなくどさです。竹中秀吉は悪ノリし過ぎではないでしょうか。

マイルドヤンキー路線へひた走る官兵衛、さすがNHKさん世相をわかっていらっしゃる(棒

今週も時間を三十分以上無駄にしてから、宇都宮鎮房による一揆が出てきました。長政はビッグウェーブに乗るしかないとばかりに鎮圧にノリノリですが、官兵衛がチンピラ口調で長政にガンを飛ばし、ひとまず黙らせます。

でも一体この官兵衛は何故こんなに偉そうなのでしょうか? 史実では黒田家による領地での厳しい施策が一揆の一因とされています。ドラマだけを見ていても、守れない口約束を大いばりで宇都宮鎮房にし、まともに秀吉と交渉した様子もなく「そのうち放っとけば宇都宮も何とかなるだろう」と放置した官兵衛の責任は重大です。長政を短気な愚か者として描くことで、宇都宮一族に関して官兵衛は罪がないということにしたいのでしょうか。

とりあえず来週どこまで官兵衛を黒くできるかは気になるところです。極力光や糸の出番は少なめに、このあたりが描かれることを期待します。

武者震之助・記

霜月けい・絵

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つづき

 




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