『真田丸 完全版ブルーレイ全4巻セット』/amazonより引用

真田丸感想あらすじ

『真田丸』感想レビュー第17回「再会」 秀吉のお母ちゃん&姉ちゃんの人質が絶妙すぎるだでぇ!

こんばんは。

先日の上田真田祭りが盛り上がったようです。

◆「安房守ぃー」草刈さんに歓声 上田真田まつりで武者行列(→link

ニコニコ超会議も盛り上がったとか。

◆[ニコニコ超会議2016]哀川翔「超・真田丸」ブースで後藤又兵衛の甲冑姿披露 13年ぶり大河への思い語る(→link

◆草刈正雄「Twitter実況のみなさん、愛してます」 ファンへの感謝と真田丸にかける思い(→link

それにしても今年は、大河叩き報道が少ないです。

現場のチームワークも抜群のようです。

◆「真田丸」作兵衛役 藤本隆宏が明かした視聴率好調の秘密(→link

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『真田丸 完全版ブルーレイ全4巻セット』(→amazon

 

 

そんな盛り上がる連休の中、今週の放送がスタートします。

今回は真田絶体絶命の危機から始まります。先週のラストでは信繁が茶々に何か頼むかと思いましたが、ミスリードだった模様。

上田の昌幸らは、いよいよ今度こそ真田を全力で潰しに来る徳川勢を迎え撃つ準備を勧めています。信幸は、弟の信繁は何故手紙を寄越さないのかと訝しんでいます。

ついに登場! 主役感、満載ですw

豊臣秀吉は大名の官位をあげるよう、朝廷に頼んで来たそうです。官位に差があると配下の者たちが同席もできなくて寂しいからだそうで。こういう台詞を聞くと、秀吉はフレンドリーな上司に思えるのですが……信繁は秀吉を、何故徳川の真田攻めを許したのかと問い詰めます。

しかし秀吉も三成も、信繁必死の訴えをことごとくスルー。秀吉は信繁に「おもしろいもの」を見せてやるからついて来るよう促します。

浜松城では、秀吉の使者である片桐且元が「表裏比興の真田昌幸を成敗し、首を刎ねよ」という秀吉の有名な書状を読み上げます。且元の存在に反応しているのが本多忠勝です。名高い賤ヶ岳七本槍に会えて嬉しいと語る忠勝と、忠勝が褒めるほどの武者に見えない且元の対比が笑いどころでしょうか。

秀吉は信繁に、出雲の阿国の舞を見せます。信繁はそんな気分ではないと固辞しますが、ここで秀吉がネタばらし。家康の顔を立てるために真田攻めを許可したけれども、すぐ中止を命令するとのこと。気の毒なのが、腹芸ができないから、という理由でこのからくりを知らされていない片桐且元でしょう。

そしてここで阿国の舞が始まります。

阿国を演じるのはシルビア・グラブさん。踊りのプロだけに踊りの動きは美しく、また小道具、衣装、舞台装置、照明、どれをとってもこだわりが感じられます。この凝った舞台すら、秀吉と信繁の会話の背景にしか過ぎません。秀吉は茶々が信繁を気に入っていることを見越し、信繁に茶々に変な虫がつかぬよう監視しろと命令します。これまた胃痛がしてきそうな役割です。

信繁は舞う一団の中に、よく見知った顔を見つけます。なんと、本能寺の変ののち、明智の軍勢に追われて琵琶湖の断崖から身投げした姉の松ではありませんか!(第六回)

 

 

夜明け前の浜松城では、就寝中の且元の元に本多正信がやって来ます。家康は秀吉による真田攻め中止令を且元に突きつけ、一体どういうつもりかと怒ります。ああ〜、且元さんの胃壁が削られる!

