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70年の時を経てナチスが破壊したユダヤ教寺院跡地を地中レーダーで特定

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最新の科学を使い、忘れてはならない歴史を追跡特定したという話でしょうか?  第二次世界大戦中にナチスによって破壊されたリトアニアのユダヤ教寺院(シナゴーグ)の跡地を、地中レーダーを使って特定したのだそうです。

NBCニュースが報じています(2015年8月3日付け)。

執念の探索を続けたのはイスラエル古代遺物協会(IAA)。リトアニアのヴィルナに建立されていたシナゴーグが第二次世界大戦中にナチスによって破壊された跡地を突き止めました。ナチス的な完全主義と言うか、跡形も無く破壊したばかりか、基礎部分まで入念に埋めてしまったのですって。

所がと言うか、ナチスが完全主義で知られているなら、執念深さで知られるのがユダヤの民。シナゴーグが17世紀に建立されたルネッサンス・バロック形式と言う歴史的建造物。リトヴァクスと呼ばれるリトアニアのユダヤ人社会の心の拠り所であった事も、IAAの執念に拍車をかけました。サイトより発掘の様子を紹介させて頂きます。

進展があったのは今年6月。考古学者らが地中レーダーを使って場所の特定に成功しました。本格的な発掘は2016年からになりますが、出土した遺物はシナゴーグを記憶させようと、一部が礼拝堂で展示されるそうです(IAAによる)。

IAAの考古学者であるジョン・セリグマン氏は「建物は無くなってしまったが、オリジナルの構造が地下から見つかり、多大な情報を得られました。出土を通じ、アロン・コデッシュとして知られるアーチの一部が見つかっただけで無く、聖堂内陣と呼ばれるユダヤ教の律法書が読まれる場や、ユダヤ教の神事で使われるミクワーという浴槽なども見つかったからです」と感慨深げ。

サイトより写真を引用させて頂きます。これが破壊前のシナゴーグ。大きな建物だったようですね。

さて、今回の遺構特定で殊勲を建てた地中レーダーもNBCでは紹介しています。大がかりな機材かと思いきや、芝刈り機みたいな可愛い作りですね(笑)。FMの周波数帯域の電波を地中16フィートまで照射出来ます。空中と同様、異物があったら電波が反射し、それを元に地図を作製すると言う流れ。なお、レーダー調査にはアメリカのウィスコンシン大学で地理学と文化人類学の教鞭を執るハリー・ジョル教授が協力したそうです。

サイトより探査の様子を紹介します。

この寺院は全盛期には地域のユダヤ人によって盛況だったそうです。律法書の包括的な研究を行うセンターの他、近隣にもシナゴーグが12箇所あった事も分かっています。この他にも図書館やコーシャーと呼ばれるユダヤ教の食事規定に従った食品の販売店もあったそうですから、生活の中心地でもあったのですね。
なお、跡地は戦後になってソ連が学校を建てていたそうです。「宗教はアヘンである」と忌み嫌った社会主義のポリシーに従った格好でしょうか。こういう更なる負の歴史も、また忘れてはいけませんね。

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南如水・記




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