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あさが来たレビュー

『あさが来た』ネタバレ感想レビュー第24週「おばあちゃんの大仕事」

更新日:

 

おはようございます。

私が以前紹介した『ダウントン・アビー』というドラマがあります。この主役であるグランサム伯爵ロバートと、その妻であるコーラは、愛情ではなく利害の一致により産まれたカップルでした。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、英国貴族は税制改革、アメリカからの食料輸入による穀物価格の下落を受け、困窮していました。資産を手放さないために彼らが取った手段が、資産家令嬢の持参金を頼りにすること。

海の向こうのアメリカでは、新興の資産階級が生まれつつありました。彼らに足りないのは、ステータスです。そこで彼らは娘を英国貴族に嫁がせることで、ステータスシンボルを得ようとしました。かくして海を越えたアメリカン・プリンセスと、彼女らを妻にした貴族たちが大勢産まれたのです。

ロバートとコーラも、こうした結婚で結ばれたわけです。といっても、結婚後愛情を育み、三女にも恵まれ、幸せな家庭を築きあげました。

なぜこの話を長々としたかといいますと、本作の千代と東柳もこうした時代を象徴する、金と血の釣り合いから産まれたカップルであるからです。それならそうとありのままに描き、明治のセレブ生活を描くドラマにすればよいと思うのですが、何故か親切に庶民でも共感できるツンデレ山あり谷ありラブストーリーにするようです。そうされても、時代背景などを考慮するとどうしても嘘っぽく見えるんですけどね。

本作のチャレンジのひとつに、資産家ヒロインという要素もあったはずですが、いつの間にやら消えたようですね。

 

3月14日(月)

あさたちは大隈重信に依頼し、千代と東柳をセッティングします。よのは人生最期のわがままとしてこのお見合いを位置づけているようです。

千代は夜、あさの元へとやって来ます。千代は大学で勉強するのは熱心な子に任せて、私は自分の道を行く、つまり結婚したいと言い出します。さらに千代は、私は品がないし、上品な東柳と釣り合いが折れる自信がない、と言います。おうおう、それはそうだ、まずはびっくりぽんと人前で言うとか、母親をギャンギャン罵るところからやめような。でも、これだけお金持ちの娘なら心配なんていらないと思いますよ。

この母娘の会話で、樋口一葉の死が語られます。あまりにあっけらかんと明るい口調であさがその死を口にしたので、ちょっとぎょっとしました。明治の女性の光と影が一瞬交錯したように思えたのです。彼女の作品は、貧しさゆえに身を売らねばならない女性の悲哀を描いていました。彼女自身貧窮の極みにあり、金と引き替えに妾になれと男から迫られたこともあります。あさは女の人生のためにチケツを用意するようなことを言うわけですが、それすら手に入れられない女性もいたわけですな。史実では広岡浅子は、当時のプロテスタントの例に漏れず、身を落とした女性たちを救う廃娼運動にも心を寄せていたそうです。しかし、ドラマではおそらく描かないでしょう。

舞台は大隈邸にうつり、成澤が暑苦しい口調で女子大の寄付について語って、発起人大会をするということになります。成澤はなぜ普通にしゃべれないんでしょうか。松岡修造でもリスペクトした演出でしょうか? 松岡さんは普段の話し方は普通なんですけどね。それにしても、ひとつの部屋に四人いて、そのうち二人が『花燃ゆ』お詫びキャスト(成澤、大隈綾子)だと、本当にあのドラマの続編を見ているようでげっそりしてきます。松坂慶子さんは「主人公をベタ褒めして力をホイホイ貸すえらい人の奥さん」と役柄がかぶっているし演技も同じような調子なので、『花燃ゆ』スピンオフを見ているような錯覚に陥ります。

ここで成澤が長州出身だと綾子が「流石長州出身ね、私利私欲なく奔走するのが長州男児」みたいなことを言います。ええっ、大隈重信って薩長閥と対立していたのに!? それにしてもここまで徹底的に長州をガン無視して薩摩重視だった本作がいきなりなぜ長州リスペクトを? 明治時代って井上馨とか、山県有朋とか、長州出身の利権を思い切りエンジョイしていて、以前も書いたように井上馨なんて西郷隆盛から「三井(ドラマでは今井)の番頭さん」と嫌味言われたくらいなんですけどね。私利私欲なく動くというのは吉田松陰のイメージとしてはあっても、明治人の考える長州人一般のイメージではないと思うんですが。

