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花燃ゆレビュー

「花燃ゆ」感想マンガ第7話「放たれる寅」居心地のいい牢獄ホームを出たがらない吉田松陰って…

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こんばんは、武者震之助です。(第8話「熱血先生!登場」はこちら

最近不安になってきたことがあります。この作品、イケメン大河と銘打っておきながらイケメン成分が少ないのではないか、と。

イケメンで釣るつもりならば、一月の段階で野山獄はさっさと終わらせ、イケメン学園ドラマ松下村塾に持っていくべきではなかったのか、と。イケメン対策として無駄な久坂玄瑞顔見せおみくじデートやらやるくらいなら、全速力でイケメンパラダイスまで走りきるべきだったのではないでしょうか。どうせ今の展開でも、松陰の思想なんてわからないことですし。

と思っていたら、こんなテコ入れの噂が。

 

井上真央『花燃ゆ』視聴率の起死回生を頼った意外な「3人の男」(infoseekウーマン) 

どうなんでしょうね。こういうのって、

「マッサン」自己最高更新24・6%!“直訴出演”北大路効果? 

こういう好調なドラマでは意外な豪華キャスティングでますます盛り上がる効果があっても、不調なドラマだと焼け石に水という気がしますが。

とはいえ、

「花燃ゆ」意外にも若年層から高評価「気骨ある井上真央かっこいい」  

イケメン俳優揃いの大河『花燃ゆ』に20代歴女「目の保養だ」 

……という意見もあるんですが、これって既視感あるなあと思ったら、

平清盛・ツイッターの盛絵が盛り上がっている! 恋活ビューティーニュース

うん、確か三年前も「低視聴率だけど若者には受けています!」って盛り上げようとしていましたね。その結果は敢えてここでは書きませんけれども、正直「それでも若者には受けてる! SNSでは話題!」って逃げ出すのは、追い詰められている証拠だと思いますね。世間には若者もSNSでも人気、かつお年寄りにも人気で視聴率も高いという、正真正銘盛らない人気作もありますからね。ほら、ウイスキーがテーマの朝ドラとか。まあ、視聴率が低くても若者に受けたらいいと本気でNHKが思っているならよいですけれどもね。ね……。

 充実の牢獄を送っている兄を横目に奮闘中の文ちゃん

さて、本題です。今週「放たれる寅」いってみましょう。

のっけから文がすごいことを言い出します。

「寅兄様を獄から出す手立てはないんですか?」

すごいな。妹の意志でやっと息子を獄から出そうと動く家族か。この調子で文のおかげで薩長同盟とか、文のおかげで江戸城無血開城くらい突き抜けて欲しいですね。

文がいろいろ考えているころ、牢獄の寅次郎はいきいきライフを送っていました。こんだけリア充なら出なくてもいいんじゃないの? とこちらが思うほどに、です。

はい、ここでアバン終了。雄壮なOPです。

アバンの後、文は兄の著作『福堂策』を「難しいけどおもしろいんです」とすいすい読みます。二年前の八重は、女子ゆえに漢字を習うことができず、読書に四苦八苦する描写がありましたね。文が勉学に励む具体的な描写はありませんが、きっと文は先進的で男子同様の教育を受けていたのでしょう。さらに文は、持ち出し禁止とされたこの書物をささっと写し取ります。

文は早速、寅次郎釈放ミッションに挑みます。初めに出会うのはなんと……高須久子さんですよ。先週から続投の色っぽい女囚です。でもこの人に寅次郎を出獄させる手立てがあると思えないのですが、なんと丁寧にそのあたりをこの久子さんから説明してもらいます。彼女のアドバイスは「男の味方を作れ」ということでした。これ、久子出す意味はあったんですかね。

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寅次郎釈放キャンペーンのゆくえやいかに

ここで毎週恒例、伊之助さんちの家庭事情を挟んで文が『福堂策』を伊之助に託しました。

このあたりがどうでもいいのは、江戸藩邸に桂小五郎が出ることもあるでしょう。小五郎メインでいいんですよ! もう寅次郎をさっさと出していいですよ! 小五郎の横には来原良蔵がやけにセクシーな高い露出度で登場。テコ入れで裸体を出すのは本当なのかもしれませんが、二年前のあんつぁまの板チョコボディと比べるとちょっと見劣りするのは仕方ないところでしょう。

このあたりいろいろすっとばし、文から伊之助、さらに桂小五郎というラインで寅次郎釈放キャンペーンにつながったことになります。

時は流れ秋になったころ、周布政之助がついに藩主に寅次郎釈放キャンペーンを提言します。さらに衝撃の展開『福堂策』が出回っているからむしろ釈放しちゃ駄目なんだよね〜という流れに。ここで伊之助が『福堂策』こそむしろ寅次郎がすごいということなんだから釈放しろと迫ります。かっこいいBGMで今週も誤魔化す気まんまんですが、そもそも中身が説明不足だし寅次郎そのものの思想はもっと説明不足だし、そんなこと言ってもどうしようもないだろうと。

伊之助のキャンペーンがついに寿の耳に入ったようです。相変わらずのゲスっぷりで「うちの夫に余計なこと吹き込むな、いちいちいらないことすんなよ!」と怒鳴り込みます。著作を渡した云々より、この時代に姉の夫に勝手に会う妹ってかなり非常識なので、これだけゲス演出しても寿が正論に見えるのがこれまたつらいところ。

こんなグダグダでどうしてそうなるかさっぱりわかりませんが、藩主のそうせい侯が直々に長兄の梅太郎を茶室に呼び出します。寅次郎の刀を渡し、おまえから渡すように託されます。

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ハグしちゃう幕末女子、長州藩はフリーダム

梅太郎は出迎えた文に、刀を寅次郎に渡せと言われた、獄から出せと言われたと全部すらすら話します。文は喜んでハグします。あれー、現在大正時代が舞台の朝ドラでヒロインがハグして周囲が驚いていましたけど、幕末日本でもハグが普通ならおかしいんじゃないですかねー、でたらめを描いているのはどっちかなあああ?

