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信長のビジネス本書評

知識の天下人お二方「僕らが毎日やっている最強の読み方」書評【もしも信長がビジネス本を書評したら】

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本能寺の変からタイムスリップして現代にやってきた天下を狙う男、織田信長である。今回も面白いビジネス本を紹介するぞ。とりわけこの本「僕らが毎日やっている最強の読み方」(東洋経済新報社、2016年12月刊行)は歴史の勉強にも役立つ内容でおすすめの1冊じゃ。

日本で今情報通といえば、やはりこの2人、ジャーナリストの池上彰氏と作家の佐藤優氏。その二人がその情報収集の極意をあますところなくさらしてくれるというのだから買うしかなかろう。

ざっくり言うと、まずは新聞で日々のニュースを知り、興味深いテーマについては書籍で深堀りして身に着ける。さらにその間を雑誌で埋めつつ、ベースとなる教養や知識は教科書からもう一度学び直すということになろうか。順番に気になったところをメモしていくぞ。

新聞離れといわれているが、なにはともあれ、新聞がベース。新聞でなにが起きているか「知り」、書籍で「理解」する。自分に合う1紙を定期購読して、論調の違う2紙目をキオスクなどで買うということじゃ。

佐藤「まず基本となるのは新聞です。意外と軽視されがちですが、新聞が「世の中を知る」ための基本かつ最良のツールであることは、今も昔も変わりません」

佐藤「いまでも政治、経済、文化エリートで新聞を読まない人はいないはずです。軽い世間話であっても、ニュースについて何らかの見解を求められて会話が続かなければ、「その程度のやつだ」とあっさり見限られますから。今後、いくら新聞の購読者数が減っても、この傾向は変わらないはずです。」

佐藤 「地方紙に目を通すもうひとつのメリットは、通信社のニュースをカバーできることです。(略)日本では全国紙だけを読んでいると、通信社の重要なニュースを見逃してしまう可能性があります」

雑誌の選び方 よみたい記事が2つ以上あれば、即買う。

ネットの無料情報を見るくらいなら、Dマガジン(月400円)で200誌近くが読み放題。お金と手間暇をかけた雑誌を読んだほうが役に立つ。

ネットは情報上級者のもの。

池上さんが一番見るサイトはNHKオンライン。ニュースを生で通しで見なくてもよくなる。

調べ物はネット検索よりも、辞書・事典サイトのジャパンナレッジ(有料)が効率的。

池上 先日、東京大学で講義をしたとき、同行したテレビ局プロデューサーが面白いことに気付いたんです。「歩きスマホをしている東大生をひとりも見ない」と。名前は出しませんが、ある大学へ行ったときは、ほどんどの学生が歩きスマホをしていたそうです(略)

佐藤 そういうメリハリのついた使い方ができないと、一流の大学には合格しないんですよ。これは学習論というより、家庭でのしつけの問題になりますが。

池上 そういうことですよね。歩きスマホは、学生だけでなくビジネスパーソンにも多いので、身に覚えのある人は注意してほしいですね。

書籍については

佐藤 「基礎知識は書籍でしか身に着かない」というのが原則だと私も思います」

佐藤 「読書術や勉強法の相談をよく受けるのですが、「熱心に勉強しているのに効率が悪い」と感じている人の多くは、じつは学生時代学んでいるはずの基礎知識が部分的に抜け落ちているようです。中学・高校レベルの知識、とくに歴史と数学があやしい」

うむ。歴史はしっておかんとな。それにはなんといっても古典じゃぞ。わしら戦国武将も子どものころから古典は丸暗記というくらいに勉強したもんじゃよ。てか、古典しかなかったからなガハハ

とはいえ、古典を学ぶのはなんだかおっくうよの。こんなコツを教えてくれておるぞ。

佐藤 「基礎知識を身につけるには、古典作品を上手に読みこなすことも重要です。古典を読むコツは、「興味のある分野のニュースと絡める」こと。たとえば少し前の話ですが、捕鯨問題がニュースになったときは、メルヴィルの「白鯨」を読みました。

