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大分県にある宇佐神宮が八幡様の総本山

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出雲大社のおめでたの影で解雇された宇佐神宮の宮司家「到津氏」とは何ものか

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出雲大社の千家さんと高円宮典子さまがご婚約!と、宮内庁が5月27日に発表しました。おめでたいニュースで新橋では号外まで配っていましたね。歴史ファンや神社マニアにとっては、ものすごいビッグネームですが、そこまでお二人とも一般的にはメジャーでないと思っていましたが、久しぶりの「ロイヤル」な雰囲気のカップルに飛びついた、というところでしょうか。(千家さんについてはこちらの記事をどうぞ)

それより、くしくも同じ日に、別の有名な神社でのニュースが流れました。産経新聞のスクープのようです。

宇佐神宮の世襲家を権宮司から免職 神社本庁、異例の措置に「やむを得ず」

 全国の八幡宮の総本宮、宇佐神宮(大分県宇佐市)世襲家の到津克子さんを、神社本庁(東京)がナンバー2の権宮司から免職したことが27日、神社本庁への取材で分かった。宇佐神宮は到津さんを解雇した。ともに15日付。宇佐神宮では近年、トップの宮司(代表役員)の継承問題で対立が続いていた。

 神社本庁によると、神職の免職、解雇は全国的に珍しい。神宮は解雇理由を明らかにしていないが、現在は別の男性権宮司が代理を務め、職務に支障はないとしている。神社本庁秘書部は「1月に宇佐神宮からの申し立てを受け、慎重審議の結果、やむを得ず免職の判断をした」と話した。

 宇佐神宮では前宮司が平成20年に病気のため退職後、神社本庁が経験不足を理由に到津さんの宮司就任を認めなかった。到津さん側は宮司としての地位確認を求め22年に大分地裁中津支部に提訴したが、昨年5月に最高裁で敗訴が確定した。(以上、引用)

このニュースの裏側にどんなことがあったのかは気になりますが、「到津さん」です。はい、読めません。
こたえは「いとうづ」です。現代のバトルの詳報は新聞にまかせて、過去についてふりかえってみます。
宇佐神宮の宮司を世襲する宮司家とは、もともとは宇佐氏です。それが南北朝時代に分かれた、一つが到津氏です。
この南北朝で、出雲大社の宮司家も千家家と北島家とに分かれているのですが、これは偶然ではなく、南北朝のどっちが勝つか分からない状態にあって、「どちらかは残る」という戦略だったのでしょう。
結局、両方残ったわけですが、それは結果論で、きっと南朝に着いたほうが潰された、といった神社もあったにちがいありません。

話を戻して宇佐神宮ですが、宇佐氏は5氏に分かれています。名前をあげると、宮成・到津・岩根・安心院・出光となります。
このうち江戸時代以降は、宮成家(北朝についた)と到津家(南朝についた)だけが大宮司家となり、明治時代にはそれぞれ男爵となっています。宇佐の神は八幡さまですが、源氏の氏神さま。源氏の後継を名乗った徳川幕府を倒した明治政府も、さすがに武の神を軽んじることはできなかったのです。

そもそも、なぜ到津(いとうづ)なんて、読みにくい名前になっているかというと、南北朝時代に南朝についた宇佐公連さんという始祖が、豊前国到津荘(福岡県北九州市小倉区内)を領有したことからです。大分県の地名ではないんですね。

*宇佐神宮については「なんと7817社!日本で最も多い神社【八幡様】が偉くなった理由ご存知ですか?もお読みください。

*出雲大社については「私の先祖はスサノオ!」 出雲大社の宮司を代々務める出雲国造家「千家さん」とはもどうぞ

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「日本の神様と神社」(キンドル版あり)筆者 恵美嘉樹・記




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