それと、成澤の所作が汚すぎませんか。公式サイトの特集ページによると、わざと不潔、がさつな動きをしているようです。演じている方もノリノリで、これは彼だけではなく平十郎や宜もそうらしいのですが、奇人変人を演出するあまり不快感が出てしまっています。演出ミスではありませんか。この汚い所作でも『花燃ゆ』を連想してしまうんですよね。あれも松下村塾生の不良っぽさでも出すためか、柱によりかからせながら松陰の話を聞いたりしていました。あのだらしなさ、行儀の悪さのせいで、彼らが本当にチンピラ臭くてがっかりしたんですよね。

はつや新次郎が何故魅力的かわかりますか。所作が綺麗でぴしりとしていることもその一因だと思うわけです。新次郎がいくらふらふらしていても、芯までぐにゃぐにゃせず上品に見えるのは、所作が美しいからです。成澤はその逆です。いくら口で熱いことを語ろうと、ライスカレーをがっついて食べ、他人の家で靴下を脱ぎ、フケをばらまく勢いで頭をふったら台無しです。

話を戻します。大隈綾子は、突然「あさはなんても恵まれているから協力しません」とか言い出します。さらに「私と勝負して勝ったら協力しますよ」と。囲碁ですかね。何かあるとコネを使い、まともな商談ではなく何かの勝負で協力を得る。果たしてこれは、ビジネスを描いたドラマと言えるのか疑問ですが。

和歌山では、みかん農園の経営に行き詰まった惣兵衛が山を売ろうと言い出します。以前からちょっと不思議だったんですけれども、あの広大な山を眉山一家は誰も雇わずに耕していたのでしょうか。生活レベルをあげる余裕があるなら、人手を増やしてもよかった気がします。それはさておき、藍之助には考えがあるようです。

 

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3月15日(火)

半分でもいいから山を売りたいという惣兵衛に、はつは養之助はあと二年で戻るのだから、それまで何とかできないかと語ります。

大隈綾子はあさと相撲で対決するのかと思ったらば、囲碁対決でした。囲碁を打つ場面はほとんどなく、あっさりあさが最後の一手を打つところだけで終了。綾子はあさの願いである千代のお見合いの件を承諾します。こんなノリでホイホイ決まってよいものなのでしょうか。コネがあるっていいですね。千代は見合いのことを聞いて大喜びですが、そこまで喜んでおきながらお膳立てをしたあさに礼を言いません。こういう小さな積み重ねが、千代の印象を悪くしています。

あさと成澤たちはホテルを借り切って、大規模な決起集会をしようと企画します。まだ見切り発車だけど、大々的にやればよい宣伝になるだろう、というわけです。ここでその準備が入るのですが、発起人の名前を書く亀助の字が、いくらなんでも汚すぎて驚きました。以前も使った亀助の筆跡ネタなのでしょうが、ここまでへたくそだと本当にやる気があるのかと思います。あさの招待状の折り方も汚いらしく、宜に怒られています。これも以前あったネタの焼き直しですが、ここまで出世したのにそんな下っ端がやるようなことをするのもどうかと思うんですが。ネタが尽きた感じがあります。

次の場面では成澤が熱弁をふるっています。部屋は狭く会議所より狭いくらいで聴衆も少なめです。しかも肝心の成澤の演説が暑苦しい喋り方に中身もぺらぺらで、正直こんな奴に任せているから女子大ができないんだよ、と冷たい目線で見てしまいました。妙にしょぼいと思っていたら、これはプレ集会で、本番の豪華ホテルフロア貸し切り集会はナレーション処理でした。予算がもうないんですね。

