【艦これブログ】第91隻 空母「天城」さんの改造記念に「天城神社」へお参り

この間のイベントでゲットした正規空母「天城」さんをやっとこさ改造。Lv50 に「改装設計図」が必要です。

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ドロップ時には艦載機をまったく積んでなくて、「そこで史実を再現せずとも……」と諸提督の涙を誘った「天城」さんですが、改では

  • 零戦52型丙(六〇一空)
  • 彗星(六〇一空)
  • 天山(六〇一空)
  • 12cm30連装噴進砲

となかなかの充実ぶり。とくに「彗星(六〇一空)」は「彗星一二型甲」よりも、爆装+1、対潜+1、命中+1上回っていて、なかなか実用的です。

やったね! 「天城」ちゃん!!

――というわけで。

これを記念して、伊豆にある「天城神社」へ詣でてきました。艦これ聖地巡礼バイブルの一つとされる『帝国海軍と艦内神社――神々にまもられた日本の海』によると、史実の空母「天城」には「天城神社」が分祀されていたのだそうです。

 

天城神社

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「天城神社」は、東海道の三島宿にある「三島大社」を起点に、天城峠を越えて河津町、下田市へ至る下田街道沿いに位置する集落・湯ヶ島にあります。ここは伊豆半島のちょうど真ん中に当たり、川端康成が『伊豆の踊子』を執筆した温泉があることでも有名です。また、井上靖の出身地でもあります。

 

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電車によるアクセスは悪いので、クルマは必須。下田街道(国道414号)線からちょっと集落に入ると、神社の案内板がたっています。子どもの遊び場になっているのだそうな。

 

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割とこじんまりした神社ですが、趣はあります。

 

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鳥居をくぐるとすぐ右手に立派な忠魂碑が立っていました。書は陸軍大将・鈴木壮六によるもの。鈴木大将は、1920年にアムール川河口・ニコラエフスク(尼港)で発生した赤軍パルチザンによる大規模な住民虐殺事件“尼港事件”などで活躍し、戦後は知己の世話や郷土の三条・新潟県の公共事業推進に尽力したとのこと。

この村からもきっと多くの兵士が出征し、帰らなかったのでしょうね。

 

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その忠魂碑の後ろには、立派なシイノキが立っています。推定樹齢800年のご神木だそうですが、この湯ヶ島でシイタケの人口栽培が発明された際は、原木としても活躍したとのこと。ご神木でキノコ育てるなんて、なかなかにロックですねぇ。

 

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本殿。前掲の『帝国海軍と艦内神社――神々にまもられた日本の海』によると「天城」の写真が奉納されているそうですが、目にすることはできませんでした。

合掌、礼(=人=)

ご祭神は八幡神と大山祇命(おおやまつみのみこと)だそうです。八幡神は応神天皇で、武の神様ですね。大山祇命は日本神話に出てくる山(と海)の神さまです。

 

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この神社でちょっとユニークなのが狛犬。普通は参拝者の方を向いているように思うのですが、この狛犬たちは参拝者ガン無視。二匹揃えてそっぽを向き、首をかしげたような格好です。

実はこの二匹、天城山の方を向いているのだそうで。ちょっとブサイク、失礼、コミカルな顔をしているのが印象的でどことなくかわいいですね。

小さいながらも歴史を感じさせるよい神社でしたので、近くに寄ったときはぜひ。

 

「天城」さんの略歴

「天城」さんははじめ、「赤城」さんの姉、「天城」型巡洋戦艦の1番艦として生まれる予定でした。しかし、軍縮条約との兼ね合いもあり、「赤城」さん同様、航空母艦へと改装されることになります。

しかし、その途中で関東大震災で被災(「那珂」ちゃんと一緒ですね)。竜骨を折る大けがをして、あえなく廃艦になってしまいます。

ちなみに、その代りに空母になったのが戦艦「加賀」(軍縮で廃艦予定だった)。かならずしも空母に適さない戦艦(短い・遅い)を無理やり空母にしたおかげで、そのあとだいぶ苦労をすることになりました。乗員が焼き鳥になりかけたりね?

でも、ほんとは「天城」「赤城」の改造資材になる予定だったので、それよりはマシかも。

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ちなみに、流産した「天城」さんは横須賀海軍工廠内の浮き桟橋の材料に。その後、ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場の浮桟橋となり、今でも活躍しているのだそうです。

 

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――それから、数十年。

ミッドウェー海戦で「赤城」さんや「加賀」さんを一挙に失った日本海軍は、空母を建造しないと! と思い、当初1隻だけ建造する予定だった「雲龍」型を15隻作ってしまおうということに。でも、空母に付ける名前のネタ(瑞獣の名前)が枯渇していました。そこで、「まぁ、赤城さんの例もあるし、空母になるはずだったし」と言うわけ……だかどうかは知りませんが、2番艦に「天城」という名前が与えられました。

 

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今度は無事に出産を迎えた「天城」ですが、残念ながら、今度は載せるべき艦載機がありませんでした。出撃する燃料もなく、呉で浮遊砲台と化していたところ、呉大空襲に遭い、大破着底、横転。結局一度も戦うことなく、その艦歴を閉じることになりました。

 

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「天城」さんの大破姿がぐてーっとしているのは、呉で横転した史実の「天城」を反映しているのだとか。

戦後の「天城」さんは函館港で、青函連絡船の修理を行うためのポンツーン(舟橋)として活躍したそうです。巡洋戦艦時代と言い、そういう星の下に生まれたのかな……。戦争直後は船の質が悪く、青函連絡船も故障が多かったそうですが、「天城」さんのおかげでかなり助かったのではないでしょうか。

 

おまけ

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お食事はそばにある民宿・富士見荘がお勧め。お昼ご飯は宿泊客じゃなくても食べることができるそうで、地元でとれた鹿肉・猪肉を堪能できます。お昼の定食で2,000円程度でしょうか。とくにシシ鍋はワイルドな味で、体がポッカポカになります。

では、また次回~。

 

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文・ やなぎ ひでとし(33歳、独身♂)

1980年、大阪府大阪市で爆誕。中学・高校時代は伊賀、大学時代は京都で過ごしたため、あちこちの言葉が混じった怪しい関西弁を操る。
現在は東京・千葉を経て、愛媛・松山に在住。普段はWindowsソフトウェアを専門とするフリーライターと、舞鶴鎮守府サーバーの提督(大将)の二足わらじ。
中国史(とくに春秋戦国時代など)が割りと好物で、好きな人物は漢の光武帝、尊敬するのは管仲・晏嬰。コーエイの『三国志』シリーズではもっぱら馬騰で遊んでいる。日本の武将では武田信玄が好き。

 

 


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