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オモシロ歴史おじ散歩

有岡城を一周ツアーvol.1 富永商太画伯と巡る、オモシロ歴史おじ散歩

更新日:

武将ジャパンのメインイラストを手がける富永商太氏と……

こんにちは。地域を愛する地元ボランティアガイドさんと一緒に、ゆる~く歴史散歩を楽しむ「オモシロ歴史おじ散歩」。
今回は、兵庫県伊丹市在住の富永商太画伯と「有岡城」を歴史おじ散歩します!

富永画伯とは、他でもありません。武将ジャパンのメインイラストを手がける漫画家&イラストレーターさんで、決して「おじさん」ではありません。若いです。坊主頭がイカついインテリです。
コーナー上仕方なく「おじさん」でくくらせていただきますが、写真をご覧のとおりマスクと帽子のせいで、若干の「イケメン臭」も漂っております。

富永画伯・恥ずかしがって、こんな隠し撮りしかできませんでした

そして今回は、とんでもないお城好き女子「にの」さんも参加してくださって、メンバー全員集合!

早速、れっつごー!かと思ったら、地元のイオンモールでお昼を食べながら、まずはお勉強会が開催されました。
お手製のガイドブックもあり、画伯、真面目過ぎ( ・ิω・ิ)

先にコースだけお知らせしておきましょう。

今回は有岡城跡を一周しながら、猪名野神社、墨染寺、猪名寺跡地、堀の跡、伊丹市立博物館をめぐります。荒木村重さんに思いを馳せて、地元を歩きたい方はご参考にどうぞー。

 

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黒田官兵衛を幽閉したことで有名な「有岡城」

有岡城は兵庫県伊丹市にある城跡で、規模は南北1700メートル&東西800メートル。
日本最古の総構えの遺構を持つ平城です。
本丸のある東側は猪名川低地との間に3~8メートルほどの段丘があり、自然の凹凸を巧みに取り入れた構造となっています。

敵をシッカリと見張れるよう、惣構の北端には「岸ノ砦」、南端に「鵯(ひよどり)塚砦」、西側に「上臈塚(じょうろうづか)砦」を配置。
これらの拠点が築かれたスポットは、城の弱点となるところで、あらかじめ砦で防御を固めておけば、兵の数が少なくても対応できるというメリットもあります。

荒木村重が織田信長に反旗を翻し、10ヶ月も籠城しただけあって、なかなか落ちない城だったことがわかりますね。

では、この城、そもそも最初は誰が作ったのでしょう。
Wikipediaの解説を引用させていただきます。

南北朝時代、摂津国人の伊丹氏によって建築され、文明4年(1472年)には改築され、それまでの伊丹城が日本最古の天守台を持つ平城となった。
しかし、天正2年11月5日(1574年11月18日)、荒木村重によって攻め落とされ、のちに伊丹氏の伊丹城を大改修し、有岡城に改称した。

ふむふむ。もとは、日本最古の天主台を持つ平城であり、それが荒木村重によって攻め落とされて大改修されてから「有岡城」になったんですね。

特徴としては、まちぐるみを城塞化した「惣構え」の城にしたということでしょう。
フツーは小田原城が真っ先にアタマに浮かびますが……。
「当時は北条家など大大名クラスしか惣構えの城は作れなかったのに、大大名でもない荒木村重がこれを作ったのはものすごいこと」
富永画伯もしきりに感心しております。

実際、宣教師のルイス・フロイスも天正5年11月に有岡城を訪れており、「新たに築造せる彼の壮麗な城」と表現しているので、やはり只者じゃなかったのでしょう。
いやぁ、村重さんというと、なんだかマイナスイメージが先行しますけど、武将・大名としての能力は決して低かったワケじゃないんですね。
それどころか築城イノベーションを起こしていたのかもしれません。

そして有岡城は、廃城となった後に酒造業の盛んな町として「伊丹郷町」となり、水運を使って江戸への販売ルートを切り開いたことで、経済発展を果たすのです。

そんな酒蔵の街を利用して、おしゃれなお店などの商店街となっている今。

画伯が残念がっていたのは、昔の酒造所の建物を利用して、某コーヒーチェーンになってしまったこと。

こうして伊丹の歴史が一つ消えてしまうことに、寂しさを隠せない画伯。
さらに画伯がガッカリしているのは、有岡城の惣構の今についてでありまして……。
「経済発展で歴史が軽視された」ことに対する怒りを、画伯が唇を震わせながら語っております。なんでも同城跡は、ガッカリ史跡になってしまったようで……次回は「有岡城史跡公園」を見に行きます!

次週へ続く

*画伯こと富永さんのお仕事、歴史復元画家とはなに?→「富永商太さんに歴史復元画家について聞いてみました」

 

漫画:小久ヒロ
関西在住、小心者の漫画家。別名義で女性向けストーリーものを描いてきたが、2015年、自分の性格をネタにしたコミックエッセイ「旅したら豆腐メンタルなおるかな?」(イースト・プレス)を出す。
同ジャンルでは、経済の専門家・神戸孝先生の話をわかりやすく漫画にした「気づいたら貧困層!? お金を武器に!月々3万円から2000万円作る方法教えます」(KADOKAWA)なども。
日本史学系の博物館学芸員資格を持つが、今はほとんど内容を忘れる。最近はドイツ近代史と日本美術史が好き。
一番よくやったアルバイトは発掘作業員(主に遺物整理~図面要員)。

 

文:北村美桂
Uターン岐阜県民歴6年目。ゆるふわ戦国ブログ「カツイエ.com」の人。
初心者向け&参加型の『名古屋歴史ナイト』 は毎回満席になる人気イベントに成長する。

 

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※過去の歴史おじ散歩はコチラからどうぞー →歴史おじ散歩

 




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