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織田家 名脇役

内助の功じゃない!山内一豊の千代は最高執行責任者COOだ!

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『内助の功』とは、家庭において、夫の外部での働きを支える妻の功績の事を指します。
一般的に『内助の功』の逸話といえば、NHK大河にもなった「功名が辻」の山内一豊の妻・千代の功績ですが、それを紐解いていくと、一概にそうではないような気がするのは私だけでしょうか?
確かに、素晴らしい功績・逸話を残してはいるが、
果たして本当に内助・・・「内」なの??って事ですよ。
思うに、どちらかというとタイトルのように山内一豊(CEO・最高経営責任者)の共同経営者(COO・最高執行責任者)に近いのではないだろうか??今回はその路線で、逸話を検証して参ります!!

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検証1 最も有名な逸話・嫁入り資金を馬代へ

天正九年(1581)2月の出来事。逸話ではへそくりとなっているが、その金額はもはやへそくりの額ではないのです。
なんと、金大判10枚=約2,000万円なのですから、ビックリですよね。

例えるなら父(前会社社長)から頂いた嫁入り資金(退職金)と考える方が正しいのではないでしょうか。
そう!!これは、退職金の賢い運用なのです。
約2,000万円という額も退職金としてはリアルな額ですよね。
偶然にも、国家公務員の平均に近いです。

そして、目的もしっかりしており、ただ単に、夫に手持ちのお金を差し出した訳ではございません。
織田の武将たちが軍装し京の市中を行進する言わば軍事パレードへの経費出資ですので、
社運(山内家)をかけたプレゼン・コンペ準備資金(馬揃)ですね。ww
『あなた!!これは社運(藩の命運)をかけた、一世一代のプレゼンですわ!!』
『私の所持する資金(退職金)を提供します!!このプレゼン勝ちましょう!!』
的な感じでしょう。
夫の失敗は今後の人生どころか、自身の命をも脅かし兼ねないわけですから、大金を動かしたわけです。そして、プレゼンは見事に大成功を収め、信頼を得て、夫・一豊は大出世を致します。

普通の解釈ですと、その大金で名馬を買い求め、その名馬が馬揃で織田信長はじめ諸将の目に留まり、『これほどの馬を買うことが出来る武将は相当の力の持ち主であろう』と思い込ませる事に成功した、夫のイザという時の為だけにと大金を貯めていた素晴らしい妻、となるのが一般的であると思います。
がしかし、本当に内助の功でしょうか?この時点で若干、内からはみ出て、外でないかい??と感じてしまいます。

結論1 2000万円って、へそくりじゃないだろう!

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検証2 徳川家康へ妻の未開封手紙を差し出す

慶長5年(1600)、徳川家康は上杉征伐の名目で諸将を伴い進軍していました。
俗にいう、会津征伐であります。一豊もその中におりました。
その一豊の元へ妻・千代から文が届きます。
一豊はその文を開封する事無く、家康へ渡したという普通では考えられない話です。
この頃、西軍側は上杉征伐に加わった諸将の懐柔政策や脅迫等の手を打ってくる可能性が十分ありえます。妻・千代からの文には現在の京・伏見・大坂の有様が記されていることは推察されます。

さらには、山内一豊に西軍へ付くよう進める文言や、山内一豊の心配を煽るような言葉が記されているかもしれません。世は混乱の最中ですから、何が書かれているかはわからない、もしかしたら、『ねぇねぇ、家康、そろそろやばくね?? 頃合を見て西軍に移っちゃえば?? 寝首かいちゃったらなおGOOD!キャピ』的な、とんでもない文章だったとしたら、大変な事になってしいます。
なのにも拘らず、中身を確かめる事の無いまま家康にその文を渡したことで、家康への絶対的な忠誠を示すこととなった訳であります。

ですが、出来る嫁とは旦那の上司に手紙を出すだろうか。
だが、できる部下もしくはビジネスパートナーなら、会社の命運が掛かった自社の機密文書を確認修正せずに提出する。そんな、演出も可能であります。そう!!一連の出来事は、千代の演出なのであります。
前もって、一豊には『あなた宛にこちらの情勢や私の今思う所の文を送りますからあなたはそれを開封せずに家康様にお渡ししてね(^。^)bこれで、また信頼度、上がっちゃうわよ~♪あの方は絶対に天下取るから~♪』的な文を先に送ってあったのです。
なんと、先見の明を持った、良く出来た有効的な演出でしょう!!
戦場の事を良く判り、様々な人間関係をしっかり熟知していないとなしえない、戦略です。
中途半端な思い付きでは、只のでしゃばり妻になってしまい、逆効果の可能性もあります。

本当にキレる頭の持ち主であった事は間違いありません。さすが仲間由紀恵です!
他にも、一豊の築城監督の経費を出すために、髪を売ったと言う話もあります。しかしこれは、髪を売ったその金額より、夫のために女性にとって大事な髪を売ったことの意味の方が大きいでしょう。

これは、藩のイメージ戦略ですね。その事実を知った、家来はより一層、お勤めに励まなくてはと思い、農民は頑張って年貢を納めなくてはと思いますもんね。出来る経営者は社内の忠誠心固めにもぬかりがなかったのです。

結論2 シナリオ通りの演出では

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家を守るのに、家の中にいる必要はないよね?

いよいよ、検証結果発表!!

それでは、以上の事を踏まえて、検証結果を捻くれた筆者なりに出したいと思います。
戦国時代は男の出世は妻次第とまでいわれていました。
本来『内助の功』とは、夫が外に出て、女が家を守るという考えが浸透した、江戸中期からの事であります。千代の逸話を元にして、言葉が定着していったのでしょう。

しかし、千代の場合は家を守る粋を超えております。
察するに、千代という女性は、経営戦略に長けており、いかなる時も何をすべきかを心得ている、一豊にとって、最高のビジネスパートナーであったのではないでしょうか。

検証結果・・・

山内一豊の妻・千代は日本の誇る歴史人である事は間違いありませんし、現代に求められている社会進出女性の第一人者である事も間違いありません!!

もはや、『内助の功』という褒め言葉では収まりがききません!!

従って、語源ではあるが、言葉(内助の功)が千代を時代の流れの中で下回っていってしまった!!

という何とも皮肉な検証結果となりました!!以上

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B.B.Ray・記

 




1位 西郷隆盛49年の生涯!


2位 ホントは熱い!徳川家康


3位 意外と優しい!? 織田信長さん


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5位 毛利元就の中国制覇物語


6位 伊達政宗さんは史実も最高!


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8位 最期は切ない豊臣秀吉


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10位 もしも戦国武将がサッカー日本代表だったら?


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