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まんが神詠み國詠み

日本書紀で隠蔽されたヤマトタケルのだまし討ち事件で左遷【マンガ古事記「神詠み國詠み」33回】

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古事記と日本書紀は、同じような頃に編纂された歴史書で「記紀」とひとくくりにされていますが、大きくその性質が異なります。
ひとことで言うと、日本書紀は政府公式の歴史書なので天皇や皇族(ヤマトタケルも)「品行方正」。
一方で古事記で出てくる天皇も皇族も、性格にも奔放、時には残虐と「人間らしい」。
その差が最も現れているのが、ヤマトタケルでしょう。

特に今回のマンガで出てくる出雲征伐は、熊襲征伐(これも女装しての暗殺という手段ながら)と比べると、一度、同盟関係を結んでおきながら後ろから切りつけるという、現代の感覚ならば人間的・政治的にも非常に倫理性のない人物として描かれています。
なんでも現代の感覚で歴史を見たらいけないとは思いますが、8世紀初頭に日本書紀を編纂した官僚たちも「このヤマトタケルのエピソードはやばい」と考えたのでしょう。出雲タケルの話は日本書紀にはいっさい省かれています。

こんな危ないヤマトタケルなので、熊襲、出雲と征伐して、都に帰ってきても、父の景行天皇からやっかい払いを兼ねて東日本の征伐を命じられますが、読者にとってはかわいそうなヤマトタケルと同情するよりも、これから東日本の各地で起こるであろう残虐行為を想像して、名も残らない地元の豪族たちの運命に同情してしまいます。

マンガ古事記33回1page

マンガ古事記33回2page

恵美嘉樹・文

細田雪華・マンガ

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