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あさが来たレビュー

あさが来た感想レビュー第16週「道を照らす人」さよなら五代さんスピンアウトや大河登場待ってるよ

投稿日:

おはようございます。今週は五代退場回ですが、私の中ではナイスな五代はんは既に先週お亡くなりになられており、今いるのは残念な五代ですので、ちょっとテンションがあがりません。逆転して欲しいところではあるのですが。

五代才助

五代才助

1月18日(月)

あさはその後もよさそうな炭坑を買い続けているようです。資金の出所はよくわかりませんが。炭坑の視察も商談もなく、子ども用の本をめくってペンギンを見つけて喜んでいたりするだけなので、ちょっと活躍ぶりがわかりません。ペンギンネタ、ちょっとしつこすぎるのでは。巾着もペンギンも、最近はちょっとくどくなってきました。

加野屋には、女の社長に会いたいと来客がやって来ます。すると雁助が激怒し、この店には女の社長なんていないと追い払ってしまいます。八代目である榮三郎を重んじる忠義ゆえですが、客商売でこの対応はどうかと思います。フラグ立てるにしても、やり方がもう少しあるのでは。榮三郎も卑屈なほどあさにへりくだっています。その様子を、いがぐり頭をした一人の客がじっとみつめています。宮部はいつの間にか、洋装になっております。

ここにあさが、宮部を連れて帰ってきます。あさたちは椅子とテーブルで、宮部をもてなしステーキを食べています。皆フォークとナイフの中、宮部だけ箸を使っていて芸が細かいのですが、テーブルの面積に対して皿の数が多すぎるのでは。ここは宮部があさをひたすら褒めちぎります。あさの功績は宮部が説明しまくっているわけです。宮部が褒めるのはよいとして、雁助にももうちょっと何かないんですか。彼も炭坑で頑張っていましたが。

その後、あさは千代の耳たぶを触りながら寝かしつけています。せっかく千代が寝たところなのに、その横で銀行に関する相談を始めるあさ。先週ラストのように感動的に泣かせても、こういうちょっとどうかと思う行動を積み重ねるから、台無しになっている気がするんですけどね。耳たぶを触る仕草はとても優しいのに。新次郎は巾着を手に取りそっと逃げ出してしまいます。

新次郎は宮部を連れて大阪見物へ。ここで榮三郎があさに出くわし、銀行の話を新次郎としたのかと聞きます。ここであさが銀行の話だとわかるなんて頭がいい、と言いますけれどもあんなにしょっちゅうあさが銀行のことを言っていたらわかっても当然では。あさの銀行事業への思いも、始める始める詐欺になってしまいそう。確かはつが和歌山に行くあたりから言っていますから、もう十年くらい経過していますね。

あさは五代を訪れ会話。本題のあとペンギンについてあさが触れようとしたところで、別の来客が来てしまいました。ここの会話で五代の顔色が悪いとあさが言うのですが、実は最近はあさを演じる波瑠さんの顔色も悪く、メイクしていても目の下が薄紫になっているのがわかるんですよね。以前健康不安説も出ていましたし、『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォクスさんも、後半はかなり体調が悪くなっていたと言います。ちょっと心配ですね。

ここで五代が「私が死んでも私が作った大阪は残る」とまたフラグと立てました。五代が死ぬ死ぬとフラグ立てすぎ。人気キャラだからそれで視聴率引っ張りたい気持ちはわかりますけど、先週とまとめて一週間じゃ駄目だったんですか。流石にくどいです。

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1月19日(火)

加野屋では榮三郎が雁助と話し合い、銀行に舵を切ると決定されます。雁助は正吉への恩義や加野屋の歴史、それと自分の思いを天秤にかけ、ついに決意を固めました。この場面、新次郎が思いきりのぞき見している状態なのが気になるんですが、案の定新次郎の後ろにいたのが聞きつけて、皆に言いふらしに行きます。もうちょっとセキュリティとかデリカシーとかどうにかならないのかな。店の中は銀行に変わる噂一色に。

あさはよのに銀行業務について尋ねられ説明をするのですが、店の者たちが住み込みではなくなるということを語り出します(江戸期にも通いの店員もいたわけですけれども)。これは相手がよのだからそうと言えばそうなのですが、結局両替屋と銀行の違いについて、システム的なものとか世間のどういう流れで必要かとか、説明されないんですよねえ。とにかく今はその時代だとか、志のある人を助けるとか、抽象的なことばかりです。まるで押し売りみたい。とにかくお得、ここで買わないと損するとまくしたてるんですが、具体的なメリットが見えてこない口上です。

