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やっぱり大きいローマ帝国!エチオピアで美女の墓から古代ローマの鏡や香水の瓶が!

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エチオピアの北東部のアクスムという場所で、2000年前のローマ時代の鏡などが発掘されました。ローマ帝国の影響力の広さが改めて再確認される格好となり、話題となっています。

英国のガーディアンが報じています(2015年6月7日付け)

「眠れる美女」が発掘

サイトより写真を引用させて頂きます。アクスムはエチオピアとエリトリアの国境にあり、ヨーロッパとインドの交易の中継地点としてアクスム王国が繁栄しました。

大英博物館の元キュレーターであるルイス・スカウフィールド氏を団長とする発掘チームが現地入りし、1〜2世紀頃の墓地を掘ってみたところ「とてつもない」埋蔵物が出てきたのだそうです。アクスムとローマが交易をし始めた時期が従来考えられていたよりも数百年早かった事も、この出土で明らかになったのでスカウフィールド氏は取材に対し「全ての墓地から毎日のように様々な出土がある。本当に驚かされている。何かが見つかるだろうとは思っていたが、まさかここまでとは」と、大変興奮した口調です。

特に興奮させられたのが、上記の「眠れる美女」の発掘。副葬されている品々から、生前は美しく、愛されていたのだろうと推定されるからだそうです。

その1つがこれ。サイトより写真を引用させて頂きます。香水の瓶との事ですが、ご覧の通り精巧な作りです。「美しいブロンズの指輪と、驚くしかないローマ時代のブロンズの手鏡が出土した。墨のアイライナーの塊とブロンズの化粧用スプーンなども一緒だった」

この他、ビーズのネックレスやベルトも出土しました。宝石の質の高さから、かなりの地位の人だったと推測されるそうです。

また、ローマ時代の酒瓶が2個、完全な形で出土した他、土器の水差しも出てきました。スカウフィールド氏は、今後の分析を待たねばならないものの、死後の世界に必要な生活用具として副葬されたのではないかと考えられるとしています。

ちなみに、「眠れる美女」は切り立った崖に刻み込まれるような格好で埋葬されており、それで今まで盗掘されなかった模様です。

発掘団は、大きな鉄の腕輪をした戦士の遺体を複数発見しています。アクスムの近くで起きた戦闘で無くなったものとみられています。

また、これとは別に着色ガラスのビーズによるネックレスをまとった女性の遺体なども発見しています。

 

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発掘したのは凄腕の女インディー・ジョーンズ?

このスカウフィールド氏は女性なのですが、2012年にも大発見しています。この地域で、あのシバの女王の謎を解き明かすかもしれない古代の金鉱を発見したと、オブザーバー紙の取材に答えているからです。何だか、女インディー・ジョーンズって感じの方のようですね。

「エチオピアは伝説に包まれた謎の地だが、余り多くの事は分かっていない。アクスム時代後期に当たる4世紀から5世紀に、ローマとの交易が増えるに連れてキリスト教を受け入れていた事は分かっている。しかし、今回の発見は、それよりも早い時代のものだ。途轍もなく貴重な品々がローマ帝国からアクスムまでやって来ていたのだ。しかも、考えられていたよりも数百年も早く」(スカウフィールド氏)。

ちなみに、アクスムからローマに渡った品としては、象牙や乳香、それに金属などが考えられるそうです。

なお、今回の発掘は10月に開館予定のドイツの博物館が資金を出したそうです。発掘に当たっても9人の担当者を現地に派遣しており、見つかった鏡などがドイツに送られるそうです。この他、英国のヘッドレー財団やティグレー財団も出資しています。慈善財団で、この地域の今後の発展を願っての事だったそうです。

こうやって、世界的に注目されたのですから、生きた金になりましたね。良かった良かった。

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南如水・記

 




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