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天孫降臨!なんでアマテラスの息子でなくて孫が天下ったのか【マンガ古事記「神詠み國詠み」第12回】

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天孫降臨という言葉はみなさんもご存じですよね。役人が民間企業に再就職する「天下り」なんて言葉もこれが原点です。
でも、戦後世代で、神話好き、歴史好きでない人は意外と天孫降臨の話を知らない人も多いようです。

高天の原(たかまのはら)を支配する天皇家のご先祖、アマテラス大神は、出雲の大国主が繁栄させた下界(芦原の中つ国)を天から見下ろして、「あの国、ほしい」と言ったのが前回のお話です。もちろん出雲側の抵抗もありながら最後は、出雲大社を作ることで国譲りをすることになります。

さて、土地所有権を手にしたアマテラスさまですが、ご本人は太陽神でもありますので、降りていくわけにはいきません。
そこで天下りを指名されたのが、アマテラスの孫、つまり「天孫」のニニギだったのです。

ニニギは、名前もっと長いです。

アメニキシクニニキシアマツヒコヒコホノニニギ

ほとんどが美称ですね。アメニキシは「天を和らげる」、クニニキシは「国を和らげる」、アマツヒコは「天の御子」、ヒコホノニニギは「すばらしいにぎわい」(以上、三浦祐之『口語訳古事記』での解釈)。

ただ、最初は孫が降りていく予定ではなかったのです。
当初は、アマテラスは、息子のオシホミミを天下りさせる計画でした。ところが、オシホミミは「天下る準備をしていたのですがちょうど息子が生まれてしまいました。なのでこの子を下すといいと思います」と言い、息子に権利を譲ってしまいました。

やっぱり神様も住み心地のよい場所にいたいんですかね。どうも「押し付けた」ように感じます。
実際、神様にとっては不安のある道のりのようでした。
ニニギが降りていこうとすると、先になにか怪しい光を放つ神様がいる、それで降りていけない。
心配になって、アメノウズメに「ちょっとお前、見てきて」というのですが、アメノウズメは女神ですよね。か弱い女神を先にいかせるなんて、なんだかなぁと、現代人なら思うかもしれませんね。
ともかく、アメノウズメが見に行くと、そこにいたのは旅の神様として知られる猿田彦でした。猿田彦はわざわざニニギの先導をするために待っていたんですね。いい人でした笑

こうして、ニニギは、アメノウズメをはじめ、アマテラスを天の岩屋戸から引きずり戻すときに活躍した5人(柱)をお供に、猿田彦の先導で天下っていきました。
この際に、アマテラスからニニギに贈られたのが、いわゆる三種の神器(八坂の勾玉、鏡、スサノオが姉に献上した草薙の剣)です。

なお、草薙の剣は、のちになってヤマトタケルが草をないだことから改名された(日本書紀の一説)ことから、天下り当時は、スサノオがヤマタノオロチのしっぽから取り出した天叢雲剣<あめのむらくものつるぎ>と呼ばれていたのでしょう。

古事記12-1

古事記12-2

古事記12-3

 

恵美嘉樹・文
細田雪華・マンガ(愛媛県在住)

 

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