集会は話題になるものの、アンチも増やしてしまい成功とは言えない事態に。新聞でも格好のネタにされます。ここであさは「戦争景気も終わって銀行も雲行きがあやしくなってきたし、タイミングが悪かった」と他人事のようにしれっと言います。本業の銀行が危ないとかさらっと言うなよ、タイミングが悪いと思っているなら今やらなきゃとか最初から言うなよ……あさって言動があまりにふらふらと無計画で、大口叩く割には計画がずさんで、加野屋が存続しているのは運とコネのおかげとしか思えなくなってきました。

アンチの行為として、石をつつんだ紙が窓ガラスに投げ入れられたり、ビラが貼り付けられたりした例が語られます。さらに美和のレストランでは、大声で客が成澤らの悪口を言います。五代の開拓使事件の時もそうでしたが、まるで美和のレストランって世間の縮図ですね。成澤はすっかり意気消沈して弱音を吐きます。このあたりは史実ベースとはいえ、ドラマの成澤はあまりに無能に見えるため、そりゃそうだろうとしか思えないんですよ。宜は悔しがってプルプル震えて悔し泣きします。能天気なあさ、あさの熱狂的ファンの痛い女子宜、そして不潔な無能の成澤が集まってキャーキャーはしゃいでいるのを見ると、そりゃこんな連中に金出したくないな、素人集団にしか見えないな、とどんどん気持ちがさめてゆくのでした……。

 

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3月16日(水)

あさは成澤を励まします。二人であさがいかに迫害を受けてきたか語るわけですが、大財閥今井家が実家、バックに大阪一の実力者五代がつき、さらに政界の大物とつながりがある、そんなあさに苦労を語られてもイマイチぴんと来ないのです。そうしたバックグラウンドももちろんあるのですが、ドラマですと史実の広岡浅子にあったあくの強さを徹底的に消した造形であることも、そんなに敵がいるように思えない要因かと思います。

ここであさが手作り弁当を差し出します。口ぶりからするとあさと千代作のようだが、女中に作らせた方が自然な気がします。あさが美味しそうな彩りも綺麗な弁当の蓋を開けた次の瞬間、成澤が脂ぎった頭髪をガリガリと掻くわけです。いかにもフケが飛び散りそうな動作です。

『まれ』で、ヒロインが地面で寝転がった翌日、厨房へとドカドカ乗り込んではしゃいでいたデリカシーのなさと不潔さを思い出しましたよ……『花燃ゆ』に続けて『まれ』まで思い出したくなかったです。しかしこのあとも奮闘した成澤が何故か各地で賛美歌を歌うやかましい場面が続き、これまた暑苦しさをうるささが『まれ』を連想させた気がするのです。お世辞にも美声ともうまいとも言えない歌を、ドヤ顔でしつこく歌わせる意図は何なのですか。

加野銀行に戻ったあさは、ちょっとだけ炭坑や生命保険について榮三郎たちと語ります。一分あるかないかのところで、よのが顔を出して商売の話は終了です。まるでアリバイのようですね。

東京の綾子から手紙が届き、そこに東柳からお見合い話を断られたと書いてあったのでした。帝大卒業後、政府の官僚を目指すため婿入りできないそうです。千代は気丈にふるまったようで、廊下に出るとめそめそ泣き出しあさに甘えます。日頃はあさに反発するくせに、こういう時は思い切り甘えるんだな。

それにしても、数回会っただけの初恋の相手なのに、親と周囲、さらには大物政治家の妻まで出てきて見合いをお膳立てするなんて、千代はなんて恵まれた境遇なんでしょうね。

落ち込んだ千代に対して、宜は憎きエリート帝大生だ、凌雲閣(浅草にある当時日本で一番高いビル、関東大震災で倒壊)から吊してやると息巻きます。過激なジョークのつもりでしょうが、この子はなかなか言うことがワイルドですね。おかげで千代も慰められてはいるのですが。

あさは新次郎相手に、東柳の説得に向かうと言い出します。どうせ相手の親が邪魔していて、本人は千代を憎からず思っているとかそういう設定にして誤魔化すんでしょうが、ものすごく身勝手な奴だなと正直うんざりしました。自分が学んだ学問を糧にキャリアを積んでいきたいという願いがあるからこそ、東柳は断ったわけですよね。そういう相手の思いや事情を無視して「うちの娘が惚れているんだから説得する!」ってどんだけ厚かましいんですか。数回会っただけの相手からお見合い話が舞い込んできて、断ったら相手の親が押しかけてくるなんて、想像しただけで気持ち悪いんですが。どうせしょうもない山あり谷ありで千代の結婚を盛り上げるんだろうなと思いましたが、予想的中です。