あと、カンパニー=びっくりなカッパネタは、びっくりぽんともどもそろそろ辞めて欲しいです。劇中のあさはもうアラサーなわけで、流石に苦しくなってきました。一度受けたからと同じネタを繰り返すのはくどいです。

あさは石炭も新たな会社を作ると言い出します。ここで折り鶴を使って説明するのですが、ハッキリ言ってわかりにくいです。そして勢いのあるBGMで誤魔化す手を、本作も使うようになってしまいました。

あさが宮部や新次郎と話しているとうめが、話があると来ます。うめは雁助の身を案じて、のれん分けしないのかと気にしているのです。のれん分けはしなくとも、一番大きな店の支店長にしたいとあさは展望を語ります。

あさと新次郎は、千代の前で雁助の処遇について話し合います。とりあえず雁助には新次郎が自分から今後のことを話してみると言います。ここで千代がまた銀行の話かと聞くと、あさは銀行という言葉を覚えさせてしまったと言います。

あさは自分の幼少期のことを忘れてしまったのでしょうか。商売のことでも学問でも貪欲に好奇心を持っていたではありませんか。あさは薄情な母親だと感じることがありますが、それは外で働き子どもの前で商売の話をすることではなく、千代の成長や好奇心関心に注意を払っていないからです。ノルマ的に千代と一緒にいればいいと思っているだけに、時々見えてしまいます。

そのころ五代は体調悪化にも関わらず、大阪のために働いていました。砂時計は残り時間が短いということでしょう。相変わらず大阪のため、具体的に何をしたかの説明はなし。最近は本当に説明不足になってきました。

雁助はうめに、時代の趨勢について行けなくなった、自分の時代ではないと告白。うめは雁助こそ加野屋になくてはならない人だと励まします。雁助はここでうめに、一緒にこの家を出ないかと言うのでした。

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1月20日(水)

このうめと雁助の場面を、デリカシーのない宮部。それとあさが目撃してしまいます。朝ドラで立ち聞き覗き見は必要悪のような部分がありますが、二日連続重要な場面を誰か覗き見するというのはいかがなものでしょうか。宮部のデリカシーゼロの態度もなんだかなあ。ここでうめはあやまって熱湯をこぼしてしまい、雁助がそのせいで火傷してしまいます。

宮部は九州に帰り、うめと雁助は火傷の処置で大慌て。手当てするために顔と顔が近づいてちょっとどぎまぎしています。雁助はうめを連れて出たらあさに悪いと先ほどの発言を取り消してしまいます。うめはどこにもいかないかと念を押し、雁助も銀行発足までは残ると言うのですが……。

榮三郎は奉公人たちを集め、三年後の銀行開設を目指すと宣言します。この場面で影の薄い榮三郎の嫁・さちが出てくるのですが、彼女は独身時代からずっと似たような明るいピンクの着物だけで、他の人と比べて可哀相な気がしますね。役柄としては重要ではなくても、劇中では若奥さんであるはずです。今のところ榮三郎の嫁というより千代専属女中みたいになっていますし、損な役回りだなあと感じてしまうのでした。

雁助はこれからは旦さんではなく頭取と呼ぶようにと言います。ここで榮三郎があさを促し、一言のはずがやけに長い挨拶をあさがします。最近この場面以外でも気になるのですが、BGM過剰気味です。中身の薄い台詞を音楽で盛り上げて誤魔化しているようで、ちょっと興醒めです。

ここでは銀行業についてだけではなく、炭鉱業など他の業務の会社も立ち上げると発表されました。

新次郎は雁助を気遣い、一対一で面談。銀行業についていけないようなら、お店を出してあげるから引退したらと親身担って提案する新次郎です。銭金が好きではなく、正吉に教え込まれた信用が好きではないかと図星をつかれて、雁助も軟化します。雁助は若く見えるのですが、引退してもおかしくない六十くらいのはずなんですよね。いい身の引き時と思います。

あさは新次郎に、炭坑の会社社長を引き受けるよう依頼します。あさはなんでこういう大事なことを事後承諾で認めさせようとするんでしょうか。社長を誰にするかで引っ張るつもりという意図はわかるのですが、それこそ「信用」をないがしろにしていませんか。あさは新次郎が社長になるべき理由を語りますが、これまたどんなことでも人情で回収するNHK大阪の悪癖が出ています。

