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大河ドラマ他

独断で大河ドラマ案をたくさん作ったった!スティーブン・セーガル主演「沈黙の黒船」「ブラたもり伊能忠敬」ほか

更新日:

*花燃ゆレビューは今晩中に公開予定!

こんにちは、武者震之助です。

再来年大河が「女城主井伊直虎」に決まりましたね。

http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/225827.html

かなりハードルが高い題材ではあります。でもここで文句をたらたらと書くと「文句ばかりつけていないで対案を出せ!」と言われる気がします。「おまえの予言はなぜか当たる」、「おまえのネガティブな予想はいらん」と思われそうですが……。

クオリティ:『花燃ゆ』のやや上位互換になればよし、『軍師官兵衛』レベルならば想定内

視聴率:『花燃ゆ』以上『軍師官兵衛』以下、総合最低回避で合格。戦国最低は想定内

あたりですかね。現時点でプラスの材料がないんですよね……。

 

ここで暗い見通しだけでは何ですから、今回は対案を出してみようかと思います。

大河ドラマ 沈黙の黒船 【主演】 スティーブン・セガール

太平の世を謳歌する鎖国日本。

その国に、ある男が迫っていた――
アメリカ海軍提督マシュー・カルブレイス・ペリーである。

この雷鳴の如き男の開国要求を、日本は断ることができるのか。

 

制作にあたって  チーフ・プロデューサー 武者震之助

黒船開港といえば、激動の時代を幕開ける重要な出来事のはずです。ところが、大河で何度も描かれるうちに、その印象は薄れてしまったのではないか? 当時皆が感じた圧倒的な脅威や恐怖感を忘れてしまったのではないか? 私はそう思いました。

そこで当時を思い出させるような圧倒的威圧感を持つペリー提督はできないか。そう思った私の脳裏にひらめいたのが、親日家としても知られるスティーブン・セガール氏でした。彼の圧倒的な存在感が、黒船来航の恐怖をもう一度甦らせてくれることでしょう!

さらにペリー提督と交流する日本の熱き志士たちも見所になります。決死の覚悟でペリーに面会し、拳と拳でわかりあう吉田松陰の密航場面は、前半の大きなみどころとなるでしょう。さらにペリーは密かに身分を偽り日本に上陸し、坂本龍馬や新撰組など、錚々たる若者たちと交流を深めます。

かつてないスケールと迫力で描く熱い幕末に、ご期待ください!

 

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大河ドラマ 黎明の女王 卑弥呼 【主演】 中村 獅童

東の果てにある島国、日本。

その文明の夜明けには、ひとりのカリスマ性あふれる女王がいた――
ムラからクニへ、国家が産声を上げるその時!

彼女はどのように生き、愛したのか。

 

制作にあたって  チーフ・プロデューサー 武者震之助
大河ドラマも女性主人公が増えてきました。隔年で女性主人公と言われる中ではありますが、歴史において女性が活躍できる場は限られているのではないでしょうか。

本当に日本を動かした女性とは誰か? そう考えた時、まずあげられるのは誰か? それは卑弥呼です。この島が、瑞穂が輝く美しい国家として産声をあげたとき、卑弥呼という母の胸に抱かれていたのです。

なぜ女性ではなく男性の中村獅童さんなのかという疑問はあるかと思います。獅童さんは歌舞伎役者です。男女の性を超越した日本の伝統芸能の担い手です。卑弥呼という日本の黎明期に存在した、性別の枠組みを超えた大きな存在を描くには、彼をおいて他にないと感じました。また大河ドラマは若い層に見ていただきたいものでもあります。獅童さんは日本で最も若い視聴者層、つまり子どもたちの間で絶大な人気を誇ります。また、歌って踊れるミュージカル形式の本作には、彼の力強い歌声と軽やかなダンスステップも似合います。ロングスカートの卑弥呼の衣装で、軽やかに舞う獅童さんの姿に、ご期待ください!

 

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大河ドラマ 伊能忠敬 伊能忠敬 ぶらり旅 【主演】 タモリ

日本全国地図を測量した男、伊能忠敬。

全国を歩いてばかりで大河になるのか? その答えがそこにある!

五十を過ぎての学問から掴んだ栄光。成し遂げた大事業。

そこにはセカンドライフを生きるすべての人へのエールがある!

