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花燃ゆレビュー

【花燃ゆ感想マンガ】 第12話「戻れないふたり」サークルクラッシャに破壊された松下村塾は幕末舞台に戻れるの?

更新日:

*3月29日の第13話「コレラと爆弾」のレビューはこちら

こんばんは、武者震之助です。

まず今週の謝罪からです。先週のレビューで、なぜ文ちゃんは江戸のパティシェレシピで作っているんだろうね、と突っ込んだんですが、ちゃんとサイトに答えがありました。

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/special/hakunetsu/index16.html

江戸時代は出版が盛んで、料理の作り方を書いた本や食べ歩きを指南するグルメ本など、さまざまな本が出されていました。
もちろんお菓子のレシピ本もあります。例えば、「東海道中膝栗毛」の作者・十返舎一九が『餅菓子即席手製集』という餅菓子などの簡単レシピ集を出版しています。
数あるお菓子本の中でも、有名なのは天保12年(1841)に刊行された『菓子話船橋』。江戸・深川の人気上菓子屋・船橋屋織江の店主が、名物である寒天を使った羊羹(ようかん)を、お菓子好きの素人が作れるようにと、砂糖の煮詰め方やあんの作り方といった基本から解説。麦羊羹や胡麻風味などの変わり羊羹をはじめ、饅頭や上菓子など、惜しげもなく公開しています。

が、しかし。

ここで書いてあることが史実だからと、本編のスイーツ地獄が正当化されるわけじゃ全然ありませんよね。いくら砂糖が普及した幕末とはいえ、あそこまで大量に消費できるのは不自然です。いやそれ以上に不自然なのは、唐突に毎週スイーツをねじこんでくることです。食がテーマならまだしも、そうではありませんよね。

と、ここでうっかりもう一つ忘れていました。文にレシピブックを江戸から贈ったのは、遊学中の吉田稔麿クンでしたね。第十回で文に淡い恋心を抱いていましたもんね。

ということは、稔麿クンからもらったレシピで羊羹を作り、玄瑞クン相手に「このスイーツ食べたいんでしょ!? あげないんだからぁ」とか焦らしテク使っていたわけですか。

これだと文がおにぎりマネージャーというよりも、サークルクラッシャーじゃないか。

うーん、うーん、この作品の片っ端からイケメンに気を持たせる感じ、計算高いし薄気味悪いです。幼女期から無理矢理、姉の夫である伊之助と運命の赤い糸演出をねじこんいるところあたりから感じていますが、恋愛描写がいちいち気持ち悪いんですよね。おお、もう。

 

間違いがあったのは私だけではありませんでした。

 

次期NHK大河『真田丸』に豪華キャスト続々! 局内では「『花燃ゆ』早く終われ」の声も!? http://www.cyzo.com/2015/03/post_21019.html

淀君には竹内結子さん、茶々役には鈴木京香さん

とあったのですが、

寧々役には鈴木京香さん、茶々役には竹内結子さん

に、修正されておりました。でも正直、こうあきらかにミスを修正したところで、真田主役なのに寧々のキャスティングが重要であるとしているあたり、ちょっとどうかと思います。真田がらみより、一般知名度重視なのかもしれませんけれども。

 「プロ彼女」文さんの結婚

さて、今週は注目の白無垢回です。ご結婚おめでとうございます。のっけから余興で上半身裸の男を出して、お色気対策もバッチリ! さらに井上さんと東出さんの新婚夫婦は流石目の保養になりそうですね。

が、しかし! 台無しにする憎い奴が出てきます。だらしなく柱に寄りかかり、酔っ払っている高杉晋作です。一応上級武士なのに、なんでこんなぐにゃぐにゃと軟体動物のような行儀の悪さなんでしょうか。宴の席で無礼講ならまだしも、コイツはいつもこうです。しかも、

「アイツさあ、文はブスだから妻にするとかないわって言ってたよなあ〜〜」

と余計なことを言います。引きつる文。不美人ネタは史実準拠です。こんなくだらないラブコメ要素にされるなら、スルーした方がよかったのではないでしょうか。こんなヒロインの容姿でネタを取るという下品なことをする作品が、女性向けと宣伝されることには正直疑問を感じます。