以前もちょっと書いたのですが、当時の既婚女性は「無能力者」扱いされ、契約を結ぶなど、商売に必要とされる権利を一切持っていません。現在でいうところの未成年扱いのようなものです。独身女性、未亡人であればこれは違います。明治の女性実業家は未亡人が多く、広岡浅子も炭坑に乗り込んだ際には未亡人だと周囲から誤解されていました。そういった仕組みを描かなくともよい、史実とちがってドラマだから、という逃げ道を用意して省いているのでしょう。それはわかるのですが、今より女性の力が制限された時代に活躍したと描くのであれば、そうした障壁は説明して欲しいところでした。

そして今日の締めは倒れ運ばれる五代。この場面、今までくどく体調を崩してふらふらする描写がんかったらもっと劇的だったんでしょうね。

 

1月21日(木)

お姫様のようにソファで目を閉じる五代。もうこのドラマ、キャラ萌えの貯金だけで回す作品になってきました。私の中ではそういう貯金が先週燃え尽きているので、マイナスになっております。綺麗な台詞だけで盛り上げるようになり、五代の功績もちゃんと説明されません。せいぜい造幣局の桜を市民に開放したことあたりが語られます。前半貯めたキャラ萌え貯金はまだ健在という作りのため(受け取り方は個々人によるでしょうが)、なんかいいことを言う五代とふらり〜とした新次郎が、「比翼の鳥」だとか感動的フレーズを並べたら、あとはもうそれでホイホイ釣れるって感じですかね。五代は会う人ごとに「自分が死んだあと自分の作った大阪が残ればいい」というニュアンスを語っているのでしょうか。言うのはいいにしても、それを何度も映す必要はないと思います。病み衰えた姿をあさに見せたくないとか、このキャラらしいかっこつけぶりで、BGMも盛り上げにきて頑張ってはいるんです。最近は露骨に制作側もキャラ萌えアピールしてきますし、それで満足という人はいるんでしょう。しかし前半の緻密さやキラキラした輝きはもうあまりない気がします。

ここで加野屋に戻った新次郎の社長就任お披露目。ニートを卒業したら店の者から胴上げをされる新次郎。まだ萌え貯金があれば私もしらけずに見られたんでしょうか。冷たい目で見ていると、本当に台詞、演技とBGMで盛り上げようとしているなあという感じで。こんな人の死でダラダラ間延びさせたまま引っ張るドラマだったことにびっくりぽんです。

そんな中清涼剤なのは、演技達者なうめと雁助の場面。包帯を巻くうめの肩に手を回そうとするも、とまどう雁助さんが絶妙でした。と思っていたら、いい加減しつこい「五代は体調悪いけど働いています」が挟まれてもなあ。ファンサービスですかね。

社長になった新次郎はあさと一緒に算盤はじきながら帳面チェックをするのですが、思い切り付け焼き刃感があります。いや、悪くないかもしれないんですけどね。社長の仕事は算盤をはじくこととはまたちょっと違うんではないのかな、と。新次郎の人の話を聞く力を褒めたなら、そういうところを伸ばすべきというか、算盤はじきは下のもんに任せてもよいのでは? 現代でいうと、社長がエクセルマクロの練習始めたみたいな違和感があるんですけど。

今日も美和のレストランにいるあさに、駄目押しで五代の体調が悪いこと、東京に行って戻ってこない可能性があることを、五代秘書の三坂が報告(この秘書、機密情報とか主人の動静ダダ漏らしにし過ぎ)。言い方は悪いけど死ぬ死ぬ詐欺みたい。まあ、明日あたり詐欺じゃなくなるんでしょうけど。

1月22日(金)

あさは「なんでだす!? なんで戻って来ないの!?」と言うわけですが、このあとに続く質問といい、尋ね方がいい歳こいた大人のものじゃないですね。あさだって顔色が悪いことはわかっていたはずで、少しはぴんと来ますよね。今まではあさの若さとして擁護できていた部分が、そろそろ若さではなくバカさになって来ていて辛いものがあります。もう大人なんですから「なんでだす!?」とくってかかっていいのは、理不尽なことを言われた時だけですよ。これじゃただの失礼な人でしょう。新次郎に連れられて、五代の元へ向かうあさ。

はい、そんなわけで五代ファイナルステージです。寄合所に駆けつけたあさはたち。新次郎に促されたあさが目にしたのは、ソファで仮眠をとる五代でした。ここであさと五代、最期の会話になります。あさは五代に道を照らしてもらえたと涙ながらに訴えます。先日新次郎に「やつれた姿を見られたくない」と感動的なことを言った五代ですが、今日それが反故になってしまうのですね。五代出番最終日にあさと会話を入れるのは仕方ないにせよ、キャラとしてのダンディズムは弱まった気がします。