且元を怒鳴りつけた家康ですが、ここはなんとかぐっとこらえます。秀吉の底意地の悪さに怒り心頭。面子を潰された家康は、秀吉に応じて上洛はしないと正信に言い切ります。それにしても家康、随分と大物感が出てきています。

家康をたしなめる重要な役どころ・本多正信さん

上田では、徳川が攻めてこないと知って、昌幸が命拾いしたと安堵しています。新しき策で迎え撃つと言い切っていたのは、ただのハッタリだったようです。

ここで昌幸今週の勘違い劇場開始。「きっと真田を買っているんだ! 上田をさらに鉄壁の城にするぞ!」と言い出します。ひとり状況を正確に読む信幸は、上洛した方がよいのではないかと言います。昌幸は「粘れば粘るほど真田の価値は高まるぞ!」と哀しいほどの勘違いをします。信幸のあきれきった目つきが辛い……。

寝所に戻った信幸は、これで大丈夫なのかと妻のこうに愚痴をこぼします。鏡をじっと見つめるこうは、口元に熱のはな(口唇ヘルペス)が出ていないかと尋ねます。信幸は心配そうに妻の口元を見て、「あまり触らないほうがよいと思う」と返します。ここで甘えるように信幸にしなだれかかるこう。それにしてもおこうさん、すっかり健康になりました。ちょっと下世話な話ですが、登場当時の彼女はあまりに病弱過ぎて、到底世継ぎを作ることはできそうになかったんですよね。それがだんだんと回復しているのですが、これは何かの伏線でしょうか。

霜月けい真田丸<a href=真田信幸" width="370" height="320" />

 

 

茶々のお目付役となった信繁は、相変わらず天真爛漫な彼女に振り回されます。この場面で茶々は、寧が植えた茄子を引っこ抜いて来ます。茄子は「成す」に通じることから、反映の象徴とも言われています。その茄子を茶々が引っこ抜くというのは、何かの象徴かもしれません。

秀吉は家康が上洛しないことに動揺。三成は人質を出したらどうかと提案します。既に秀吉は妹の旭姫を家康に嫁がせ、人質としています。となると、妹以上の価値がある人質が必要となります。もはや残っている旭以上の人質は、実母・なかのみ。秀吉は母に頭を下げて頼みこみ、なかも承知するのですが、寧や秀長は猛反対します。

秀次は物見遊山気分で行けば、と能天気なことを言い出します。秀次って、空気を読めているのか、読めていないのか。この場面は山田昌さんの演技が絶品過ぎて圧倒されます。とりが昌幸の頰を撫でる場面はかなり悩んだそうですが(第二回)、秀吉は大げさな仕草で母に抱きつきます。

演出や台詞回しが軽いと批判される本作。男性は時代劇らしいのに女性は現代劇と言われますが、その理由は公の場と私的な場を分けているからとのことです。男性がちゃんとしていて女性がだらしないのではなく、男性の方が公的な場に出ることが多いので、そう見えるわけです。

例えば女性でも、家康とその重臣と話す場面の多い阿茶局は序盤からかなりキリッとした言動でした。反対にバッシングの的である「きり」は、私的な場での出番が多くなっています。きりと比べて梅がしっかりして見えたのも、彼女と信繁の間には身分の差があったからでしょう。身分の差を意識していないきりとの会話では、梅もかなりくだけた言動をしていました。

このようにTPOにあわせた行動を取る本作において、秀吉はかなり奔放に振る舞っています。彼自身の出自もあるでしょうし、貴人であるからこそ周囲に対して無礼であることを恐れずに振る舞えるのでしょう。また、彼の訛りが出る場面は、家族や親しい人と話す時が中心です。彼の言葉使いでもどれだけ相手に心を許しているかある程度わかります。

今回のミッションは信達の調略!

