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まんが神詠み國詠み

身を犠牲にしてお姫様にふさわしい夫を試す白ウサギに涙せよ!【マンガ古事記「神詠み國詠み」第7回】 

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今回は出雲神話の因幡の白ウサギ!

因幡とは鳥取県のこと、百人乗っても大丈夫なプレハブじゃないよ。

古事記7回1page

古事記7回2page

有名な昔話の「因幡の白ウサギ」は、古事記の出雲神話です。
ストーリーはこんな感じですが、覚えてました?

若き日の大国主(彼はいくつもの名前を持っていて白ウサギの時は「オホナムヂ」)と80人の兄たち(厳密には神様なので80柱と数えます)が因幡(古事記では稲羽)に、ものすごい美しい姫がいる、ということで、いそいそとみんなで求婚しにいきます。
兄たちはなぜか末弟の大国主をいじめていて、荷物をすべて持たせて先にどんどん行ってしまいます。

大国主は因幡の気多の岬にただりつくと、肌が真っ赤にずるむけになって泣いているウサギと会いました。「どうしたの?」と聞くと、隠岐(鳥取や島根県の沖合ですね)から因幡へ海をわたろうと海のサメ(ワニ)をだまそうとしました。

ウサギ「よう、ワニさん。ウサギとワニのどっちが数が多いか比べてみないかい?俺が数えてやるよ、だから全員並んでみて」
サメ「OK~。一族集合」

すると、サメは隠岐の島から鳥取の海岸までずらーっと一列に整列しました。ウサギは「一つ、二つ、三つ…」と数えながらサメの背中をぴょんぴょん飛んでいきます。こうして、海岸にあと一歩にきたところでウサギは失言します。

ウサギ「く、く、く、サメってアホやね。俺にだまされたんだよ」
サメ1「なに!!!!!捕まえろ!」
サメ2「ラジャー」

ウサギはサメにつかまるとガブッと皮をはがされてしまいました。白ウサギから赤ウサギへ。。。まあ、それで済んでよかったんではないかという意見もありますけど。

そこへ兄の神々が通りかかって、皮をはがされ真っ赤な肌になったウサギを見ると、「海の水を浴びてから山にのぼって風にあたるといいよ」とアドバイスをしてくれました。
サメを騙す知恵がありながら、なんでこんなことに騙されるのか疑問ですが、ウサギは素直に試してみたところ、塩が傷痕に染みてさらに痛さが増して、のたうちまわることになったのです。

そんなときに来たのがオホナムヂこと大国主さん。
大国主さんは日頃いじめられているからか知りませんが、弱った人(動物か)にやさしく、すぐに真水で洗い、止血作用のある蒲の穂を集めてベッドにして寝てなさいと、正しいアドバイスをしました。

みるみるよくなった白ウサギさん。
「おまえさん、きっと姫様と結婚できるよ」と感謝の予言をしてくれます。
こうして大国主は兄たちに遅れて、お姫様のもとに着くのですが、白ウサギの予言どおり、彼女は大国主を選ぶのです。

白ウサギは実際には騙されたのではなく、大国主や兄たちを「だまして」その人柄を見る試験官だったのかもしれませんね~。

恵美嘉樹・文
細田雪華・漫画

つづき

 
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