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月9ドラマ『信長協奏曲』ネタバレ感想レビュー第9話 楽しいはずのクリパが延暦寺焼き討ちで台無し!

更新日:

 

年の瀬も迫ってきており、いよいよ最終回を意識せざるを得ない『信長協奏曲』第9話。

今回は日本の歴史をつぶさに(大げさに)書いた宣教師のルイス・フロイスが登場し、そこから延暦寺焼き討ちへつながるダイナミックなストーリー展開となりそうです。

現代高校生のサブロー信長はいかにして織田信長を演じきるのでしょうか。今週もネタバレゴメンの感想レビュー、いってみよ!

*追記)最終回をむかえ、これまでの全話のレビューを一覧にしてまとめています⇒こちら

戦国と現代感覚の融合した衣装のサブロー信長/信長協奏曲公式サイトより引用

戦国と現代感覚の融合した衣装のサブロー信長/信長協奏曲公式サイトより引用

 

『日本史』の著者 青い目のルイス・フロイスが登場!

見るからに重厚で高価そうな時計が画面に映し出され、英語ではない外国語が聞こえてくる。

声の主はルイス・フロイス。あのザビエルと同じイエズス会メンバーの宣教師で、織田家の家臣たちを前にして布教許可を得るためにポルトガル語で熱弁をふるう。

家臣たちは、「目が青いです!」(前田利家・キスマイの藤ヶ谷太輔さん)といった調子で慌てるだけで話を聞くことすらままならない。

が、現代っ子のサブロー信長(小栗旬さん・一人二役で明智光秀も演じている)にとって、外国人は恐怖の対象でもなく、キリスト教の布教をアッサリ許諾!

「これすげぇカッコよくない?」

と、贈り物のマントや鎧、オルゴールなどを物色し、フロイスに向かって気負いもせずに言うのである。

「プレゼント? オーケー? おー、さんきゅー!!」

ポルトガル語に英語で応じるサブロー信長。

信長協奏曲20141208-2

とても戦国時代とは思えないチェック柄の衣装が素敵っす/信長協奏曲公式サイトより引用

 

家臣たちからは「さすが、殿、外国語をお話になられる」とホメられ、「一応英検5級受けたからね。落ちたけど」と返答。

さらにフロイスに向かって投げかけたセリフにちょいと噴いた。

「Youは何しにニッポンへ?」

このドラマ、ちょいちょい現代ネタを入れるのがお好きなようで、他局の人気番組も平気で名前が出てくる。

 

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戦国最強の武田信玄 ついに上洛始動

フロイスの訪問を受けたサブロー信長は、キリスト教の布教を許可。これに対し、リアル信長(明智光秀)は反対意見を具申する。

キリスト教を保護すれば、国内の宗教勢力が黙ってない。大丈夫なのか。と、暗に「延暦寺」をほのめかしたのだが、サブロー信長にとって大事なのはポルトガル人の来航で思い出した『クリスマス』であった。

帰蝶濃姫・柴咲コウさん)に向かって「クリパ(クリスマスパーティー)しよう♪」と呑気に打診をしている。

ついでに『戦国ってモミの木あるのかなぁ』などと心配していたが、その頃、甲斐国(山梨県)では不穏な動きが起きていた。

戦国最強と恐れられていた、武田信玄がついに動き出したのである。

甲斐から尾張・美濃(愛知・岐阜県)への道には、途中に三河(静岡県)があり、信玄が徳川家康へ恫喝とも言える書状を送ってきたのだ。

徳川家康役は、大河ドラマで黒田官兵衛の右腕・栗山善助を演じる濱田岳さんである。

信長協奏曲では、NHKで見せるような重みのある役どころではなく、大の女好き。

サブロー信長に見せようとした武田信玄の書状を、間違ってサブローからもらったエロ本を出してしまうほど、本物のうつけ状態である。

信長協奏曲20141208-4

大河とは全く違ったキャラを演じる濱田岳さんの徳川家康/信長協奏曲公式サイトより引用

 

信玄の書状には「織田討伐のため我が武田軍に協力せよ」と書かれており、再び織田家中は蜂の巣をつついたような大騒ぎとなるのであった。

赤備え(山県昌景さん?)に身を包んだ武田騎馬隊のイメージ画像が映し出され、家臣たちは一同に震えが止まらない様子。

サブロー信長は「北条さんとの戦が終わったばかりだから、まだ時間かかるハズでしょ」と呑気に構えていたが、その直後、信玄が軍を出発させたとの報が舞い込んできた。

 

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「武田を食い止めます!」→エロ本握ったまま脱糞とはこれいかに 

そこで勇ましく言い放ったのが濱田岳である。

「それがしが! 浜松で食い止めてみせます!今すぐ出陣の準備じゃああああ」

エロ本を持ったまま力強く宣言するも、呆気なく三方原で大惨敗。しかも、戦場にまでエロ本を持ちだして逃げ惑うのであるから、いささかやりすぎではないか?と思った方もいるに違いない。