 

 

信繁は、寧の侍女となったきりからこの人質について報告を受けます。そこに茶々がやって来て「二人はいい仲?」と聞きます。信繁は茶々を追い払うためなのか、咄嗟にこの問いかけを肯定してしまうのですが、そんな策すら気づかずニッコリするきりが気の毒ではあります。

ここでの茶々、相変わらず何を考えているのかわからない、ちょっと怖いリアクション。そこへ三成が信繁を呼びに来て、とりあえず茶々の前から退出できることに。ホッとする信繁なのでした。

三成は、家康が人質をどう扱うか信繁に確認するのでした。信繁の祖母・とりが以前家康の元で人質として囚われていたため、聞きに来たようです。三成も彼なりに、なかの身を案じているのです。家康が人質に危害を加えることのないよう、念には念を入れるわけです。

そこへ清正と正則のヤンキー子飼いコンビ登場。

「おめえ、なか様を人質にするとかナメてんのかあ?」

と三成にくってかかる二人。まるで不良高校生のようです。

吉継は「これは殿下(秀吉)の意図なんだから、三成にくってかかるのは筋が違うよ」とフォロー。しかしそれでも清正らは「殿下の意向だあ? どうせ三成が焚きつけたんだろ? この冷血野郎がよお!」と怒り狂っています。正則が「俺が人質になるってばよ!」には「お前にそんな価値はない」と冷たい三成の切り返し。この場面に、のちの関ヶ原の伏線が張り巡らされていますね。

ちなみに三成を演じる山本耕史さんは、三成の「人を不愉快にさせる何かを持っている演技」として、目を合わせないということを心がけているそうです。

ヤンキーコンビが出ていったあと、信繁は「ツンツンしていないで大政所を守るつもりって言えばいいのに!」と三成に言います。三成はツンツンしながら「別にあいつらに好かれても仕方ないし。バカと話すと疲れる」と吐き捨てます。ああ三成、おお三成、見ていて切ない! 彼のツンデレぶりは、同じタイプの兼続、親友の吉継、本音を知った信繁あたりしか理解できないのでしょうか。

真田丸<a href=直江兼続霜月けい" width="370" height="320" />

 

 

一方、浜松城の家康は、秀吉が実母を人質に出すことに驚愕します。しかし本当に母親かわからないではないか、と家康が言うと、正信は顔がわかる人がいますよ、と言います。その人とは、家康の継室となった旭姫です。この旭の輿入れは、あっさり会話で済まされておりまして。ここでその旭が出てくるわけです。

清水ミチコさんが強烈な存在感で、旭を演じます。

家康はなんとか妻の機嫌を取ろうとするのですが、旭はむすっとした顔のまま扇で口元を隠し、阿茶局経由で話すのみ。家康は「事情はどうあれ夫婦なんだから」と歩み寄ろうとしますが、旭は取り付く島もないのでした。家康が「せめて笑ってくれないか」と頼んでも旭はむすっとしたまま、阿茶局経由で「これでも笑っている」と返すのみ。

この旭姫というのがなかなか悲劇的な人物で、夫と幸せに暮らしていたところを、政略結婚のために兄から無理矢理離縁され、家康に再婚させられてしまいます。その心労もあったのか、その僅か数年後には世を去ることに。秀吉の出世は周囲の者を幸福にしただけではなかったのです。

そしていよいよ、なかが浜松に到着。旭は母に駆けよって抱きつきます。扇で口元を隠していた仕草とはうって変わって、彼女の出自がわかる所作です。この場面から、秀吉に振り回されその出世についていけない家族、振り回される像が見えてきます。家康はなかと旭の母娘対面を覗き見て、なかが本物だと確認。これは上洛するしかないと腹をくくるのでした。

真田丸<a href=徳川家康霜月けい" width="370" height="320" />

 

 

信繁ときりは、阿国一座にいる藤の髪飾りをした踊り子をじっと見ています。そのお藤という女こそ、松そっくりな踊り子なのでした。阿国の舞踊指導では、丹田に力を入れろと言います。これがのちの伏線となります。

