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【軍師官兵衛感想マンガ】46話「家康動く」前田利家初出場!来週死亡だろと思ったらまさかの展開!

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こんばんは、武者震之助です。第四十六回「家康動く」です。家康が動くのは結構だと思います。ただ、あの邪気眼演出はもう勘弁な。

目覚めた家康?(霜月けい・絵)

目覚めた家康?(霜月けい・絵)

朝鮮出兵で疲弊した武将たちよ!私もあなたの気持ちが分かる!

今週は朝鮮出兵からの帰還より始まります。疲弊しきった将兵たちが映りますが、私もいい加減このドラマの駄目さ加減に疲弊しきっておりまする。ドラマの朝鮮出兵は終わりましたが、このドラマという苦行はまだ続くわけです……。

帰って来た黒田君臣が何をするのか?

「三成マジむかつく」

「三成死ねマジ死ね」

はい、三成の悪口入りました。黒田家臣だけではなく、小西行長もこのあたりで「七年間戦ったのに何も得られぬ戦だった」と言いますが、私は「十一ヶ月ほど見続けたが、何も得られぬドラマだった」と言いたいです。このあとに続く黒田家臣団のおしゃべりタイムといい、武将が陰口と愚痴と説明台詞ばかりをしているこのドラマ特有のヌルいダラダラタイムが続きます。場面が変わったところで徳川家臣団のダベりタイムです。

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糸そのまま退場してくれないか

ダベりタイムがやっと終わったと思うと、長政とその娘・菊の対面タイムになります。重要な場面はことごとく削っても、我が子を抱いて「かわいいのう〜」と言う場面だけは絶対に死守するこのドラマの本領発揮ですな。と、ここで長政がよせばいいのに、菊は熊之助の生まれ変わりのようだと言ってしまいます。糸はそこでショックを受けて退場します。もう戻って来なくていいけどな。

団らんのあとは、朝鮮での行動を処断されそうになった長政らが、三成が俺たちを貶めようとしているとねちねちと言い出します。ここで家康が「このような理不尽黙っておれぬ」と言いますが、私は「このような理不尽展開ばかりのドラマ、もはや黙っておれぬ」と言いたいです。

次の場面では、唐突に前田利家が!

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茶々、北政所、秀頼、家康と一緒に、突如、大坂城に現れた前田利家さん/絵・霜月けい

ついに! 出ました! 賤ヶ岳でもスルー、今までもずっとスルー、どこにいたんだ利家! そして咳き込んでいるぞ利家! このあと如水に何かを託して死ぬんだな、そんなこととっくにこちらもお見通しだ! 死ぬ間際に滑り込むように出て如水に感謝して死ぬ大物枠に絶対入ると思っていた! こんにちはそしてさらば利家、どうせ今週か来週には死ぬんでしょ?

長政の松坂桃李の演技はなかなかいい。次回作に期待

利家が予想通りの出場(そしておそらく退場)し、北政所と淀がワンパターン演技を披露したあと、いきなり展開がワープし、三成による家康殺害計画が発覚します。ここでほぼモブ程度の存在感しかない黒田家臣団がみんなで説明タイムを始め、さらにこのあと三成の側近どもが「家康が勝手に大名間で婚姻をすすめているぞ!」と説明してくれます。

本当に台詞劇だけになっておりますな。このあとも台詞だけで押し切って、いきなり家康と三成が一触即発になっております。本編なのに総集編を見ているようなダイジェスト感がすごい!

こんな中、見直したのが黒田長政を演じる松坂桃李さんの演技です。正直に言ってしまいますと、発声や表情の作り方が如水より重々しくて上手なんですね。こんな脚本演出で本当に気の毒ですが、まともなスタッフの年に大河再挑戦をして欲しいと思いました。

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男子を産めずに凹む糸と困り果てる長政。ネタばらしをしますと、この後、2人は離婚して、後妻には家康の養女となった栄姫さんが来ます/絵・霜月けい

家康と三成の争いが激化する中、利家は死ぬ前のノルマ「如水と話し合って褒め殺す」タイムに挑みます。如水はドヤ顔で「おまえもう死ぬぜ……だから天下人にはなれねえぜ」と語るわけです。

知ってた。

如水と対面して語る大物は今までさんざん死んでいたからそんなん知ってた!
で、この死の宣告タイムがなぜか「流石は如水殿、戦の種を摘み取りました」ということに本作ではなるようです。太兵衛なんかうっとりと「殿が天下人になれるのになあ」とあきれたことを言い出す始末。こんなパシリも満足に出来ないクロカンに天下とかないから。

一方で北政所は「秀頼はまだ子供だから豊臣はもうオワコン。ふさわしい人が天下取ればいいんじゃないの?」とものすごく外道なことをさわやかな笑顔で言います。天下泰平を望む心優しい婦人として描きたいのでしょうが、ただの無責任にしか見えません。

今週唐突に出てくる新キャラは、利家一人ではありませんでした。家康の姪にあたる栄姫が唐突に出てきますが、ツンデレのツンツンをしていないだけかなりマシに見えます。この栄姫がこれまた唐突に家康の養女となるようです。

このあと、これまた唐突にツンデレヒロイン糸が壊れ出します。どうやら女児しか産めないこと、熊之助を止められなかったことで壊れてしまった様子。この心情をこれまたばーっと棒読み早口で説明するのですが、長台詞をやっとやっと覚えた感がわかってしまうのはいかがなものでしょうか。

まさかの前田利家、1週目であぼーんでした。如水の毒はパワーアップしているな

で、この直後、利家死亡。まあ史実はさておき、本作でのノルマ「死の直前に如水をベタ褒め」をクリアしたので、心置きなく死ねましたね。

利家が死んだと思ったら、これまた唐突に長政ら七将が三成を襲撃。すさまじいダイジェスト感です。三成は家康が自分を庇うだろうと計算済みだったためか、なぜかうれしそうに笑っているのですが、助かったところでこんな馬鹿笑いしていてよい状況とも思えませんが。

唐突さとダイジェスト感で押してきた今週ですが、最後は家康と如水の会談を入れてくるようです。大物なのに如水とマンツーマン会談しても死なない秀吉と家康って、やっぱり傑物ですね。利家は一回話しただけで毒気にあてられて死にましたもんね。それにしても如水、「若い者は血の気が多い」とか何とか言いますが、まったく彼自身に加齢を感じさせない口調なのはどうしたものでしょう。序盤に信長の前で偉そうな口調でプレゼンしていた頃と変わらないじゃないですか。まだ長政の方が加齢を感じさせる演技なのですが。

そして今週の最後は、如水筆頭にまるで老けないチンピラ黒田家臣団が、何やら唐突に、かっこつけてオープニングテーマを流しながら、「俺たち天下を狙うぜ」宣言をします……アップになった如水がここでひきつった笑顔を見せ終わるわけですが、この笑顔が「こう脚本に書いてあるけど俺が天下狙うとかどうよ?」と視聴者に語りかけているようで悲しくなりました……。

このドラマ、ただの駄作というだけではなく、部屋の片付けをしていたら中学時代に書いたファンタジー小説のノートが出てきた時のような、そんな切ないこっぱずかしさまで体験させてくれますね。今週のラストは、あまりの中二病っぷりに身もだえ、机につっぷしてうめいてしまうほどでした。なんだろう、この神経をオーバーキルするような感覚は。

もうやめて! このドラマを見ている私のライフはゼロよ!!

武者震之助・記

霜月けい・絵

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