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ツタンカーメンの墓が現代に蘇った!? そう3Dプリンターならね!

更新日:

立体印刷(と言うか造形ですな)が出来る事を謳い文句に、昨今各方面で大流行しつつある3Dプリンターですが、よもやまさか、こんな方面にもって話がエジプトから!
何と、あのツタンカーメン王の墓のレプリカを3Dプリンターで作ったんですって。御本人、あの世でビックリなさっているだろうな(笑)。

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報じているのは英国のインディペンデント紙(2014年4月30日付け)。
大勢の観光客が来る事で痛みが激しくなることを憂えたプロジェクトとして行われました。主導しているのは英国人のアーティスト。で、このほど完全な複製が完成したそうです。

ちなみに「複製」ってfacsimile って言うんですってね。いわゆる「ファックス」の語源。知らんかったわ〜(汗笑)。

デジタル写真と3Dプリンターでスキャニング

手がけたのはスペインに本社があるファクタム・アート社。
デジタルでの写真撮影と3Dレーザー・スキャニングという措置を施し、ツタンカーメンの人生を描いた地下の王墓の壁画を忠実に再現したのだそうです。
その余りの見事な出来映えに、ツタンカーメンの研究者やエジプト学を専門とする人達やエジプト政府の高官らが、30日にルクソールで行われた記念式典で思わず感激の涙を流してしまったのだとか。

ちなみに、ファクタム・アート社のHPでも、完成した3Dレプリカの写真を公開しています。確かに「うわー、これはうれし涙流すで」って言いたくなりますわ。
「バーチャル・リアリティの話をするつもりは無い。これは実体のあるリアリティなのだ」と、同社の創業者兼ディレクターを務めるアダム・ロウ氏も興奮した様子。
「複製だと知っているのに、ここまで感動されるなんて本当に驚いたよ」。

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「築3245年、ちーとは労りましょうよ」って話

オリジナルの王墓は3245年前に作られました。
つまり、築年数3245年。60平方メートルとの事ですから18坪。案外、小さいもんなんですね。だから長らく見つからなかったのでしょうけど。

そんな小さな古い墓に訪れる観光客が1日1000人。そりゃあ痛むし、心配になってきますわな。
ちなみに、女王として知られているネフェルティティと、セティ1世の王墓についても、同様のプロジェクトが進められています。後者については、考古学者が重要視しているとの事です(両方とも、観光客を目下シャットアウトしているのですって)。

「元々は安息の地として作られたのが墓であり、人の訪問を受け入れるようには出来ていない」(ロウ氏)。
確かにそうですね。古いわ、狭いわ、人が大勢来るわではね〜。「ちーとは労りましょうよ」って話ですな。

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流石にホイホイと完成とはいかなかった

とはいえ、3Dプリントってサッサと作ってくれるという印象がありますけど、今回は対象も対象ですし、ホイホイと完成とはいかなかったそうです。ファクタム・アート社では、エジプトの考古学者であるタレク・ワーリー氏の協力を受けながら、高解像度のデジタル撮影機を使って壁画のスキャニングをしていきました。

かけた時間は5年。BBCも注目して、旅行番組でスペシャル・ドキュメンタリーとして複製作りを放映していました。撮影時点で既に相当痛んでいた事を考えると、頃合いも良かったのでしょうね。
ちなみにドキュメンタリーのプロデューサーであるジョアン・ウォーレー氏によると、壁はヒビや凹凸まできちんと再現。3000年以上の時を経たリアルさとなっているとの事です。

それもその筈と言いましょうか。番組の司会者を務めたライアン・データー氏によると「1平方メートルあたり1億ポイントの情報を記録していた」との事。精緻の極みって感じですね。

今後の史跡の観光の在り方に一石を投じた

手間ひまかけまくったプロジェクトですが「過去100年もの間、多くの古代の遺物や遺跡が余りに多くの人に晒され、制限をかけないと完全に崩壊する恐れがある。観光の習慣を変えるべき時なのだ」とデータ氏は意義を説明しています。つまり、史跡観光の今後を考えるプロジェクトでもあるのですね。

で、今後の本物の王墓ですけど、かなり制限がかかる模様。地元の観光産業の関係者からは、最近の政情不安でダメージが出ているのに、こういう事をすれば追い打ちになるのではと心配する向きもあるのだそうです。

また。データ氏によると「地元のガイドさんからは、こうしたレプリカをアメリカや日本でも作ってしまい、ルクソールに来なくなるのではと心配する声があがっている」との事。

…実は訳しながら同じ事を考えていたので、思わず苦笑せざるを得ませんでした。

と言うか、いっそ3Dプリンターで再現した王墓を、著作権のある1つのインテリアとして海外の住宅業界やホテル業界に販売して、ライセンス・フィーをエジプト政府に還元するという手があるのでは。18坪って、ちょうどホテルのダブルの間取りぐらいだし。ラブホとかで流行る…って書いたら、ヤバイ! ファラオの呪いが降りかかってくるか(汗)。

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