そしてもう死ぬと強調するわりには、結構元気そうに長々と思い出話ができる五代……今週は朝ドラの一週間縛りがマイナス方向に作用しておりまして、間延びがひどいです。回想シーンで尺を稼いでいるのがミエミエ。開拓使払い下げ事件と死、五代中心エピソードを圧縮して一週間にできなかったのでしょうか。五代の人気が絶大なものと言うのはわかるのですが、その人気に乗っかって彼のキャラを崩壊させてしまいました。「もう少し見たい!」と思うくらいがよいさじ加減だと思うのですが、やり過ぎましたね。ペンギンネタもそんなにしつこく引っ張るものでしょうか。最期の会話になるかもしれないのに、ペンギンかよ!

この間、途切れることなく大仰なBGMが流れ続けます。スタッフは回想シーンで出すかもしれないと発言しておりましたが、個人的にはもう見なくてよいかな。胃もたれします。昨年の末までは、五代がこんな残念なことになるとは思っていませんでした……私の中では先週の時点で五代は死んでおりました。

五代は東京で療養生活に入り、その一ヶ月後亡くなりました。正直なところ、死ぬ死ぬ詐欺が終わったという安堵感ばかりです。正吉のように、死を惜しむ気持ちがあまり湧いてきませんでした。五代の死より、そのことの方が残念です。五代はあさの師匠として、ビジネスについて教えていた設定ですが、することと言ったらペンギンネタばかりでした。

有働アナ、朝ドラ“五代様”死に涙「心の整理つかない」 ネットでも悲鳴続々「仕事休みたい」 | ORICON STYLE http://www.oricon.co.jp/news/2065715/full/?ref_cd=tw

と、私は文句ばっかりですが、世間的にはこんな悲鳴もあがっているようで、キャラ萌え路線としても、ディーン・フジオカさんの日本再上陸としても、大成功ではあるのでしょう。

1月23日(土)

五代の葬儀です。葬儀には四三〇〇人以上参列しました。正吉の時は白い喪服だったのが、今回のあさは黒い羽織になっており、時代の流れを感じます。

美和によると、五代は借金だらけだったそうです。なんでも私腹を肥やすより、周囲に金を貸し、援助をしていたからだそうです。大久保もそうだったとか。このあたりは史実です。五代と大久保はこういうところがあるから救われるんですよね。そのへんが昨年大河の某県令あたりとは違います。

あさと新次郎は五代を偲びます。今週は、五代について他の人たちが話す場面が本当に多いですね。多すぎるといいますか。そこへ雁助がやってきて、月曜日のへえさんが来店中と告げます。月曜日に来て、「へえ」としか言わない常連客のことだそうです。用件はなんと加野屋への就職希望者とか。

あさが彼の面接を開始すると、やはり「へえ」しか言わず会話できません。これは流石に雇えないでしょうと思っていたら、あさもキレます。そこでやっと会話が成立し、元大蔵相の会計検査員・山崎平十郎と名乗ります。経済立て直しには民間の銀行が大事だと気づいた平十郎は、二年ほど様々な銀行を周り、加野屋こそが求める銀行だと目星をつけたそうです。ここもBGM過多気味だなあ。山崎の加入はよいとしても、向こうからやって来るよりあさか榮三郎がヘッドハンティングした方が面白かったかな、その話を五代の死と平行して進めてもよかったかな、という気がします。鉱山は掘ったそばから当たる、超有能な人材は向こうからやってくる、ではあまりに運頼り過ぎますからね。

年が明けると、千代は数え十才、鈴木梨央さんに変更。朝ドラや大河で主人公子役を、主人公の子の子役に使い回すのはわりとよくある話ですが、この配役はちょっと無理矢理感があるかなあ。チビあさの元気のよさがはまっていて、前の子役もよかっただけにちょっと残念です。

千代はうっとりと東京土産の、鹿鳴館舞踏会の絵を見ています。ドレスにあこがれる千代ですが、あさは千代にとってはひどいことばかり、しまいには金魚みたい、あいつら働きも勉強もせずにチャラチャラ踊りやがって、と描かれた踊る女たちに対してまで批判的なことを言います。

あさ、昨年大河最終回を、年をまたいで批判。実際に広岡浅子は鹿鳴館に批判的だったから仕方ないですね。

昨年「ドレスで光の世界へ!」

今年「金魚みたいなカッコで勉強もしないで、働かずにチャラチャラ踊りやがって」

せ、せわぁない!