ここでキレる文ちゃんのキャラも、正直わかりません。心のないお掃除メイドロボ、おにぎりマネージャー、幕末プロ彼女なら怒って「実家に帰らせていただきます!」なんてベタなこと言わずに、笑顔でニコニコ受け流せばいいんじゃないですか。キャラが全然固まっていませんよね。ここでアバン終了です。今日から先週までの冬編ではなく、春編になるとか。(花燃ゆ:オープニング映像 春編へ“衣替え” - 毎日新聞

絵・霜月けい

絵・霜月けい

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人妻になっても独身ファッションは必須よね

さて、いよいよ久坂玄瑞が杉家に引っ越し、新婚生活が始まりました……って、ええっ!? あの「実家に帰らせていただきます!」で白無垢結婚式終わりですか? あんな余韻も何もない終わり方でいいんですか?

毎度のことですが、同じ時代で二年前ということもあって『八重の桜』を持ち出すと、二人きりになった新婦の唇に、新郎が鮮やかな赤い紅を塗るシーンがあったではないですか。あれはのちの伏線にもなり、それこそ胸キュンシーンだったと思います。そういうの、なし!?

まあ、なしということで新婚生活に進みましょう。

あれっ? 文の着物に変化なし?

実際の江戸時代のように眉毛を剃り、お歯黒はしなくても、既婚者ということで娘時代を卒業した服装や髪型にするものかと思っておりました。かわいらしさは減るかもしれませんが、大人の魅力が増して楽しみだったりするのですが。女性向けと言いながら、そういう細かい変化に無頓着ですよね。相変わらずぶすくれた顔で「私をブス呼ばわりなんてマジ信じられない!」とか言っている文ですから、どんな格好でも子供っぽく見えるのでしょうが。

でもきっと新婚なのだからラブラブであるに違いないと期待しました。が、暢気なBGMの割にはたどたどしく、あまり甘い生活ではないようです。エリーのようにハグもできる幕末彼女なのですから、抱きついてチュウくらいしたらどうですかね。どのみち時代考証なんてあってないようなドラマなんですから、そのくらい突き抜けてくださいよ。

新婚夫妻は家が見つかるまで杉家に住むようです。新婚の文ちゃんは朝食に鯛のあらを入れるほど気合いを入れてお味噌汁を作ります。このドラマって、愛情を料理でしか表せないんですかね。ここで文は義姉から

「やだあ、久坂さんのご飯だけ盛りがいい〜(若い男性で大柄な久坂となれば、他の人より大食でもおかしくないと思いますが)」

とからかわれて、

「べっ、べつにこんな人に大盛りにしたりしないからねっ!」

とまたもツンツンします。ああ、今すぐにでもツンデレのない平和な世界に飛び立ちたい……。

根本的にこのドラマはツンデレの引き際、ツンからデレへの移行期を理解していないと思います。カップル成立してからもツンツンさせると、ギスギスして本当に仲の悪い二人にしか見えません。こんな仏頂面のカップルを応援しろだの、共感しろと言われてもな。

一応デレは用意してあるんです。でもなぜか新婚の就寝時刻に余計な熟成が「ちーっす! なんか引っ越しの手伝いとかあるんスかあ!?」と顔を出します。おまえら! 時間を読まずに行動するのは江戸しぐさの「時どろぼう」違反だぞ! 十両払え!(参考:よみがえれ江戸しぐさ)江戸しぐさなんてものが存在しなかったことは、このサイトの読者の皆様ならご存じかと思いますが、真に受けないでくださいね)それはさておき、夜中にアポなしで、しかも新婚の寝室にやって来て部屋を見るなんて、現代でも言語道断の非常識だと思います。本作って、こういうあまりに非常識で眉間に皺が寄る展開が多いんですよね。こんな不快な場面をコメディタッチに演出するなよと。
NO MORE 映画泥棒

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のんきな萩藩から一転、井伊直弼が大老になった江戸では緊迫!