それに梅太郎にしても、こういう政治がらみの話ってホイホイ家族とはいえ女性にはあまり話さないと思うんですけれどね。典型的な「おなごは黙っておれ!」案件ですよね。まあ時代劇じゃなくて、たまたま幕末が舞台のホームドラマですからね、仕方ないですね。

しかし肝心の寅次郎、いろいろ社会勉強になるから釈放してもらわなくていいと断ります。確かに日差しがさんさんと差し込み、施錠もいい加減、面会も自由、開放感あふれるグループホームみたいな牢獄ですからね。快適だから出たくないのかもしれませんよね。やたら色っぽい美人もいますし。

ここでホームドラマが入ります。梅太郎の妻が「牢獄に面会に行かないでよお! 本当は色っぽい女囚目当てでしょう!」と寒いホームドラマを展開して暴れます。ここの部分、あまりにひどくで怒りで手が震えるので、ここについての解説はカットさせてください。すみません。この夫婦、本作でも数少ない名演技要員だったのにひでえ。

さてグループホームサンシャイン野山では、住民たちも寅次郎を出すなコール、本人もすっかり舞い上がって出ないぞ状態になっております。藩主直々に釈放すると命令したのに、ありのままにわがままに逆らうとか、フリーダムにもほどがある(呆)。勝手にしろよ。もうほんとうにどうでもいいわ。ところが父から「妹と伊之助が出て欲しいってよ」と言われると動揺します。もうやだこのシスコン、しかも義弟とやおい状態の寅次郎。

こうした中、伊之助の家では文と寿姉妹とともに伊之助がドリームを語っております。ひどい夫だ。妻より義兄や義妹を熱愛しているって、こんな夫本当に嫌だ! 寿姉さんがかわいそうすぎます。なんで初期から文と伊之助を「運命の人」設定したんだよ!

居心地のいい野山獄での引きこもりを決める寅次郎、こんな吉田松陰でいいのか…

絵・霜月けい

絵・霜月けい

グループホームサンシャイン野山では、寅次郎を出したくない囚人が何か企み始めました。いいから出せよ、あんたら色気ある女囚やむさいおっさんより、番宣ではイケメンを推しているんだよ。さっさと退場しろ! そんなことより出るか出ないかだけで45分使うって辛すぎます。イベントてんこもりの幕末長州、こんなペースでいいんですかね。この牛歩戦術のようなテンポの遅さが辛くて辛くて、泣きそうです。

こんな中俳句の会が開かれます。もう飛ばしてくれ、頼むから参加者がとろとろ一句詠むとかやめてくれ。ここで唐突に寅次郎が何か悟ってべらべら熱血教室とかもうおなかいっぱいだよ。

と思っていたら、なんだか囚人たちがお別れの俳句を作っていたみたいです。そうなっても寅次郎は「出たくないもん」とゴネますが、うるせええええ、とっとと出ろぉーーーッ! そう叫びたいです。5分で終わらせていい内容を45分やらんでくれよ。

横書きで「二十一回」…また日本語学者の先生にイラレ使って怒られるぞ!

なんとか獄を出た寅次郎、雄壮なBGMとダイヤモンドダストみたいな光とよくわからんSEまみれの夢を見ます。えー、CGはブルーバックで軍艦を合成するとか、戦闘シーンとか、そういうところで使いましょうね。こんな妖しい夢のために、しょっぱいCGいりません。その夢で浮かび上がる「二十一回」という暗示を得ます。この「二十一回」、左から横書き……右から横書きはわかりにくいから駄目だったにせよ、なんで縦書きにしなかったんだよ!

そして私は甘かったのです。まだ牢獄から出る前に高須久子と会話するイベントが残っていたのです。今見た夢の話をするのです。この夢は何かと解析を始めます。さらに「みんなここから出すからね!」とか明るく言い始めます。いくらなんでもおまえの意見だけでホイホイ囚人出せると思わないだろうとつっこむのも、もう虚しい。

まさかの松下村塾は文のアイデア…山口で暴動起きるぞ

このあととってつけたように久子と文の面会場面が出てきます。ああ〜どうでもいいわ〜、ほんっとにどうでもいいわ〜。どうでもいいのですが、もしかして、ひょっとすると、ここでの文と久子の会話で出た「学問所」を文が寅次郎に進言して、松下村塾を作るわけではあるまいな? そんなことになったら本気で泣くぞ!

さて無事に出獄した寅次郎は、文と伊之助に出迎えられます。ここで周囲から「ちょっとは落ち着けよ」と言われますが「俺はDQN行為を全部で二十一回コンプする! まだ三回目だからあと十八回!」となんかすごいことを言い、寅次郎は駆けだしていきます。妹の進言や夢のお告げで動く吉田松陰って、誰のニーズなんだよ。

そして予告。サブタイトルが「熱血先生、誕生!」という時点で口から泡吹いて倒れそうになっていると、ここで文曰く、

「塾を開いてみませんか?」

ギャアアアアアアーーーーーーッ、本当に妹の進言で塾開いたことになってるぅーッ!?

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どうしよう。今年の大河、酷さの、果てが見えない……。

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