飛鳥・奈良・平安

日本人の1%しか知らない「古代史22の秘密」 邪馬台国から壬申まで

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秘密その22 天皇家はどこまでさかのぼれるのか

天皇家は万世一系ともいわれます。『古事記』や『日本書紀』などの歴史書には、神話の時代からはじまり、神武天皇を第1代とする天皇家の系譜が続いています。

しかし、神話の世界はもちろん史実とはいえません。また神武からはじまる天皇についても実在をうたがう学説が根強いのも事実です。

それでは、確実にさかのぼれる天皇はだれなのでしょうか。
歴史学的には、越(福井県)出身の継体天皇がこれまでの皇統を奪取した「始祖」と言われていますが、近年、埼玉県のさきたま古墳群で見つかった「金文字が刻まれた剣」の発見で、継体天皇もそれ以前の天皇と血でつながっているかもしれないといわれるようにもなっています。

継体関係図

継体関係図

恵美嘉樹・記



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