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その日、歴史が動いた 明治・大正・昭和時代

日本人大好きカレーライスの歴史 明治時代のレシピには「アカガエル」が使われていた!?

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えー、今月の飯テロ警報をお知らせいたします。お食事前や真夜中の閲覧はお控えくださいませ。
この記事をお読みになってお腹が減ったからといって、謝罪と賠償その他を請求するのはご勘弁ください(`・ω・´)
では、本題に参りましょう。

1月22日は「カレーの日」だそうです。

昭和五十七年(1982年)の同日、全国学校栄養士協議会によってこの日と決められました。
最近はそうとも限らなくなってきたようですが、カレーといえば長らく給食の人気メニューの定番でしたよね。
いつからカレーは我々に馴染みある料理になったのでしょうか?

カレーライス2

 

明治五年発刊の『西洋料理指南』にレシピが掲載

日本にカレーライスが伝わったのは、明治初期のことです。

明治五年(1872年)発刊の『西洋料理指南』という本にレシピが出ているので、これ以前に作ったり食べたりした人がいて、評判が良かったのでしょう。
材料には海老や鯛、牡蠣、鶏肉、アカガエル(!)が使われていたそうです。野菜系の具材が見当たらないので、かなり肉食系な感じのカレーだったようですね。

同じく明治五年に出た別の本には、牛肉と鶏肉が使われています。おそらく当初、カレーとは「複数の肉や魚を香辛料で煮込んだ料理である」という認識だったのでしょう。
さすがにカエルは日本人には受け入れられなかったらしく、早いうちにレシピから消えています。他にも、長ネギが玉ねぎに変わったり、かなりレシピが変化したようです。

現在カレーの具としてお馴染みのじゃがいも・人参・玉ねぎは、北海道などで栽培されるようになってからレシピに加わりました。
そのため、当時から暫くの間は高級料理の一つだったのですが、そのうち「カレーうどん」などの派生メニューが作られるようになります。さらに、カレー粉が国内で作られるようになったことで価格が下がり、大正時代には、ほぼ現在と同じカレーになっていたようです。

 

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戦後にカレールーの発売 急速に普及していく

カレー粉ができたとはいえ、当時は小麦粉を混ぜなければ作れず、なかなか手間のかかる料理でした。

現在と同じ「鍋で溶かすだけでおk」なカレールーが発売されたのは、戦争が終わった直後、昭和二十年(1945年)11月のことです。
おそらく、戦後の食糧難の中で「簡単に作れて、どんな具材を入れてもある程度調和し、栄養が摂れる料理」として需要が上がったのでしょう。

給食にカレーが出るようになったのは、もう少し後の昭和二十三年(1948年)でした。インドがスパイスを大量に送ってくれたことや、食品会社がカレー普及のために動いたことが功を奏したようです。
インドの皆さんありがとうございます( ̄人 ̄)

いわゆる「海軍カレー」も同じような理由で好まれたのが習慣化したといわれています。カレー粉を醤油と砂糖に変えると肉じゃがも作れるので、航海中の限りある食材でもレパートリーを増やせ、なおかつ飽きにくいというのが大きな魅力だったとか。
「毎週同じ曜日にカレーを食べることによって、曜日感覚を忘れないようにする」というのも有名ですね。

その伝統は今も受け継がれていて、今や旧海軍の後身である海上自衛隊のホームページには、レシピサイトが別に作られているほどです。

なんせ海上自衛隊レシピページのカテゴリは「和食」「洋食」「中華」「カレー」です。確かに和食でも洋食でも中華でもないですけども、一つの料理名がカテゴリ名になるってよっぽどですよね。

 

カレー嫌いな人は自衛隊に入るのが難しそうだ

ついでにいうと、各艦艇だけでなく自衛隊の病院や基地、音楽隊にもオリジナルレシピがあるようです。
カレー嫌いの自衛隊員っていないんですかね……? カレー嫌いだと入隊できなかったりするのでしょうか。まあ、いざというときは好き嫌いなんて言ってる場合じゃないですしね。
傭兵の皆さんの間でも「カレー粉があれば何でも食える」というのは常識だそうです。……「何でも」のあたりは深く考えないでおきましょう。ご興味のある向きは各自ググる先生にお尋ねください。

海自レシピのカレーの隠し味を見ると、インスタントコーヒーやチョコレート、コーラ(!)まで予想外なものをたくさん使っています。よくぞあんなに美味しい組み合わせを見つけるものですね。一見普通のチキンカレーでも、豚骨や鶏骨、赤ワイン・白ワインなどが入っていたりします。
先生! 一般人が手に入らなそうな食材が混ざってます!

航海中の楽しみといえばやはり食事でしょうから、給養員(調理員)の方も腕の見せ所なのでしょう。
最近はグリーンカレーやレッドカレー、ベジタリアンにも安心な野菜だけのカレーなども人気が出てきましたので、今後海自のレシピサイトもさらに充実しそうですね。
そろそろ書籍にまとめてくださらないでしょうか(チラッチラッ)。

ちなみに、レトルトカレーやカレーパンには、また違ったエピソードがあります。日本人どんだけカレー好きやねん。
その辺はまた日を改めて。

長月 七紀・記



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参考:カレーライス/Wikipedia 海軍カレー/Wikipedia 海上自衛隊

 

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