戦国一のイケメンタルは吉川元春で決まり!「俺の嫁がブス? だがそれがいい( ー`дー´)キリッ」

 

結婚相手を選ぶとき、一番重要なのは何か。今なら「共働きでもオケー」や、逆に「専業主婦でもいいって言ってくれる人」だろうか。色々基準はあるが、普通は「美人・美形まではいかなくても、そこそこの顔がいい」と言うだろう。

ところが、あえて、この真逆の嫁選びをした武将がいる。

毛利元就の次男、吉川元春である。

毛利元就(絵 富永商太)

毛利元就(絵 富永商太)

自分の嫁は自分で決める!

元春は、「三本の矢」(創作ではあるが)に出てくる三兄弟の次男。元服前の10才のとき「オレ、戦に出たい」と無理に初陣を果たしてしまう行動力があり、「自分の嫁は自分で決める」と勝手に縁談を進めてしまった。

戦国時代にあって、武将やその家族の結婚は当人同士でなく、家と家とを結びつける手段である。もし、「恋愛至上主義」に美少女を連れてきたらさすがの元就もキレたであろう。

ところが、元春が選んだ相手は家臣の娘だった。こうした嫁選びは、当時においてごく普通。だったら意地を張って「自分で選ぶ」なんて言わなきゃいいのに、なぜこの武将はそんな行動をとったのか。

元春の真意に迫る前に、選んだ女性の容姿について触れておかなければならない。

【あのお嬢さん、顔さえ良ければねえ……】
【あんな顔の人はこの世に二人といないだろうよ】
【お顔が残念】

彼女は当時、毛利勢の中でこんな風にささやかれており、これには元就も首を傾けて、使者を送ったという。

すると元春はこう答えた。

「(超訳で)オレも別にブス専ってわけじゃないんだよ。でも、女は顔だけじゃないだろ。家の中をまとめてもらうのに顔は関係ないし。美人だと浮気とか家臣の視線とか気になっちゃうけど、不美人だったらそんなことない。

家臣の父親も『ウチの娘はブサイクって言われてるから、嫁の貰い手がないんじゃないか』って心配だろうから、そこでオレがもらえば喜ぶだろ?これなら一石三鳥じゃん!?」

元春は元春なりに、きちんと「大名の嫁取り」を理解していたのだ。これには元就も納得し、希望通り元春はこの娘をもらうことができた。

 

高橋紹運や近藤勇にも似たエピソードがあり…

もっとも、この「わざとブサイクな嫁をもらった」という話は明智光秀や高橋紹運(立花宗茂のお父さん)、近藤勇など似たような話があるので、創作の可能性も高い。

一説には、この娘が疱瘡(天然痘)を患ったことがあったため、その痕が顔に残ってしまい、ブサイクとの噂が広まったのではとも言われている。

いずれにせよ、新庄局(しんじょうのつぼね)と呼ばれるたこの女性が、本当によくできた奥さんだったのは確かだった。夫婦仲も円満で、子宝にも恵まれている。何より、元春が生涯側室を持たなかったことが証拠だ。戦国の深イイ話である。

 

 


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コメント

    • やっぱり
    • 2016年 2月 05日

    ブスは嫌いだ。
    顔も性格も悪い

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