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尻尾を踏んだらまずい「後門の狼」は中国社会の実力者?【中国のビックリ名言】

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前回の「頭隠して尻隠さず」は、本来の意味から転じて、悪事や謀事(はかりごと)やいたずらを、すべて隠匿したつもりでも、何かのキッカケから簡単に見透かされて、あざけられる時にも使われます。

日本でも「柿を盗んで核(さね)を隠さず」という俗諺があるそうです。
「尻尾を掴む」などとも言われます。

中国社会では、いくらその人に非が認められ、その人が浅はかだったとしても、彼の周縁を一度眺め渡してから、罪状を告げます。

過剰に追い詰めないで、相手の出方を待つのもルールです。
そうしないと、いくら正義感に駆られていて、大手柄を立てたと思ったとしても、気を付けなければなりません。
それは、ひょっとして彼の影に在る虎の尻尾を力任せに踏んでやしまいか、と疑って掛かるくらいでないといけないということです。

 

前門の虎、後門の狼

「前門の虎、後門の狼」ということわざがあります。意味は、一つの災難を逃れても、またもう一つの災難が襲ってくるといったような事態のことを言います。
しかし、そんなに都合良く、二つの不都合(虎と狼に出くわす)が重なるようなことはないでしょうが、私が恐れるのは、中国には「後門の虎」が控えているケースがあることです。

つまり、後から「後門の虎」にとんだ痛いしっぺ返しを喰らわせられる可能性もあるからです。

家族、同族意識の強い中国では、親戚関係を辿れば必ず一族のなかに実力者がいます。
たとえば、李さんの一族には、李という同姓の実力者がいるでしょうし、その実力者が役不足であれば、奥さん側の劉さん側の親族内の実力者を持ってくればよいのです。

こうした背後の人間関係を軽視するととんでもないことになることもあるのです。
後門の虎とは、そうした一門の実力者や政府や党関係の権力者のことを指します。
中国では、本人が何か大きなトラブルに巻き込まれ、不利な状況に置かれた時に頼りにするのがこうした血縁のある実力者です。

彼らは、縁者にトラブルがあると、何かと呼び出され、厳しい局面で引っ張り出されますので、大変に忙しいのですが、それは彼の勲章でもあるのです。
もちろんタダで引き受けるわけにはいきませんから、それはそれで依頼する方も心得たもので心付けというか、庶民が「好処費」という一種の賄賂(ワイロ)を用意します。当然、実力者を食事に招待して、当事者から事情を聞いて作戦を練ります。もちろん食事費用も当事者側が持ちます。

 

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中国こそ「倍返し」ブームの下地あり

中国でも、日本の人気テレビドラマにあやかって、倍返しが流行の兆しだそうです。
もともと中国にはそうした庶民の間にもトラブルに対する対処の素地がちゃんと伝統的にあります。
流行は当然でしょう。
近日中には、可能性として、こうしたドラマのリメークのようなテレビ番組が抜け目なく制作されて中国のお茶の間でも大ヒットするかも知れませんね。

ああ、怖い怖い、君主危うきに近づかずだな。
謀略解明に当たった自分にだって多少の落ち度が、よくよく考えてみれば認められるじゃないか。
ブツブツ言った独り言を、他人に見とがめられて「とうとう尻尾を出したな!」と言われてしまう不幸というものもあるのでしょうか。

常に周囲の目を気にしての生活を強いられてきた共同監視的な社会に生きる者にとっては、秋の夜長など寂しくも感じますが、駆け込める家庭の暖かい窓光も遠く、のびのび一人の空間を感じられて、またぞろ遁世思想が「尻尾を出す」が、一人暮らしのアパートの堅固な鉄門の内にあって周囲に人気は無し、許容されるひとときの喜びもあるのかな。

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