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アメリカ 歴史・戦国NEWS

ワシントン・ポスト SNS上で黒人の歴史をクラウドソース化するプロジェクトを開始

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本業のメディア評論関係で、歴史ネタが入荷したので、せっかくだから武将ジャパンで紹介しましょう。

アマゾンの創業者で、IT業界にその人ありと一目置かれるジェフ・ベゾス氏に買われたアメリカの老舗新聞のワシントン・ポスト紙。新オーナーの知見も働いてか、様々なデジタル方面でのプロジェクトを起ち上げてはヒットさせています。

そんなポスト紙が、このほどアメリカの黒人の歴史をタンブラーというSNS上でクラウドソース化するプロジェクトを開始。ポインターというメディア業界情報サイトが注目しています(2016年6月24日付け)。

 

同じ首都のスミソニアン博物館が記念展を

きっかけは、同じ首都のお隣さんとも言うべきスミソニアン博物館が、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化という展覧会の開催計画した事。今年9月24日から、ワシントンDCのナショナル・モールで奴隷制の時代や公民権運動時代の様々な写真や展覧物が一同に会する試みでして、既に専用のサイトも出来上がっています。

ワシントン・ポスト

同紙では、それに合わせる形でタンブラー上で「歴史的な黒人」("Historically Black" )というページを起ち上げています。

ワシントン・ポスト3
タンブラーのユーザーで無くても閲覧は可能。ポストでは、次のように説明しています。

展示物は歴史を物語ります。その時代の記憶を喚起させるからです。今年9月、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化では、数千もの展示物と、付随する物語が出品されます。アフリカ系アメリカ人の歴史を鮮明にさせるでしょう。

弊紙では、このタンブラーを使って、皆様の家族の歴史を鮮明にさせたいと願っています。当時を偲ぶ遺品があれば、写真撮影して送って頂けないでしょうか。家族の写真、妹や弟をおぶって人種別学校に通う児童の姿、購入した自宅や結婚指輪など、色々とございましょう。皆様に意味ある遺品は、アメリカに於ける黒人の生活を物語るだろうと我々は考えております。

 

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「我々の歴史を忘れないで欲しい」と、子孫が書簡添える

既に幾つもの写真が送られてきています。サイトから紹介していきましょう。

ワシントン・ポスト2

1870年代から90年代にかけて撮影されたと推定される女性の写真。ヴィオラ・ロバーツという名前の方だそうです。子孫に当たるコール氏は、送信時に次のような文章を添えていました。

悲しい事に、先祖については殆ど知らないのです。だが、こうした時代を生きた人達の事をもっと知る手立てがあればと、何時も願っていました。彼らもまた、誇るべき我が国の存在なのですから。曾祖母のヴィオラ・ロバーツについて分かっているのは次の通りです。

彼女は奴隷の身でありましたが、辛くも脱走してゲティスバーグの近くに潜伏し、必死になって生き抜きました。1863年のゲティスバーグの戦いによって、この地は黒人にとって天国となったのです。その後、村に一軒家を購入し、幸せな結婚を遂げ、美しい子供を産み落としました。そう、私の祖母です。

写真の経緯については分かりませんが、曾祖母が我々と共に永遠に生き続ける証しであります。この話をシェアして下さった事に感謝いたします。

ワシントン・ポスト様のプロジェクトが、黒人の歴史を蘇えさせる事を願っております。我々のルーツを忘れるべきではありませんから。

正に、人に歴史あり、ですね。

同紙のデジタル・ディレクターを務めるヴェロニカ・トニー氏は、首都だけでなくアメリカ全体にとっても意味あるプロジェクトだと話しています。タンブラー上で、あらゆる人に参加してもらい、体験を共有して欲しいと願っているとの事です。ソーシャル・メディア担当編集者のジュリア・カーペンター氏も同意見。「バーチャル上で感情を抱いてもらう事は我々にとって大きな意味がある」と考えているのですって。

ちなみに、ワシントン・ポストでは、これまでにもタンブラーを活用してきました。最近では、アメリカ大統領選の立候補者の過去をアーカイブ化した「彼らが出馬する前」(Before They Run)という企画などを行っています。ただ、世間一般から写真を公募するというのは今回が初めて。真贋を判定してからサイトで紹介していくそうですから、先々で似たような企画展を行う際のノウハウ蓄積も兼ねているのでしょうね。

いずれにせよ、面白い試み。ライバル新聞の記者の子孫に当たる方からも写真が送られてきていますし、アッとお驚く代物が出てくるかもしれませんね。ワシントンに行けない歴史好きな方、このサイトは要チェックかも?

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南如水・記

 




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