佐藤 「ビジネスパーソンにぜひ手にとってほしいのは、「公民」と「歴史」、それから「国語」と「英語」の教科書です」

歴史の学び方はぜひとも紹介しておかんとな。歴史サイトじゃしの。

佐藤 「歴史に関しては、池上さんも私も「世界史A」「日本史A」で学び直すことを推奨しています。(略)私は世界史の教科書を4年に一度は買い替えています」

池上 「世界史B」「日本史B」は難関大学の受験を視野に入れていますから、説明が細かく、難しくなりがちです。

 

池上 歴史を身近に感じるコツとしては、旅行で行ってみたいところや出張で行く場所のことを、観光ガイドのようなもので調べてみるのもいいと思います。(略)現在の情報と並行して歴史を調べていくと、より幅のある知識になりますよね。

ただしのぉ、わしもよく小説の主役になるんだが、歴史小説で学ぶことについては注意が必要だぞ。

佐藤 経営者が愛読書としてよくあげる司馬遼太郎の「坂の上の雲」には、明石元二郎陸軍大佐とレーニンが面識があったように書かれています。しかしその文献的な根拠は、明石本人が書いた『落花流水』しかなく、史実と勘違いして鵜呑みにすると大変危険です。歴史小説はあくまで「娯楽」として読むべきで、それで歴史を学ぶのは厳禁です。

本を読むのは時間がかかるよの。ここでは速読法も解説されているが、それは239ページに図でまとめられているので、買ったときに読んでもらうとして、時間の確保が問題よの。みんな忙しい忙しい言っているものなぁ。

池上 毎日4時間を確保するのはなかなか大変ではないですか?

佐藤 「ネット断ち」と「酒断ち」の2つがポイントですね。(略)極論を言えば「酒を飲むのは人生の無駄だ」と私は思っています。

池上 私も、よく「どうしてそんなに本が読めるんですか?」と聞かれますが、「下戸で酒が飲めないからです」と答えると、大半の人は納得してくれます」

酒断ち、、、むむむ、であるか。

佐藤「やはり「1日にこれだけ本を読もう」と目標を決めておいたほうが実現しやすいですね。あとはしつこいようですが、「ネット断ち」が重要です。」

ネットゲーム、、、、楽しくてのぉ、であるか。ただ、佐藤氏は、ネット有料サービス「スタディサプリ」で通史を勉強することもおすすめしておる。これならスマホ依存症のみなさんやわしにもいいかもしれんな。ゲームのかわりにスタディサプリやるかの。結局、無料よりも有料のほうが役立つということじゃな。ぶっちゃけると。

最近はやりのフェイクニュース対策も面白い切り口を紹介しておるぞ。

池上「だまされない訓練という意味なら、良質なミステリー小説を読むのがおすすめです」

とのことじゃ。

どんな本かというと、

池上氏は、ジョンルカレの「寒い国から帰ってきたスパイ」「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」。国内では横山秀夫「半落ち」「陰の季節」、そして松本清張をあげた。

佐藤氏は、歴史ミステリーのダンブラウンの「ダヴィンチコード」「インフェルノ」。やはり、松本清張の「黒い手帖」をあげておる。

そうそう、わしの興味といえばもちろん軍事。今は刀ももっていないがな。

池上 軍事研究関連でビジネスパーソンにすすめるなら、雑誌ではなく書籍になりますが、有名な『失敗の本質』はやはりおすすめです。あれを読むと、日本の組織というのは昔も今もまったく変わらない、つまり陸軍海軍が現代の官僚や役所と同じだったことがよくわかります。

佐藤 続編の『組織の不条理』もあわせて読むといいですよね。結局、組織というのは、抜本的な改革はできないことがわかります。

まったくもってそうじゃ。わしが既存の組織にどれだけ抵抗されたことか。戦前どころか、400年前と日本はかわっていないのじゃな。それなのに繁栄している日本ってかなりすごいとも思うがの。

引用部分を見てもらうとわかるじゃろうが、この本での圧倒的な存在感は佐藤氏じゃ。池上氏はほとんど司会者となっている。それだけ佐藤氏のインプット法は凄みを感じるほどであるということなのじゃろう。

2人の会話で進むので、さらりと読み通すことができる。全部まるまる採用するのではなく、できそうなところを1つでも2つでも吸収できれば、十分に本の値段分は回収できることは請け合いじゃ。天下を狙わない諸君にも、おすすめじゃぞ。

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1位 西郷隆盛49年の生涯!


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