阿国は、元は出雲の巫女だったのが、いつの間にか舞踏集団になっていたと信繁に説明します。この場面で阿国は、きりに踊りのセンスがありそう、くるっと回ってみてと言います。ここできりがぎくしゃくと無様に回ります。この長澤まさみさんの、プログラムが間違ったロボットみたいな動き! 阿国は勘違いだったと即座に言います。何だかんだで、長澤さんはきりの残念さをよく演じていると思うんですよね。

阿国に頼み、藤の髪飾りの踊り子に会う二人。阿国は身寄りの無い女性を踊り子にしているから、記憶喪失の松を拾ったというのはありそうなことです。藤の踊り子は二人を見て、人違いだと笑って去って行きます。阿国の言う通り、他人のそら似なのでしょうか。

真田丸松霜月けい

その夜、信繁が書状を書いていると秀吉と三成がやって来ます。秀吉は家康が怖いから、前の日に会ってリハーサルをしたいと言います。いやいやいや、そんなわけはないと思いますが。

秀吉の真意はともかく、信繁に頼んで家康と会いたいと言いに来たのでした。

 

 

信繁と再会した家康は、当たり障りのない話を始めます。

しかし上田合戦の話になると、家康はピキピキピキ……明らかに怒っているのがわかります。内野さんの細やかな演技が光ります。信繁は秀吉が会いたがっているという本題を切りだします。

そこで信繁の後ろに控えていた秀吉がサプライズ登場! 驚き「うわああ!」と叫ぶ家康です。

ここで秀吉は、家康相手に明日のリハーサルをし出します。秀吉の一方的な要求に、「芝居は苦手じゃ……」と若干引き気味の家康。信繁は大まじめに、「丹田に力を入れて深呼吸すればいいよ!」と阿国からのアドバイス。そういう問題なのでしょうか。

秀吉は家康のとまどいをよそに、陣羽織を要求するパフォーマンスを家康に要求。どんどん複雑化する脚本にますます困惑する家康。有無を言わさず迫る秀吉。腹をくくったのか、家康は承諾します。その間でニコニコ笑顔の信繁。この手を握って笑う秀吉と家康、徳川北条同盟以来の意見一致場面です。

信繁は三成から今夜のことは他言無用と念押しされ、さらに没収されていた手紙を返されます。信繁の手紙も、信幸の手紙も全部没収済みでした。これでは連絡が取れないわけです。

三成は「お前一人で騒いでいたけど、俺の言った通り徳川の真田攻めなんてなかっただろ。もっと物事の裏を読め」と信繁にアドバイス。さらに「薄っぺらい小僧のくせに、上杉や徳川に取り入って殿下に気に入られるなんて。何者だよ」と主人公持ち上げっぽい台詞を言います。

この典型的な主人公を持ち上げる台詞が例年ほどいやらしく聞こえません。史実でも足跡がよくわからない信繁が、確かに上杉や豊臣に気に入られていると思われる要素があること。謎めいた生涯であったにも関わらず、日本一の兵と評され四百年の間伝説の英雄であったこと。こうした裏付けがあるから、この台詞も納得できるのです。

 

 

次の場面は、信繁に書状を書く信幸です。

昌幸は信幸が諫言してもまったく聞かず、上洛する気ゼロ!「秀吉が滅びる日も近いぞ!」とか言い出します。

これはもう駄目です。信幸の焦りもわかります。信幸は弟から返事がなくても、手紙がどこかで止められているかもしれないとは疑わないようです。

思い返してみれば、徳川家臣となった真田信尹(昌幸の弟)とは連絡がきちんと取れているのです。それをふまえ、まさか手紙が止められるなんて予想もできないのかもしれません。あるいは、止められるとわかっていても送らざるをえない心境なのか。

そしてここからは、秀吉に謁見する家康です。昨晩のリハーサル通りの芝居にざわめく周囲の者たち。家康の芝居はガチガチで、秀吉もわざとらしいです。プロの役者のへたくそな芝居が見られる貴重な機会です。

