末森城の戦いとKAZUMASUの不穏 そして新たな軋轢が生まれた!? 【戦国boogie-woogie vol.94】

 

家康との決戦を目論む秀吉は、滝川一益を小牧長久手の戦いに引きずり込み、大軍による雌雄を決しようとしていた。
しかし、家康の電光石火の行軍により、一益のいる蟹江城は陥落。戦線はまた停滞しはじめる。
次に戦局を動かすのは誰か?
尾張の戦場に倦怠感が漂う……というそのとき北陸では新たな衝突が今まさに起きようとしていた。

 

【毎週土曜日連載】 過去の連載全話を最初から読む

「このノリ、付いてけない!」不幸は古今東西同じ也

20151212アニィたかはしさん4コマ漫画1
◆「付属上がり」という言葉をご存知でしょうか?
私立大学の付属高校から上がってきた大学生たちのことで、総じて遊び人が多く、受験で入ってきた「外部生」はそのノリに付いていけない――都内の名門大学でも度々そんな現象が見られます。
そういう意味で、三河の武士団はスタイリッシュではないけれど、外部の人たちが付き合いづらい泥臭さみたいなものを感じますよねー。松平、水野、本多、酒井、井伊あたりの一門以外は誰も入っていけない、みたいな。
それに違和感を覚えていたのが、後に秀吉の元へ出奔する石川数正さんでした……。

 

KAZUMASA 本音を聞かせろや

20151212アニィたかはしさん4コマ漫画2
◆三河で生まれた石川数正は家康の人質時代から仕えてきたと言います。
姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦い……と徳川家の主要な合戦にも参戦した、まさに古参中の古参。その信頼も並々ならぬものがあったハズです。
だからこそ、家康を盲信しない冷静さも持ちあわせていたのかもしれません。涙を流して長男・信康の介錯人を辞した服部半蔵とは、ちょっと質が違うといいましょうか……。
徳川家臣団、ほんと不思議ですw

 

その頃、北陸では佐々成政が蜂起!

20151212アニィたかはしさん4コマ漫画3
◆家康と秀吉が尾張で地味~にジリジリしていた頃、北陸地方では大きな一戦が始まろうとしておりました。
原哲夫先生『花の慶次』で一躍有名になった「末森城の戦い」です。
秀吉方の前田利家に対抗すべく佐々成政が立ち上がり、城兵約1,500の末森城へ15,000の大軍で攻め込みました。

 

前田慶次は2人いた説もあり……

20151212アニィたかはしさん4コマ漫画4
◆実は、前田慶次には「2人いた」説があります。
文化・芸術に優れた経歴を残した慶次と、武芸に秀でた慶次。要は、初代・2代目が同じ名を名乗り、それならお墓が2つある不思議も解消するというワケですが、それでも慶次の功績って怪しいんですよね。原先生のイメージがデカすぎて。
ともかく末森城は守り切った利家でした。まつに叱られずにすみそうですw

 

(来週へ続く)

漫画・アニィたかはし
【毎週土曜日連載】 ほかの連載全話を最初から読む

 

戦国ブギウギの書籍版です!


やっぱり天才!?
織田信長【入門編】
桶狭間から本能寺までの49年を最新解説!





関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本史受験の参考書!

「日本史オモシロ参考書vol.1」
著:長月七紀

井伊直弼って本当は悪い人じゃない!?
織田信長の前にも幾度か攻め込まれている、暴れん坊の比叡山延暦寺。

などなど日本史受験と関係のある人物・事柄のトホホな話を一冊の参考書としてマトメてみました!

価格250円※Kindle読み放題対応

書籍情報『戦国診察室』

アマゾンの戦国本ランキングで1位(一時)になった書籍『戦国診察室 お館様も忍びの衆も歴女医が診てあげる♪』
戦国診察室帯アリ450
税込価格1,728円(現在アマゾンでは各小売店様のプレミア価格で発売されてます)

配信先

武将ジャパンでは下記サイトへの記事配信を行っております。

日刊SPA!

シミルボン

facebook

本郷和人歴史キュレーション

東大の歴史研究第一人者、本郷和人教授が登場! 最先端の歴史を堪能しましょう

hongokazutoeye

コミック版『戦国ブギウギ』

当サイトで連載中の『戦国boogie-woogie』(アニィたかはし)がコミックで販売されます!!! 戦国ブギウギ表紙イメージB
ページ上部へ戻る