一方江戸城では、真夜中まで間部詮勝と井伊直弼が開国策について話しあっています。この場面、緊迫感があってまるで別のドラマのようだ! でも浮いているんですよね。そこに至る過程がすっとばされて、イケメンじゃない悪くて濃い顔したおっさんが悪いことをしているようにしか見えません。台詞を「そちもワルよのう」とか、そんなものに入れ替えても問題ない感じが、歴史ドラマとしてどうなのかと。

正義のイケメン・吉田稔麿とタイムスクープハンター・沢嶋雄一入江九一が、悪事を察知して動きます。この入江、いきなり出てきてシャア(注:ナレーション)に「こいつも幕末のどさくさで死にます」と言われるんですが、そんなネタバレじゃなくてどういう人か、ここまでの経緯を説明すべきでは? かわいそうなイケメンが一人増えましたと言われてもな。それはさておき、この吉田が重要書類をこっそり松下村塾へ送ります。

画面が切り替わって、昨今たった一人で情勢描写を担っていることに定評のある小田村伊之助が出てきます。さらに周布から「江戸に松下村塾の塾生を送ってもいいよ」というグッドニュースがもたらされます。喜んだ小田村は、フグと金平糖を妻への土産に買い求めます。

今週のスイーツは金平糖!と夫の単身赴任と不気味な母

今週のスイーツは「金平糖」!(どうでもいい)

一方、椋梨家のセレブパーティにのこのこ出向いた寿は、「今月からは周布さんちでやるんですって」と言われてショックを受けます。まだこのセレブパーティネタを引っ張るのか。さらに嫌味を言われて、「うちの夫のせいで椋梨様が失脚してごめんなさい!」と謝ります。これはもう、恒例行事「寿貶め描写」の予感がプンプンしてきました。

お土産を持って帰宅した小田村を迎えるのは、案の定仏頂面の寿。小田村は何もかも台無しにするとキレて文句をつけまくります。

この場面の意味ですか? 文と久坂の夫妻がギスギスしているのに、寿と小田村の夫妻がラブラブではまずいですよね。だから貶めているんでしょうね。実際の小田村は、寿の死後彼女の香りがついた着物を大事に保管していたそうで、夫婦仲は良好でした。寿もまた兄・松陰の活動に理解を示す聡明な女性でした。文を持ち上げるため、寿を貶められると本当に嫌な気分になります。

一方、文と久坂夫妻はちょっとマシになってきたようです。文はゴキゲンだとたくさんおかずを作ってしまうようですが、本当にこのドラマって食費の概念がありませんよね。ついでに言うと季節感もありませんよね。大根を煮ているから冬かなあくらいはわかるのですが。いつも初夏くらいにちょうどいい服装だし、蝉の声もなければ桜もないので、なんだかよくわかりません。

そんな中、城で久坂はある知らせを受け取ります。藩医として江戸遊学が許されたのです。ショーック! 新婚僅か二ヶ月で江戸遊学です(史実)。先週妹の幸せを願っていた松陰も、「行って来い!」と激励します。文、唖然。

文が気丈にも夫に荷造りをしていると、あの不気味な笑顔で母・滝がぬーっと話しかけて来ます。ニタニタして相変わらず無意味な励ましをするだけで、娘をいたわることはありません。この人、本当になんなんだろう。(「大河と違って出来過ぎだった吉田松陰と文の母・瀧子【吉田松陰と松下村塾百物語7話】」

で、塾生どもは久坂の江戸行きやら吉田の密書やらでヒートアップして、「俺もこの国のために江戸に行きたい!」と叫び出すわけです。でもフグとスイーツとおにぎりを食べてヘラヘラしていたおまえらがそんなことをいきなり言い出してもな。アイドルになりたいから上京すると奮闘していた「潮騒のメモリーズ」の方が切迫感よほどあったぞ!
あまちゃんのサントラ、タワレコの特典は、ポスターとクリアファイルでした。

いつまでもツンからデレに移らないイライラ

ここからは文と久坂のすれ違いタイムです。やっとデレ期になるのが別れの前かと思っていたら久坂が「俺、おまえと結婚したけどシングルの方がやっぱり向いていたみたい。おまえに似合う相手を見つけてくれよ」と身も蓋もないことを言い出します。

