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その日、歴史が動いた

日本史参考書、始めました 電子書籍「日本史オモシロ参考書vol.1」※受験生以外の方もよろしければ……

更新日:

 

皆様こんにちは。「その日、歴史が動いた」担当の長月七紀です。
この度、同コーナーが中高生向けの歴史参考書……の参考書として電子書籍になりました。
タイトルは「日本史オモシロ参考書~暗記苦手!を克服する10の歴史エピソード」です!

AmazonKindleでの販売となりまして、前書きでも書いているのですが、元がユルいコーナーなので、これだけで受験勉強をするのはほぼ不可能だと思います。
しかし、こんな方にはもってこいの一冊にしたつもりです。

「そろそろ受験勉強を始めないといけないけど、歴史って暗記ばっかりで、取りかかるのがイヤになってしまう」
「教科書を読んでも、キャラがいまいちピンと来ないのでアタマに入らん!」
「もう、とにかく手軽に読める本はないんかーい」

こうした”歴史アレルギー”の学生さん、そして、かつてそうだった大人の方にこそ、歴史の面白さをご紹介したい――。
そういった思いで作った本でして、例えば「生麦事件で当事者となった外国人女性は、髪を切られて坊主頭にされた」とか「大河ドラマおんな城主直虎で注目される井伊直弼(直虎親戚の子孫)は、ホントはそんなに悪人じゃないんでは?」、あるいは「織田信長以外にも攻め込まれていた比叡山延暦寺の【理想とバトル】」など、従来の参考書とは違い、歴史そのもののオモシロさに突っ込んだ、内容となっております。
まぁ、武将ジャパンのサイトコンセプトそのままって感じですね。

※狭いジャンルながらAmazonでは1位となっております


日本史オモシロ参考書vol.1~暗記苦手!を克服する10の歴史エピソード

 

本書の宣伝はここまでにしておき、今回は私が個人的にタメになった「歴史サブカル・コンテンツ」をご紹介させていただきます。
「歴史を楽しむ!」という視点から選ばせていただいたもの、かなり古い記憶も混ざっていて現在の受験に通用するかどうかはさておき、年代別に追って参ります。

【幼稚園~小学校低学年】

・マンガ伝記 平清盛&三英傑

覚えている範疇で、私が初めて歴史に触れたのは、兄がテキトーに置いていた平清盛のマンガ伝記でした。
確か幼稚園の年中か年長くらいのときです。ふりがなが多かったので読めたんでしょうね。

その後、同じようなところから信長・秀吉・家康の三英傑のものも見つけて読みました。
当然、時代背景も何もわからん状態で読んだわけですが、いくつか記憶に残っているシーンもあります。
「清盛が継母の意見を容れて、頼朝を助命した」
「信長は人質時代の家康に会ったことがある」
「秀吉は若い頃から茶々(淀殿)に目をつけていた」
「家康は太原雪斎に軍学を教わった」
今日では創作とされるものも入っていますが、まあウン十年前の話ですから。
一番記憶に残っているのは、雪斎が家康に「完勝するとおごる心が生まれるから、ほどほどに勝つのが良い」という話をしていたことですかね。

・若草物語

ちょっと歴史とはズレますが、同じ頃に読んだものとして挙げさせていただきます。
これも、子供向けにふりがなが多く、簡略化してあったので読めました。ハードカバーで200ページくらいでしたかね。
有名な作品ですので、ご存じの方も多いと思いますが、この小説は主人公四姉妹が暖炉の前でクリスマスの話をするところから始まります。
そこで「お父さんはせんちに行っているから、今年のクリスマスは節約しましょう」というような話題が出てきます。もちろんこれは「戦地」のことです。
具体的には南北戦争のことを指している、というのはもっとずっと後に知りましたが、「男の人は戦争に行かなければいけなかったんだ」ということだけは理解していたような気がします。

・空襲の絵本だか特集だか

私が小さい頃はちょうど戦後50年という節目の時期だったので、小学生向けの絵本や雑誌でも、戦争の話がよく出ていたように思います。
やはりというかなんというか、空襲の挿絵が多くて、恐ろしさが焼き付きました。
ちょっとオカルトな話ですが、毎年夏休みに泊まりに行っていたいとこの家で、夜中に「オレンジ色の点の集まり」を見ていたことをよく覚えています。ずっと後になってから、その周辺が「大きな空襲のあった場所だ」と知ったときは肝が冷えました。
今は見えないのですが、いとこの家に行くとやはり思い出しますね。いつの間にか記念館もできていましたし。