千代はここでむっときて、メイクもしないでひっつめ髪で仕事ばっかりしているお母ちゃんにはわからないよね、とすねてしまいます。とはいえ、動きやすいというドレスには、ちょっと関心があるようです。実用面で、みたいですが。

あさは寄合所で自転車について聞かされ、五代のことを思い出します。あさは興味を持ち、乗りこなして見せると宣言。そういえば五代があさなら乗りこなせると手紙に書いていましたね。自転車に乗るのであれば、ドレスが必要になりそうです。

自転車という移動手段は、女性にとって自立の象徴でもありました。当時の女性にとって、誰の手も借りずに颯爽と移動できる、画期的な手段であったのです。五代があさと結びつけたことにも、そうした連想があるのかもしれません。

千代は、あさとは違い、父にエールを送る女子マネージャー系の癒やし系に育っているようです。千代がエールを送り、新次郎に仕事をやらせる姿に、よのは「計画通り」とニヤリ。そこへ新次郎を「お父ちゃん!」と呼ぶ少年が来店。隠し子かと緊迫した空気が走りますが、なんとはつの長男・藍之助でした。そしてそのあとについて、はつと菊もやって来ます。ついに姉妹再会です。

総評: 

先週やってしまった感があり、今週も五代の死で引っ張りすぎている部分がありました。雁助や山崎の話を平行してすすめつつ、五代の偲ぶ流れでもよかったのではないかと思いました。先週からは若干持ち直したものの、脚本演出が今ひとつクオリティ下がり気味なのは残念です。特に過剰なBGMは何とかならないのでしょうか。

あさの演技に成長が見られないのも、マイナス要因です。劇中はアラサーですので、着物の色も落ち着いて来ました。脚本や演出でも「びっくりぽん!」「カッパー!」「なんでどす?」は封印して、しっとりとした大人のあさになって欲しいと思います。実業家としての活躍ははしょり気味になるとしても、そこをなんとかするだけでもかなりよくなると思うんですけれどねえ。

千代のドラマクラッシャー感に続き、藍之助もちょっとうっとうしそうになりそうで、ここも不安です。

来週の展望はさておき。ここで今週退場の五代について振り返ってみましょう。私の場合、五代が亡くなった日はそうでもなかったのですが、今週総評を書いていると、なんだか惜しい気持ちがじんわりと湧いてきました。

とりあえず、ドラマ制作側としては五代についてはガッツポーズでしょう。

・五代ロス 朝ドラファン惜しむ | 2016122() - Yahoo!ニュース http://news.yahoo.co.jp/pickup/6188586

・花燃ゆ:視聴率低迷 銅像建設計画が寄付金不足でピンチ - 毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20151224/k00/00m/040/051000c

こう並べると明暗ぶりが際立ちます。銅像に五代ファンが押し寄せる朝ドラと、そもそも銅像建設に必要な資金すら集まらない大河。どうしてこうなった。

終わったものと比較しても仕方ないですし、意地悪ではあります。しかし、同じく世間に埋もれていた幕末から明治の人物を取り上げておきながら、ここまで差がついたということは大変興味深いものがあるんですね。五代フィーバーを見つめながら、もし『花燃ゆ』が成功して楫取フィーバーがあったらと妄

終盤は脚本に足を引っ張られたとはいえ、五代にディーン・フジオカさんは絶妙なキャスティングお見事でした。海外で活躍した独特の雰囲気という点で、五代と共通点があったことがまさに絶妙なポイントです。ブレイク待ったなしです。あの一歩間違えたら変態ストーカーになる五代を、よく魅力的に演じました。

そこで、ディーンさんはこのまま『真田丸』に出てもよいんじゃないか、と考えまして。それでは誰が適役かと妄想した結果、伊達政宗なんてどうかなと思ったりしまして。東北つながり、遠い地から来た感覚、派手にふるまっても似合いそう、などなど向いているのでは。もっともディーンさんの出身地にとって伊達は敵なんですけれどもね。眼帯ディーンさんなんて、いいんじゃないですか。

今年はないにしても、将来大河あたりには出るのではないかと思います。アクションも得意だそうですし、武将姿も似合いそうですね。ディーンさんを発掘しただけでも、もはや今作は功績ありと言えるでしょう。

武者震之助・記

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