流石にこれにはショックを受けた文は、

「マジで!?」

と返します。そりゃそうだよなあ。で、

「べっ、べつにあんたのことなんかどうでもいいし! 江戸にでもどこにでも勝手に行けばぁ!」

と、だめ押し。もう勝手にしてくれ。フードコートで喧嘩する高校生カップルの会話みたい。

流石にこれを案じたのか松陰は妹に「勉強しに行くんだから仕方ないだろ」と説得に来ます。ここで文は、

「アイツ、私がいない方がいいとか言うけどマジで!?」

と問い詰めます。松陰は、

「おまえの志は何だ?」

と妹の説得続行。あー、これ、洗脳みたい。このドラマってむやみに洗脳ぽいやりとりが多くて嫌になるなあ。ここで文は、たまたま袋の中から「大吉」のおみくじを見つけます。おみくじは二人の(見る私としては悪夢のようだった)初デート記念品です。文はおみくじを見ると決意を固め、久坂を呼び出し、このまま夫婦でいるべきかどうか議論しようと言い出します。

「はいはい、おまえが一番だよ」(棒)

「あんたみたいな奴が一人で生きていくとは思えないし!」

と煽り口調で言い張る文。ツンデレのツンはやめどきを誤ると痛々しいという見本を展開します。こんな台詞を読まされる井上真央さんが不憫でなりません。

「べっ、べつにアンタを心配していないけど、おみくじ持っていくんでしょ!?」 とさらに言い出す文ちゃん。勝手に荷物あさっておみくじを見つけたのか。いやな女だなあ、と素で感じますね。

さらに文は、

「萩でアンタを待つからね! オニギリを作る時も芋掘りの時も、ずーっとずっとアンタを思い続けるからね! こんだけ重たく待ってるんだから、わかってるよね! 私の志はアンタと生きることだし!」

と駄目出し。重たい女だなあ。

ここで玄瑞は、

「おまえは俺の大吉だ」

と言います。ハッキリ言って、重たく迫られて苦し紛れに「うっぜーなあ」と言いたいのを堪えて吐き捨てたように思えるんですが、文は泣き出します。騙されてる、アンタ騙されてるよ。

ここですれちがい夫婦はやっとハグ。久坂は、

「おまえ、美人じゃないけど、かわいいところあるぜ」

とささやきます。さらにここで立ち聞きしていた高杉晋作らがこのラブシーンに乱入。なんでいちいちラブシーンに乱入者が出てくるんでしょう? 一回で二度もやることじゃないですよね。

「よっしゃ!夫いなくなったし次のイケ面ゲットするぜ!」

さてここで井伊直弼が出てきて、浮くほど重々しく何かを言い出します。その直後にまた文がおにぎりを握って、明るい笑顔でみんなに給仕するのでぶちこわし。あんだけメソメソしていたけど、次の男をゲットするためにおにぎりを作って差し出すんだから、きっと大丈夫でしょう。文が既婚者らしく装いを変えないのも納得です。いつまでもピチピチしたおにぎりマネージャーらしくするためには既婚者らしさは余計ですよね。流石幕末プロ彼女、すごいね!

それにしても、この夫妻の別れにまったくなんの感慨も湧かないのは何故でしょうか。結婚も別れるのも、好きにしろと思ってしまいますよ。まだ昨年の黒田長政夫妻離縁の方がマシでした。

正統派ドラマとして理不尽な運命に耐えるけなげな若妻扱いすればよいものを、ツンデレだのおにぎりマネージャーだので台無しですよね。泣いて別れてワンテンポ置いたら明るい声で「おにぎりですよ〜」ですよ。史実の文は気の毒ですが、ドラマの文にはまったく同情する気にもなれません。仏頂面ばかりで、節約概念がなく、計算高く、うるさく、度を超した八方美人で、平気で面と向かって人を罵倒する。こんなヒロインのどこに魅力を感じろと。

感情的な寿と比べて聡明な文にするもくろみも崩れて、怒りにまかせて夫を罵倒する場面は見られたものではありませんでした。

『江』でも思ったし、昨年の『軍師官兵衛』の糸でも感じたことですが、こんなヒロインいたら素で嫌だなとぞぞっとするのはどうにかなりませんかね。最初から苦痛だったあのおにぎりポスターですが、最近はさらに見るのが辛くなってきました。もう、文の顔を見ているだけで不快感がこみあげます。どうしたものでしょうか。