 

3月17日(木)

あさは不景気に対応するため炭坑を売ると言い出します。回想シーンも入れて雰囲気は出ているのですが、時系列や時代背景、そもそも炭坑がどうなっているかすら省かれがちなので何とも唐突。そこへ平十郎が入ってきて、今日も商売の話は中断されます。二日連続、商談が誰かが来たことで中断されるんですけど、ワンパターンです。

平十郎は美和のレストランで新次郎と東柳が会話しているのを見たのでした。わざわざ東柳は新次郎に縁談を断ってひどいことをした、殴られても仕方ないと語ります。ちょっと大げさというか、あの程度の接触でそこまで誤る必要性を感じます。もしかしてお見合いした場面をカットしているとか? そこへよのとあさも来て話し合います。官吏志望の東柳に、官界以外でも活躍の道はああると、新次郎はここで「ともちゃん」こと五代友厚の話を持ち出します。そんな思わせぶりな言い方しなくても、と思ってしまいます。

ここであさたちは東柳に意識高い系人生論を展開します。時間がなくていろいろな部分を飛ばすくせに、説教臭いいい話や例えはやたらと最近入れるんですよね。

あとあんまり細かいところで突っこみたくはありませんが、東柳が女性を大切にするという例として出してきたナポレオンは、筋金入りの才女嫌いです。彼の制定した法典は女性の権利を制限したため、女性の社会進出を妨げた人物として有名です。

よのは千代の気持ちを思い、こうなったら婿入りではなく嫁にしてもいいから東柳にしようと言い出します。先週も指摘した気がしますが、最近の本作は商売より情優先なんですね……御家の大事を嫌というほどわかってきた人たちが、コロコロと生き方を変えて苦渋の決断を放り出すのは、見ていて芯がすっぽ抜けてきたと思わざるを得ません。うん、もう何ですかね……特にお見合い話は、無理矢理山あり谷ありを作って、でも誰も悪くしたくなくて、そうやって小細工しているうちに、ものすごく不自然になっていますね。

それから半年後、四人いた女子工員のうち三人が辞めます。「女子が長く働けない!」と悔しがる平十郎、残念がるあさ。でもあさ始め、加野銀行は彼女らの後輩を育成するようなことは何ひとつして来ませんでしたよね……業務も奥で算盤を弾くようなことではなくて、接客ばかりやらせていた印象。悔しがるわりには、気まぐれか思いつきで「職場の花」となる女子を採用したように思えるんですが。こういうところ、問題提起したように思えて、実は浅いんですよね。

そうこうしているうちに、女子大は出来ていました。昨日うるさく歌っていた成澤でしたが、いつの間にそこまでこぎつけたんでしょうか。最近はお見合い、炭坑、女子大創設、全てのプロットにおいて何か飛ばしていませんか? 本編なのに総集編を見ているような感じです。

和歌山では栄達が死去しておりました。藍之助には何か考えがあるようです。

 

3月18日(金)

藍之助はボルドー液による除虫をすれば、山を売らなくてすむと言い出します。はつと惣兵衛は大喜びです。いろいろと突っ込みどころがありすぎて、もうかえって何も言う気すら起きないこのあたりの流れ。もっともみっちり和歌山編をやられてもますます時間が押すんですよね。序盤は対比かつよいアクセントになっていた眉山一家が週番足を引っ張っています。

ここで千代の縁談話。千代の初恋は五代ということで、それを知った新次郎が「ともちゃんめ~」と悔しがる場面が入ります。正直、そこまでして五代を回想で出したいのか、と思ってしまいましてねえ。

初恋が破れた千代は、こんななら女子大にでも入ろうかとか何とか言い出します。ここで宜がそんな気持ちで入るなと千代を叱ります。ノブは成澤に無事女子大に入るよう言われますが問題は親の説得だとか。宜の親の説得であさ無双とかやめてくださいね。

