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まり先生の歴史診察室 中南米

チョコレート(カカオ)を飲めば… 戦闘でもハーレムでも(`・ω・´)ゞシャキーン!? まり先生の歴史診察室♪vol.10

更新日:

バレンタインデーも2週間前に終わり、今度は女子がソワソワする番。2週間後のホワイトデーに、男子諸君、お返しはもう考えましたか?

高級チョコレートを貰った方のプレッシャーたるや、女の私にはわかりませんが、本命彼女(あるいは彼女未満の娘)が相手だったら、チョコの何十倍ものプレゼントを返すチャンスですよね・・・、ハァ、いいなぁ・・・。

ってなわけで、今回は『チョコレート』の歴史を医学的に診て参りたいと思います♪

photo by TANAKA Juuyoh(田中十洋) @flicker

あまり目に触れる機会のないカカオの実/photo by TANAKA Juuyoh(田中十洋) @flicker

 

貴族や王族が口にし、通貨としても用いられていた

チョコレートの原料はカカオ豆です。

紀元前2000年ごろから、中央アメリカやメキシコ南部で栽培され、当時は大変貴重なものだったので『通貨』としても用いられておりました。16世紀アステカ族の記録に「雄の七面鳥1匹がカカオ200粒、アボカド1個がカカオ豆3粒」とあるので1粒50~100円くらいの感覚でしょうか。あるいは、もっと?

ともかく通貨になるくらい貴重ですから、それを口にできたのは王族や貴族、大商人などの特権階級でした。

今のチョコレートは固形が主流ですが、アステカ族やマヤ族は、カカオ豆から作った泡状の飲みものにスパイスを加えて常飲。当時はお菓子ではなく『目を覚まさせ、滋養強壮に良い薬』として愛飲されていたのです。

また、興奮作用を期待してアステカでは兵士にチョコレートを飲ませていたそうで・・・。

そうそう、アステカの皇帝の中にはチョコレートを媚薬と信じ、ハーレムに行く前には必ず飲んでいた人もいたようですが・・・実は、これらの効果を期待することはあながち間違いではないんです!

チョコレートを飲むミシュテカ(アメリカ大陸先住民)の王/wikipediaより引用

チョコレートを飲むミシュテカ(アメリカ大陸先住民)の王/wikipediaより引用

 

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戦闘前に(`・ω・´)ゞシャキーン ハーレムでも(`・ω・´)ゞシャキーン

ポリフェノールは植物が作る成分で、殆どの植物に含まれています。抗酸化作用を持ちコレステロールを下げたり、心筋梗塞を予防するとの研究データがありますが、カカオ豆も豊富に含む植物の1つ。

今のチョコレートは味を良くするため砂糖や脂質をたっぷり含み、健康に良い効果が薄れているため、食べすぎは肥満のモトになったりしますが、飲みもの状だった時代のチョコは砂糖も入っておらず、ポリフェノールの効果が良く発揮されていたのではないでしょうか。

また、カカオには、テオブロミンというアルカロイドの一種(苦味成分)が含まれております。その効果は『苦いから目が覚める!』……ではないです、冗談です。

テオブロミンは神経伝達に関わる物質『cAMP』の分解を阻害し、覚醒状態を保つ作用を持ちます。作用の仕方は違いますが、カフェインを摂取した時とと似たような感じです。

行軍で疲れた兵士たちも戦闘前にチョコを飲んだらシャキーン! ハーレムでもシャキーン!・・・すいません、調子に乗りすぎました。

カカオの実の中のカカオ豆/wikipediaより引用

カカオの実の中のカカオ豆/wikipediaより引用

 

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コロンブスがヨーロッパへ 砂糖や牛乳、バニラを足して

さてさて大航海時代になると、コロンブスがカカオ豆をスペインに持ち帰ります。

彼自身は、さほどチョコレートに興味はなかった模様ですが、スペインの修道士によってヨーロッパに広まっていきました。

ヨーロッパではカカオ豆の苦味は敬遠され、苦味を薄めるため砂糖や牛乳、バニラを追加。今でいうところのホットチョコレートみたいな感じで飲まれておりました。

固形のチョコが初めて作られたのは1674年で、イギリスのパン屋がケーキのレシピにカカオ豆を用いたことがキッカケだったそうです。

コロンブス

皆さんご存知コロンブスさんが・・・/wikipediaより引用

 

長崎の遊女がオランダ人から貰った「しょくらあと」

日本人で初めてチョコレートを口にしたのは、伊達政宗の部下であった『支倉常長』という説があります。慶長遣欧使節団として仙台を旅だった常長は、1617年にメキシコを訪れた際、薬として飲んだそうです。

また、日本の文献にきちんと残されている最古のチョコ記録は18世紀で、長崎の遊女がオランダ人から「しょくらあと」を貰ったと記されています。スイーツで女心を引こうとする手口は昔からあったんですね(笑)。

まり先生の歴史診察室チョコレート

さてさて、チョコレートの薬としての面を中心に記事を書きましたが、ポリフェノールの項目で書いたように現代のチョコレートは砂糖とミルクがたっぷりなので、くれぐれも食べ過ぎないで下さいね。

最後に豆知識を。

現在は日本人が社長をしております『洋菓子のモロゾフ』は、もともとロシア革命で亡命してきたモロゾフさんが始めた会社です。また、バウムクーヘンで有名な『ユーハイム』は、第一次世界大戦の捕虜として日本に連行されたドイツ人・ユーハイムさんが始めた会社なんですよ!

……まぁこんなウンチク知ってるよりも、美味しいチョコレートを知っており、なおかつ【さりげなく差し入れ】する男性の方が間違いなくモテると思いますよ♪

 

イラスト・文/馬渕まり

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参考サイト:

http://www.meiji.co.jp/corporate/r_d/report/chocolate/

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ココア

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/チョコレートの歴史

http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/history/world/w01_b.html

http://www.godiva.co.jp/column/about_chocolate.html

http://www.daisukichocolate.com/health_basic_as_drag.html

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/テオブロミン

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ポリフェノール

 

 




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