でもまあ、大河ドラマは某駅ビル型ショッピングセンターのCMとはちがって、失敗したからと謝罪文とともにすぐ引っ込められるものじゃありませんしね。年末まで耐えるしかありませんね。

 

さて今週からキャストが増えます。

 

老中・間部詮勝に堀部圭亮さんです。

さらに続々とキャストが発表されています。

・【花燃ゆ】鈴木杏、大河ドラマ初出演主人公の夫の愛妾役「演じきりたい」 | ORICON STYLE http://www.oricon.co.jp/news/2050053/full/

広末涼子さんが断った役なんですね。

・広末涼子、第3子妊娠!13日にも正式発表「花燃ゆ」は辞退(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150313-00000093-sph-ent

寿ですらあんな扱いですから、辰路がどんだけゲスにされるのは今から恐ろしいです。広末さんは断って正解かも。

 

また『マッサン』からも。

・堀井新太「マッサン」一馬「花燃ゆ」に/芸能/デイリースポーツ online http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/16/0007825454.shtml

今いるイケメンは中盤以降退場者も出ますから、こうやって今が旬のイケメンを補完していく必要がありますね。

 

ところで、今週はこんなニュースがありました。

・「刀剣乱舞」に「検非違使」が実装! 鬼畜仕様に審神者阿鼻叫喚 - ねとらぼ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1503/17/news149.html

しかし、この検非違使くらいでビビってちゃあいけません。

本作ではおにぎりで育て上げた幕末男子には刀剣男子より過酷な運命が! **の**で**されたり、京都の治安を守る検非違使ならぬ新選組に**されたり、**の変で****したり、**を起こして**されたりして、どんなレアキャラも儚いさだめを背負っているのです。いやあ、鬼畜仕様だなあ。阿鼻叫喚だよなあ。幕末の長州維新志士相手にラブコメなんて挑戦的にもほどがあるだろ……イケメン推しなのにイケメンカードが消えてどうするんだ。

 

・(異議あり)松陰の「行動」への賛美、実は危うい 儒教思想を研究する小島毅さん - 朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/DA3S11657442.html

さて、注目はこのニュースです。

 ――安倍首相は2月の施政方針演説で、吉田松陰の「知と行は二つにして一つ」を引用し、「この国会に求められていることは、単なる批判の応酬ではありません。『行動』です」と述べました。

「松陰の称揚は明治時代に遡(さかのぼ)ります。維新という『革命』を正当化するために明治政府は『行動を起こしたことは正しい』と刷り込みを行った。行動の人として西郷隆盛、木戸孝允、大久保利通の『維新三傑』を顕彰し、後から松陰と坂本竜馬が加えられたのです。『考えるだけではだめ、行動こそ重要』という考えが広まりました」

――松陰たちの「行動」が明治政府をつくったと。

「ただ、そこには矛盾があります。行動によって体制の打倒に成功すると、今度は自分たちの新しい体制を守るために、ときには『行動の人』を敵と見なさざるをえなくなる。ひとたび行動が反体制に向かえば、容易にテロリズムにつながるからです」

なんで幕末長州がイケメンを集めるカードゲームみたいなのか、という疑問への答えのヒントがあります。要するに、思想をきちんと描くと今のご時世いろいろひっかかりかねないわけですね。だから松下村塾生たちを、おにぎりやスイーツを食べて騒いでいるだけの、思想抜きにしたイケメン集団にしてしまったわけですね。そこまでするなら幕末長州大河なんて作らなければいいと思うのですが、やむにやまれぬ事情で作るほかなかったんでしょう。私用ゴルフのハイヤー代だって、きっと彼には彼なりのやむにやまれぬ事情があるんでしょうね。NHKだって辛くて大変なんでしょう。哀しい世の中ですね!

武者震之助・記

霜月けい・絵

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第13話はこちら




1位 西郷隆盛49年の生涯!


2位 ホントは熱い!徳川家康


3位 意外と優しい!? 織田信長さん


4位 直虎の後を継ぐ井伊直政とは?


5位 毛利元就の中国制覇物語


6位 伊達政宗さんは史実も最高!


7位 最上義光 名将の証明


8位 最期は切ない豊臣秀吉


9位 史実の井伊直虎とは?


10位 もしも戦国武将がサッカー日本代表だったら?


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