食欲がうせたよののために、千代はリンゴを買出しに行きます。どうやら千代の代から使用人に何か頼むことはないようです。時系列がよくわかりませんが、リンゴの季節ということなので秋から冬でしょうか。ここで千代がリンゴを落とすと、東柳が颯爽と拾って「きみがまだ独り身という奇跡はあるだろうか?」とキザなことを言います。いろいろ何かすっとばされているようですが、これに千代がうなずいたらもう婚約成立のようで、死に掛けたよのも喜んで大団円の模様。よのは愛する孫が初恋の人と結ばれる姿を見て、満足したまま亡くなるのでした。

どうしてもおばあちゃんの死と千代の恋の成就を重ねたかったのはわかるのですが、東柳が千代を好きだという描写ってありましたっけ。何かいろいろすっとばされているようで、本編なのに総集編を見ているようです。そんな飛ばし具合なのに五代の回想は入るんだなあ。

 

3月19日(土)

あさはとうとう炭坑を売りに出しました。よのが亡くなり、お付きの女中であったかのは親戚の元へ去ることとなりました。

養之助は眉山家へ無事帰還。眉山家は順調なようです。

成澤の女子大も順調です。まずは百人の入学を目指すそうです。

東柳は、千代との結婚は二年間大学で学んでから結婚したいと言い出します。

成澤は何かを食べながら女子大の計画を語ります。何をするにも小汚い奴だな、と思ってしまうんですが……。ここで以前、私も突っ込んだ「家政科あるなら良妻賢母思想ありってことじゃん!」へのツッコミが成澤と宜からアンサーとしてあります。ここで新しい社会は家庭からだ、教養を持った女性を育てたいんだから違う、という成澤の理屈があるんですけれども、どうしても納得いきません。ちゃんとした答えになっていないもやっとした感覚があります。明治の女子教育は、江戸時代までの「腹は借り物=母親の教養なんてどうでもいい」から「富国強兵の元となる男児育成のためには母親にも教養が必要」にシフトしたものであって、女性の社会進出に結びつく段階ではなかったからです。そもそも、学んだところで高等教育を受けた女性の就職先=受け皿がない状態でした。もあさが「家が楽しいのは社会のみんなのためになる」ということだ、と無理矢理結論を持っていくのですが、正直苦しいと思います。本作のいびつな点は、明治の女子教育を描きながら、当時の理念を否定していること。しかもその理由が安易に現代への視聴者似合わせるため、というところだと思います。

ここからは宜の母、田村フナの説得です。田村家の父親はいいのでしょうか。その説得の途中、亀助が駆け込んできて女子大に応募者が多いと言い出します。本作は覗き見盗み聞きが多いことが気になっていましたが、最近は誰かが話し合っているところに別の誰かが飛び込んできて強引に場面転換するパターンが目立ち始めました。亀助のニュースは、そこまで急を要することとも思えないので失礼に見えるのですが。

これを見た宜、母にどうかお願いしたいと頭を下げます。するとフナも折れました。そしてついに日の出女子大創立の日を迎え、第一回目冒頭へとつながります。予想をはるかに上回り、多数の入学生が集まりました。ここであさが「女性のやらかい心が大切」とスピーチをするのですが、どうもこの「やらかい心」の使い方がいびつな形に最近なっていないかな、と思ってしまうのでした。初回の頃はもっと期待値高かったんだよなあ、としみじみ思い出してしまいました。あの頃は『花燃ゆ』で心がささくれだっていましたしね……。

藍之助は養之助が戻って来たので、大阪にまた向かうそうです。

順調な歩みのようで、なんと大阪強硬が起こるのでした。

 

総評

先週は「うめが雁助の掌を握る」。今週は「よのが千代の婚約決定を死の床で見る」から逆算したような話の流れでした。その帳尻あわせのため、かなりぐちゃぐちゃした印象が。

日の出女子大、千代の婚約、眉山家の山売却問題と、三つのプロットを一週間に押し込めたせいで、すべてのストーリーが中途半端になっている印象も受けます。序盤の丁寧な描き方はもう望めないのでしょうか。最後までこのガチャガチャしたフォームで駆け抜けるのかと思うと、残念です。

 

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