あの「アウシュビッツ強制収容所」の中にもポケモン出現!? スタッフが「罰当たり」だと怒り爆発

 

先日リリースされたスマホゲームの『Pokemon Go』。

任天堂の株価が数日間で約2倍に急騰するなど、海外では大ブームになっておりますが、同時に、ところ構わず表示されるキャラクターを捕まえようと、ユーザーの不適切な振る舞いが社会問題化しているようですね。

以下に紹介するのは、その最悪のケースでしょうか。

ユダヤ人というだけで大量虐殺され、歴史の汚点として今なお痛ましい記憶を伝える、あのアウシュビッツ強制収容所の跡地に建てられた『追悼記念博物館』の中でまで遊び呆ける人が出てきたので、スタッフの怒りが爆発。
「罰当たり」(‘disrespectful’)だと警告に及んでいるのですって。

英国のメトロ紙が報じています(2016年7月14日付け・同記事よりTOP画像引用)。

AuschwitzPokemonGoMetroNews

まずはアウシュビッツ強制収容所がどんな場所か。

ウィキペディア日本語版より写真ともども引用させていただきます。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は、ドイツが第二次世界大戦中に国家をあげて推進した人種差別的な絶滅政策 (ホロコースト) および強制労働により、最大級の犠牲者を出した強制収容所である。収容された90%がユダヤ人であった。
アウシュヴィッツ第一強制収容所はドイツ占領地のポーランド南部オシフィエンチム市(ドイツ語名アウシュヴィッツ[1])に、アウシュヴィッツ第二強制収容所は隣接するブジェジンカ村(ドイツ語名ビルケナウ)につくられた。周辺には同様の施設が多数建設されている。ユネスコの世界遺産委員会は、二度と同じような過ちが起こらないようにとの願いを込めて、1979年に世界遺産リストに登録した。公式な分類ではないが、日本ではいわゆる「負の世界遺産」に分類されることがしばしばである[2]。一部現存する施設は「ポーランド国立オシフィエンチム博物館」が管理・公開している。

ARBEIT MACHT FREI (働けば自由になる)と記されている/Wikipediaより引用

 

そういう場所柄、誰しも粛然とした気持ちになるのだろうと思っていたのですが、甘かったようです。余りの呆けぶりに、アウシュビッツ・ビルケナウ国営博物館は、「このような場でゲームに興じるのは罰当たりな行為だ」と、広報担当者のパウエル・サウウィキ氏が警告の声明を発するに至ったからです。

同時に、ゲームのプロデューサーに対しても、アウシュビッツ強制収容所を除外するように打診。「ナチス・ドイツによって無理やり収容された犠牲者に対する冒瀆であり、不適切な行為である」

この地で虐殺されたユダヤ人は110万人とされているとメトロは報じています。ロマやソ連軍の捕虜、占領地のポーランド人も、尊い命をガス室で絶たれています。

なのに、そういう場所を遊びの場に使うなんてという話ですよね。そりゃあ、スタッフが激怒して当然です。

なお、アメリカのワシントンに建てられたホロコースト記念館でも、ポケモンのキャラが表示されていたそうです。当然、プレイしていた人がいたんでしょうね。サイトより引用させていただきます。

アウシュビッツにポケモン

ちょっと大概にしとかないといけませんよね。任天堂さんに是非とも早急な対応を求めたいところです。世界中の人達の敵意を買う事になりかねませんや。

 

南如水・記

 








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