制作にあたって  チーフ・プロデューサー 武者震之助
 最近は多くの自治体の方から、地元の英雄を大河の主役にして欲しいとリクエストを受けます。そこでふと、日本全国を旅して回った人物ならば、たくさんのご当地が生まれるのではないかと思いました。

 しかし日本全国を旅した人なんてそうはいません。その数少ない一人が、伊能忠敬でした。教科書に掲載されているのに、「地図を作った」ということくらいしかあまり知られていない、忠敬。戦国でも幕末でもない、泰平の江戸時代を生きた人です。ところが調べていくうちに、波乱万丈の人生を送っていることがわかりました。しかも忠敬は大河史上もっとも大器晩成型の主人公です。五十を過ぎて親子ほど年の離れた師匠に弟子入りし、秘めた才能を開花させる彼の姿は、日本全国のセカンドライフを生きる人たちを勇気づけることでしょう。

 主演はタモリさんです。日本全国を回り、視聴者に親近感をおぼえさせる役者といえば、彼しかいません。ぶらりと日本を旅する、サングラスを外した彼の姿にご注目ください。

大河ドラマ ふしぎの国のイザベラ 【主演】 シャーロット・ケイト・フォックス(イザベラ・バード)

【原案】 佐々大河『ふしぎの国のバード』

 

近代国家として生まれた明治日本。

その古き良き伝統あふれる国を、旅した女性がいた。

冒険家イザベラ・バード。ヴィクトリア女王が統治する大英帝国を離れ、彼女は日本を見聞し、記録を残す。

恐れ知らずの彼女の旅路は、その国の人すら踏み入れない奥地にまで続いてゆく!

 

制作にあたって  チーフ・プロデューサー 武者震之助
大河ドラマの役割とは何か。歴史を描くことももちろん大事。そして見る者にとって、日本の魅力を再発見させてくれることもあるのではないでしょうか。 大河とは時の流れだけではありません。イザベラの旅路もまた、太く大きな流れです。

本作はイギリス人女性・イザベラの目を通して、明治日本の魅力を再発見する喜びに溢れています。また、国の権力者だけではなく、庶民の目を通した明治日本という「歴史」にも、改めて触れることができます。

主役を演じるのは、『マッサン』の魅力あふれるヒロイン像で日本中を魅了したシャーロット・ケイト・フォックスさんです。『マッサン』では、来日して日本という未知に触れるエリーを好演しました。本作でも、時代劇という未知の世界に踏み込む彼女の姿は、日本を旅したイザベラと重なって見えることでしょう!

 

大河ドラマ ラ・ミッション【主演】 玉山鉄二(土方歳三)・榎本武揚(片岡愛之助)

【原案】 佐藤賢一『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』、アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新』他

 

閉ざされた国日本の開国とともに、様々な思惑を胸に秘めた者たちがやって来た。

誇り高き剽悍なサムライたちは彼らをどう思ったのか?

憎むべき敵から、信頼する戦友へ。

海を越えた者たちはサムライにとって変わってゆく。

 

制作にあたって  チーフ・プロデューサー 武者震之助
幕末を舞台にした大河ドラマは、薩摩、長州、土佐、幕府、会津、新撰組と、だいたい主要勢力目線では既に先行作品があります。

それではもう幕末はネタ切れかと言いますと、そんなことはありません。外国勢力から見た日本像はまだなかったのです。開国を迫る強大な力として、攘夷や戦争の標的として、武器を売る商売相手として、そして同盟相手として、彼らは存在しました。外国からはるか遠く日本までやって来た様々な国の人々は、深く幕末の運命に関わっていたのです。彼らに接した「サムライ」たちも、はじめのうちは攘夷を掲げ何が何でも外国勢力を排除しようとしていました。徹底して敵とみなした相手と共闘するようになった心境の変化はどのようなものだったのでしょうか。そこも見所のひとつです。

本作は幕府軍に身を投じ、土方歳三ととともに戦ったフランス出身のブリュネを中心として、幕末を描きます。フランスだけではなく、イギリス、アメリカ、プロイセン等、様々な国から見た日本の姿がわかります。

 

すみません、ネタばかりあげて。でも『ふしぎの国のイザベラ』と『ラ・ミッション』あたりは大河でなくてもよいから、ちょっと見たいなあと自分でも思ってしまいました。いかがでしょうか。

次に、ネタを抜きにしてちょっと題材をあげてみましょう。

 

わりとよく名前があがる定番題材


源頼朝、木曾義仲と巴御前、楠木正成、明智光秀、北条氏康、島津家四兄弟、服部半蔵、佐竹義重・義宣、最上義光、長宗我部元親、毛利輝元、細川忠興とガラシャ、古田織部(『へうげもの』)、石田三成、立花宗茂とギン千代、淀の方、桂小五郎
 

