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オモシロ歴史おじ散歩

真田幸村最期の地・安居神社で見たものは……大阪の許さんと行く!オモシロ歴史おじ散歩

更新日:

 

【編集部より】

当連載は、全国各地でご活躍されているオモシロ歴史おじさんと一緒にスポットを巡る漫画紀行文です。
各地の城跡やお寺、人気武将の足跡など。
歴女の目線とおじさんの主張と絡めていささかカオスな世界をどうぞご堪能ください。

そして皆さんも機会がありましたら、ぜひとも歴史おじさんをお尋ねください。きっと、一筋縄ではいかない楽しい旅になること間違い無し。

本日は大阪天王寺の許(きょ)さん編、第4回をお送りいたします!

 

【本文ここから】

ユルユルと歴史おじさんと散歩しながら、各地のスポットを巡る「歴史おじ散歩」。
前回から天王寺ボランティアガイドの許さんに「真田丸を巡る歴史ツアー」を敢行いただいており、

第1回目は旧黒田門、堀越神社
歴史おじ散歩旧黒田藩蔵屋敷長屋門

第2回目は統国寺、茶臼山
歴史おじ散歩ph2-7

第3回目は一心寺
歴史おじ散歩6

と歩きました。

そして今回(第4回目)は、THE・真田丸!な場所である安居神社。あの信繁が最後に討たれた場所として有名な神社です。
実は安居神社は、前回ご報告させていただいた一心寺とは目と鼻の先の距離でして、その道中も許さんはシッカリ大阪の説明をしてくれました。
例えばこの逢坂の看板。

歴史おじ散歩逢坂の看板

百人一首などでおなじみ「逢坂はこの坂」だったのですね。
看板をシッカリ読むと聖徳太子と物部守屋という古代のビッグネームまで登場するではないですか。まぁ、言い伝えですから真偽はわかりませんが歴史の重みは感じられます。
ただの広い道路かと思えば、すごい歴史があったもんだ。

歴史おじ散歩逢坂の看板2

少し予定より押していたので、許さんによる説明もここでは手薄。
「天王寺七坂のひとつですごいんやでー。で、そこ、読んどいてな」

天王寺区松屋町筋終点、いわゆる合法ヶ辻から東へ上がって四天王寺西門に至る坂道である。逢坂は、逢坂の関になぞらえてよんだものとも、他説では聖徳太子と物部守屋の二人が信じる方法を比べ合わせたと言われた「合法四会」(がっぽうがつじ)に近いことにより合坂(おうさか)と名付けられたなどの諸説がある。

以上でした。
まあ、読めばわかる内容ということで……天王寺区のサイト(逢坂)にも掲載されています。

 

さて早足で到着した安居神社。
いきなり「真田幸村戦没地」と書いてあります。
許さんによると、ここが戦没地と決めたのは明治の陸軍とのこと。
戦没してから相当な年数が経過していたことに驚きました。

歴史おじ散歩第4回1

許さん的には安居神社の見どころは、氏子の一人が「大丸さん」という点なんだそうで。老舗デパートを誇りに思う気持ちが感じられます。
溢れ出る大阪愛がすごい! 毎回釘付けで、「真田幸村はどこ行った(笑)」って感じですよね。
こちらにおります、ハイ。

歴史おじ散歩4-3

しかし許さんは言うのです。
「真田幸村の戦没地っていうけど、本来は菅原道真公の神社です。みてみー、このマーク」
なんで一瞬、標準語が入ったのか??? と、心に生じた小さなモヤモヤを払拭できないまま、許さんは真田幸村の銅像前で、ほんの数秒だけ立ち止まり、再び境内を歩き始めました。
幸村像、かわいそう……(´・ω・`)

許さんのオススメは境内の中にある、もう一つの鳥居近くの石碑の文字。

歴史おじ散歩4-4

お気づきになられたでしょうか? 昭和の「和」の字が逆字になっているんです。
にしても、なんでこんなことに?
「昭和9年は大阪に室戸台風が上陸した年。その台風で多数の犠牲者が出てしまったんや。そこで、逆字にすることにより、世の中の平穏を祈ったのではないかと言われてるんやで」
「へーー!!」
思わずテンションの上がる私たち。和の文字が反対とか全然見つけられませんでした。

しかし、それよりもテンション上ったのは、境内で飼われている可愛いネコたち♪

歴史おじ散歩4-5

かわいすぎですね。
この子達は「かんしずめの井戸」あたりで寝ています。

そして許さんの歴史解説はこの「かんしずめの井戸」でも行われます。

歴史おじ散歩4-2

かんしずめの井戸は地下鉄の工事が行われる前までは、きれいな水が湧き出ていたようです。今は猫のお昼寝スポットですが。
許さんの心のように美しいという水……ぜひとも見てみたかったですね。

なお、井戸の隣は社務所。
こちらには、上川隆也さんが真田十勇士を演じた時の絵馬があり、何気に最も「おおっ!!」と驚いた瞬間でした。

 

真田幸村最期の地・安居神社。
戦国ファンにとっては激しく心を揺さぶれるハズの場所にきて学んだことは……。

①大丸さんが氏子の一人であること
②大阪に平和が来てほしいという切なる願いで和を逆字にしたこと
③かんしずめの井戸でネコが寝ていて
④上川隆也さんの絵馬があった

幸村の最期についてはほぼ触れないで終了。いやぁ、ある意味、貴重ですw
次回は、安居神社からもほど近い著名な「四天王寺」です!

 

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漫画:小久ヒロ

関西在住、小心者の漫画家。別名義で女性向けストーリーものを描いてきたが、2015年、自分の性格をネタにしたコミックエッセイ「旅したら豆腐メンタルなおるかな?」(イースト・プレス)を出す。
同ジャンルでは、経済の専門家・神戸孝先生の話をわかりやすく漫画にした「気づいたら貧困層!? お金を武器に!月々3万円から2000万円作る方法教えます」(KADOKAWA)なども。
日本史学系の博物館学芸員資格を持つが、今はほとんど内容を忘れる。最近はドイツ近代史と日本美術史が好き。
一番よくやったアルバイトは発掘作業員(主に遺物整理~図面要員)。

 

文:北村美桂



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Uターン岐阜県民歴6年目。ゆるふわ戦国ブログ「カツイエ.com」の人。
初心者向け&参加型の『名古屋歴史ナイト』 は毎回満席になる人気イベントに成長する。

 

 

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