さらには敗戦を伝え聞いた秀吉がかく語るのである。

「徳川軍、三方原にて惨敗、全軍撤退との由!それだけではございませぬ」
「いかがしたのじゃ」
「ここだけの話、徳川殿、撤退の際、脱糞したとの由」

この話、戦国好きにはかなり有名なエピソードで、おそらくリアルと思われる。

徳川家康三方原

三方原の戦いの直後に絵師に描かせたとされる家康の肖像画。苦虫潰したような顔で脱糞していたんすな

 

ウンコを漏らした話を聞き、家臣たちは「まことに歴史に名を残すお方なのですか」とサブロー信長に疑問を呈す。

サブロー信長も「このことで有名になったのかな?」と不安になるが、落ち込んでばかりもいられず、そこで思いついたのが、これまた教科書などで有名な【三段撃ち】だった。

 

諦めたらそこで試合終了って言うじゃん!

「騎馬隊ってさ要するに馬だよね。鉄砲のほうが絶対強いって」
「それは難しいでしょう。弾籠めに時間がかかる」

思いつくやいなや、三段撃ちの練習に取り掛かるのだった。

一応、説明しておくと、三段撃ちとは兵士をA列・B列・C列にして、A列が弾を撃ったら、次はB列が前に出て鉄砲を撃ち、その間にC列とA列が次の発射の準備をして、常に鉄砲を発射し続けるという戦法である。

早速、三段撃ちの練習を始めるが・・・/信長協奏曲公式サイトより引用

早速、三段撃ちの練習を始めるが・・・/信長協奏曲公式サイトより引用

史実では武田信玄の息子・勝頼と戦ったとき(長篠の戦い)に用いられたとされるが、現実問題、鉄砲隊が列をなして一斉射撃を規則正しく行うのは難しいとされている。発射する毎に黒煙が上がり、隊長の命令など聞いていられないからだ。

なので現代では3人が一組になって順番に撃ったのではないか、と考えられている。実際、この戦法は鉄砲のプロ集団・雑賀衆などで用いられていた記録もあるという。

ところが、である。鉄砲の確保もままならないうちに武田信玄が侵攻してきて、織田軍は準備不足のまま合戦に出向かなければならなくなってしまった。

絶望的な顔をする家臣に向かって、サブロー信長が発した言葉が、これまたパロっていた。

「諦めたらそこで試合終了って言うじゃん」

今度は『スラムダンク』安西先生の名言キタ━(゚∀゚)━!

 

原作にも史実にもない武田軍との対峙だったが・・・

戦国最強・武田信玄と対峙して、心中ガクブルのサブロー信長。

原作でも史実でも、織田信長が武田信玄と合戦をしたことはないが、相変わらずの力技で物語は進んでいく。

しかし!

いつまでたっても武田信玄が攻めてこない。風林火山の林(しずかなること)ばかりで一向に仕掛けてこない。(※この「しずかなる」とはシーンとして静かになっていることではないようです・詳細はコチラ→家族にドヤ顔したい 武田信玄「風林火山」の意外すぎる3つの真実

そればかりか気がつけば武田軍が引き返していくことに。

「殿! 武田信玄が息を引き取ったと!」
「てことは?」
「我々は助かったのです!殿は天命を授かっておるのじゃー!」

実際に武田信玄は、この上洛の途中で不可解な撤退をし、その後、死亡が明らかになったとされている。

いくらなんでも、死んだ直後に敵方へ情報が漏れることは考えにくいが、その辺ツッコミを入れているとドラマが進まないのであろう。

てか、正面で対峙してたんなら、撤退する武田軍を追いかけろよ! と思ったのは私だけでしょうか…。

 

戦国時代にクリパ、開催! 立食形式に家臣たちもウキウキ

戦勝に喜ぶ織田家では、その後、クリスマスパーティーを開催。

サブロー信長「みんな今日はたくさん飲んでたくさん食べてねー」

立食形式に戸惑う池田恒興(向井理さん)や丹羽長秀。サンタクロースの格好が様になっている高嶋政宏さんの柴田勝家。

ひとしきり幸せそうな様子が描かれながら、その一方でクローズアップされていくのが山田孝之さん演ずる木下藤吉郎であった。

山田孝之さんの藤吉郎は、昔、故郷の村を織田信長に襲われ、いつか復讐の機会を待っていた。

そして藤吉郎は、織田信長の正体が2人(サブロー信長とリアル信長)いることを知っていた。彼の当面の目的は2人のうちいずれの信長が復讐を果たす相手なのか確認することであり、その機会を今か今かと窺っていた。

その頃、サブロー信長は帰蝶とLOVELOVEタイムへ。

「はい、クリスマスプレゼント!
これはオルゴールって言ってね
ここのゼンマイを回すと、音楽が流れまーす!」

キャッキャ、キャッキャとはしゃぐ帰蝶。

そこで「クリスマスって特別な日だから普段言えないことも言ったりするんだよ」というサブローのセリフを思い出す帰蝶。

照れながら「わらわは…わらわは…」とデレモードに入ろうとするが、サブローにチャチャを入れられ怒って出てしまう。

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