実現したらおもしろそうだけど難しい題材 

一条天皇・藤原道長・紫式部・清少納言・中宮定子・彰子

実現したらおもしろいのですが、平安ものはなかなか難しい壁がたくさんある気がします。衣装、皇室タブー、時代考証などなど。

伊藤博文・梅子

この間の『ヒストリア』で取り上げられました。井伊直虎も『ヒストリア』から大河という流れですし、大河のアドバルーンをあげる番組になっているのかもしれませんが。そうなるとこの題材は厳しいようです。

伊藤夫妻を取り上げた『ヒストリア』の反響には、なかなか強い反発がありました。無理もないとは思います。当時から周囲が呆れ気味だったという伊藤博文の乱れた下半身事情は、女性視聴者から総スカンをくらいそうではあります。『ヒストリア』もなんとなくよい話にしようとしていましたが、うーん……。

博文大河の障壁は隣国とよく言われますが、むしろ下半身事情の気がしますね。そのあたりを赤裸々に描き、それに耐える妻の苦悩を描けば女性視聴者もそこまで反発しないとは思います。しかしどうしても「こんな夫を支える妻の献身はえらいですよね〜」と無理矢理美化に走る気がするんです。近年の大河の「女性への配慮」って何かとんちんかんですからね。歴史ものの描写だけではなく、恋愛描写すらおかしいわけで。

それに伊藤博文の下半身描写に関しては、女性だけではなく地元や支持者の反発もあると思います。そんなに悪いことばかり描くな、そんなものはやめろとクレームがつくと。「日曜夜八時にそんな描写やめろ」も当然あるでしょうね。

そんなところを考えますと、何故出来ないのかと何度も言われるけれども、結局実現しない題材の筆頭となりそうです。

 

水戸光圀 原作者たいーほでお蔵入り?

原作枯渇の大河において、彼ならば有力原作がつくと期待されていたのですが、それが裏目に出ました。

光圀伝の大河ドラマ化、水戸市が要望見送り 作者・冲方丁容疑者逮捕受け - 産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/150827/rgn1508270016-n1.html

まだ容疑者の段階で萎縮し過ぎている気もしますけれども。今更原作を外すわけにもいきませんし、水戸光圀大河は暗礁に乗り上げてしまったようです。残念。

 

『経世済民の男』リメイクしちゃえば?

いいですよね。尺も足りていなかったし、リメイクして欲しいですよね。

ただしこのあたりは既に一度失敗している道ではあるんです。大河は近現代ものを題材にした期間があったのですが、甲冑やちょんまげへの飢餓感が募って結局元の戦国に戻っているんですよね。個人的にはありじゃないかと思います。半年近代、半年ちょんまげ意欲作(漫画原作、タイムスリップものなど)ローテーションなんてよいと思います。でも現実するかどうかは、また別です。

 

女性主人公大河のゆくえ

女性主人公が厳しくなるのは宿命的です。時代が古いと、女性は特に史料が少なくなるでしょう。

幕末から明治にかけてであれば、女性でも史料は残っていると思います。ただし、その場合でも朝ドラの方が向いていることは確かです。『あさが来た』で幕末スタート朝ドラに挑んでしまったわけですから、明治の比重が高くなる女性主人公ならば、朝ドラにしてしまう方が無難ではないでしょうか。

どの時代にせよ、マイナー女性主人公はもう拒否感が見る側に出ておりますので、しばらく避けた方が良い気はします。王道回帰の北条政子、北政所ではいかがでしょうか。

 

結局何がベストか?

 結論から言いますと、一番実現すべきは敢えて戦国三傑ではないかと思います。既に繰り返されたテーマとはいえ、切り口を変えることもできます。コンピュータグラフィックスや技術の進歩で、より迫力のある場面も作れると思います。平成の、21世紀の三傑像を本気で描くのであれば、意義があると思うのです。そこで奇をてらわず、織田信長あたりをもう一度チャレンジして欲しいと思います。

が、そこでひっかかるのが従来のイメージと最新研究のバランスですね。

革命児イメージが強い英雄(織田信長、坂本龍馬など)を、新史料や研究をベースにしてそのイメージから外して描くと、クレームが出てきてしまう。最新研究ベースにすると、従来のイメージと違うとクレームが出る。悩ましいところですね。それでもマイナー女性主人公よりは風当たりが弱いとは思いますので、王道回帰も一度ご検討いただければと思います。その場合出来れば原作があればなおよろしいかと。

大河の題材選びって難しいですね。妄想でプロデュースしても辛いものがありました。毎週きついことを言って申し訳ない気分にも少しなりましたが、それでもやっぱり来週もいろいろ書いてしまうと思いますが。

ともかく面白い大河を! 面白い大河をお願いします!!

 

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