ここで信幸の「教えてくれ、源次郎!」という声が重なります。この声は弟に届かないとわかっているだけに、何とも哀愁があります。

 

今週のMVP:大政所なか

もう何も言うことは無いくらい完璧ではありませんか。「上善は水のごとし」の言葉通り、うますぎて逆にひっかからない。印象に強く残らない。それくらいさらっと、ナチュラルに、出世した息子の母を演じていました。方言がうまいのはそりゃ当然です。

次点は旭と阿国。旭はもう今週の笑いどころをかっさらったと言いますか。仏頂面が不機嫌顔の猫として有名なグランピーキャットそっくりなので、気になる方は是非画像検索してみてください。直江兼続や真田信尹がイケボと言われていますが、阿国もイケボ枠に入ると思います。キャピキャピした声ではなく、まさしく丹田から出していそうなアルトの美声が素晴らしい。所作、演技も堂々としていて、技能一筋で生きている女の逞しさが出ていました。

 

総評

今週は完全につなぎ回です。そして伏線がたっぷり盛り込まれていました。

  • 寧の植えた茄子(=成す)を無邪気に引っこ抜く茶々
  • 三成・吉継・信繁VS清正・正則という、関ヶ原の戦いと同じ構図の対立
  • 家康の手を取り、頭を下げて頼みこむ秀吉。「芝居が嫌い」と言う家康
  • 戦術は優れていても戦略を見誤る昌幸、その父の過ちを見抜く昌幸

どれもこれも、今後の展開を知っているとなかなか面白いものがあります。そしてこの中で、のちに唯一立場が逆転する伏線があります。家康の手を取り頼みこむ秀吉です。この「芝居」は、秀吉が死の床でもう一度家康相手に繰り広げます。芝居が下手であると言った家康ですが、完全な芝居で秀吉を信頼させ裏切るのです。

今週昌幸は、家康よりも秀吉の方が曲者だと言いました。私には逆に思えました。先週は秀吉の強さが際立っていましたが、今週は家康の成長ぶりがわかりました。家康は結局膝を屈して家康に降ったようでいて、実のところ秀吉がかなり家康に譲歩しています。

家康がなぜ、秀吉を翻弄するほど強くなれたのか。そこをじっくりと掘り下げているのが本作です。本作では本能寺の変以降、秀吉がいかにして天下を手にしたのかほぼスルーしてきました。

一方で、徳川家康が旧武田領をめぐるサバイバルゲーム「天正壬午の乱」において、最大の受益者となる過程を描きました。第二話で家康が本多正信に言った台詞を思い出してください。「生き延びられれば十分じゃ」というものでした。当時の家康は、信長のもとで働く一大名に過ぎませんでした。それが北条、上杉相手に戦い、旧武田領の大部分を手にし、秀吉相手に退かぬ大大名にまでのしあがったのです。

家康は決して、不如帰の声を待つだけの男でもなければ、餅がつかれてこねられるのを座して待つ男でもない。本作ではそうはっきりと示しました。本能寺の変のあと、大きなチャンスを手にしたのは秀吉だけではなく、家康もまたそうであったのです。

さらにこのチャンスを手にした勢力に、実は真田も加わっています。旧主である武田が滅び、春日信達、穴山梅雪らは破滅への道を歩んでゆきました。そんな中、真田は天正壬午の乱、第一次上田合戦をしぶとく生き延び、力を蓄えました。

徳川と真田。このふたつの勢力は、武田領をめぐるサバイバルの中、時に協力しあい、そして時に対立しながら、名声を高め力を得ました。まさに運命の敵同士です。

その過程を本作では丁寧に描いて来たのです。しかしその運命は、ここに来て別れ始めます。大局を見て妥協をしつつも進路を模索する家康と、成功体験に拘泥し過ぎて時代に取り残されそうな昌幸。成功と失敗の分かれ目が、今まさに作中で表現されています。

武者震之助・記
霜月けい・絵

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【参考】
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