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長宗我部元親が阿波の十河存保を撃破! ついに四国を完全平定す【戦国boogie-woogie vol.79】

更新日:

 

1582年に起きた本能寺の変は、畿内と周辺の軍事・政治環境をガラリと一変させた。
織田家内での権力争いは、清州会議によってひとまず決着。
三法師の後見人となった豊臣秀吉と、お市を嫁に迎えた柴田勝家で家中は二分されたまま奇妙なバランスを保つ。
一方、畿内の喉元にあり、一歩間違えれば大坂・京都などの中枢に影響を与えかねない四国の事情は決して看過することができない。
四国の覇者・長宗我部元親は、いかに動くのか?
一時は織田信長と袂を分かち、独立独歩の旗幟を鮮明とさせていた、彼ら四国勢をチェ~~~~キラッ!

 

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毛抜で一本ずつ抜き血だらけになる地獄の所業

20150829アニィたかはしさん4コマ漫画1
◆織田家(明智家)とよしみを通じ、一時は、四国の大部分を自国の領土とした長宗我部元親。
しかし、信長から突然発せられた「長宗我部は土佐だけね」指令によって、同家は織田家と交戦状態に陥ってしまいます。
この一件、どう考えても元親との約束を勝手に反故にした信長さんの方が悪い。でも、権力者にとって、んなこたぁ関係ない。
てなわけで一触即発だった織田・長宗我部ですが、1582年の本能寺の変によって全てがガラリと変わってしまいました。
四国で生き残っている、わずかな非・長宗我部勢であるのは十河・三好軍団ぐらいのものでして……。

 

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元親が~勝瑞城に~クル━(゚∀゚)━!

20150829アニィたかはしさん4コマ漫画2
◆本能寺の変後、四国を完全統一させるため、元親はすぐに進軍。阿波の勝瑞城を取り囲みます。
追い込まれたのは十河存保など、いわゆる三好一派。彼らの後ろ盾は豊臣秀吉です。
四国と畿内の玄関口にも当たる同地域は、秀吉としても簡単に引くことの出来ぬ要衝でした。
ちなみに、チョンマゲの下にある禿げた部分を月代(さかやき)と言います。
かつては君主への忠誠を誓うため、髪の毛を一本ずつ毛抜で抜き、頭部は血だらけになったという地獄の所業でしたが、戦国期から剃髪が主流となりました。
鉄砲の増加により兜が頭部全体を覆うようになり、頭髪が生えたままだと邪魔で蒸せるという理由からと考えられております。さすが戦国期になると、実務的な理由から採用されていたんすな。

 

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雑賀鉄砲隊が四国にもやってきた YAH! YAH! YAH!

20150829アニィたかはしさん4コマ漫画3
◆鉄砲傭兵部隊の雑賀軍団と、長宗我部家。
一見、何の繋がりもないように見える両者ですが、実は海上権益がらみで昔から付き合いが深かったという話もあります。和歌山と四国は、海を隔ててお隣ですし、昔は今より海運の利用度が高かったので、傭兵業盛んな雑賀にとっては生命線でもあったワケですな。
雑賀の有名な活躍舞台と言えば大坂・石山本願寺。されど日常的には四国とも付き合いがあったと考える方が自然でしょう。
関東で言えば木更津と東京を結ぶ船みたいなイメージでしょうか。

 

鬼若子 ついに四国を完全平定! その頃、雑賀衆は……

20150829アニィたかはしさん4コマ漫画4
◆長宗我部元親という傑物を前にして、しばらく粘った十河一派でしたが、1584年、ついに陥落してしまいます。
元親はついに四国を完全統一。しかし、それは同時に豊臣秀吉に正面から喧嘩を売っていることにもなり、戦いは当然これでは終わりません。
というか、これが後の九州征伐での悲劇(仙石秀久の大失態)にもつながるのですが、それはまた後ほど……。

 

(来週へ続く)

漫画・アニィたかはし
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