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【小学校中学年~高学年】

・源氏物語やなどの古文系

私の家はほぼ毎年、栃木の北のほうに旅行に行っていまして、特に湯西川温泉や塩原温泉は頻繁に訪れていました。
湯西川温泉は平家の落人伝説があるところで、そういう観光施設もあります。そこで、これまた子供向けの源氏物語を買ったのが、古文に興味を持つきっかけでした。
当時は「平家物語が平家の話なんだから、源氏物語は源氏の話に違いない」と思ってたんです……w まだ授業でもそこまで教わってなかったので許してください。
当然、読み始めてから「何か違うぞ」とは思ったのですが、面白かったので全部読みました。

・FFTとイギリス史

確かプレイステーションで最初にやったソフトがFFT(ファイナルファンタジータクティクス)でした。
当時インターネットが一般にも普及し始めた頃で、どこかで「このゲームのストーリーは、百年戦争とイギリスの薔薇戦争をモチーフにしている」という話を見てから、イギリス史そのものに興味を持つようになった……記憶があります。
当然、いきなり百年戦争だの薔薇戦争だのを検索してもわけがわからないので、リンクをたどっていろいろ見ていたような……。

・封神演義と古代中国史&神話

うちの兄に週刊少年ジャンプを買いに行かされていたので、当時の連載作品はだいたい読んでいたような気がします。
その中で特に好きだったのが、藤崎竜先生の封神演義でした。確か始めのうちは原作の小説がどれか、という点は公表されていなかったんですよね。
そこでテキトーに選んだ版が図星で、妙に嬉しかったのを覚えています。
この話自体が中国の実在した最古の王朝・殷(商)と周王朝の易姓革命(政権交代)の話なので、自然と中国の神話にも興味が広がり、いろいろ本を読んでいた気がします。

歴史には直接関係ありませんが、この辺と同じ時期にはシートン動物記やギリシア神話・星座の本もよく読んでいました。我ながらカオス。
関係ありそうなのは、辞書の使い方を習ったことでしょうか。私が通っていた小学校には「辞書引きコンテスト」みたいなものがあって、それで優勝するのがちょっとした楽しみだったのです。他に取り柄がないから、頑張れば一番を取れそうなものに必死になったのかもしれませんね。
まあ、辞書を使い慣れたことによって、「調べる」ことが楽しくなったのは確かだと思います。何でもやってみるものですね。

【中学~高校】

この辺から、ラノベやゲームをきっかけに知ったことをググることが多くなりました。
多いので箇条書きにしますね。

・三國無双と三国志
・最遊記と西遊記
・創竜伝と左翼・右翼
・トリニティ・ブラッドとオスマン帝国
・ポップンミュージックとエカテリーナ2世&ロシア史

授業では、四大文明の話が特に面白いと思った記憶があります。
違う意味で印象に残ったのは、ナチス・ドイツの強制収容所のビデオでしょうか。気分のいいものではないので詳細は記述しませんが。

母がその辺に置いていたこの本がきっかけで、百人一首や和歌に興味を抱き始めたのも中学生の頃です。

 

以前の記事と重複しますが、これ本当におすすめです。
子供向けの本だと、簡略化されすぎていてかえってわかりにくいこともあると思うのですが、この本は「その歌人が他にどんな歌を詠んでいるか」「どういった逸話があって、どんな性格をしていたのか」がたくさん書かれているので。

【高校卒業以降】

この辺が一番ごっちゃになっているので、簡単にまとめさせていただきます。

・戦国BASARA&戦国無双

どっちが先だったか忘れてしまいました^^;
確か、友人がどっちかをやっていて「面白いよ」と言われたので、自分でもやり始めたんだったかと。もう一方は「似たゲームがある」と聞いて買ったような……。
この二つは三英傑と武田信玄・上杉謙信・真田幸村・伊達政宗くらいしか知らない段階でやりだしたので、わからないことだらけでしたが、戦国時代についてググったり、図書館で物の本を読んだりするようになりました。
大河ドラマ「独眼竜政宗」の原作である、山岡荘八先生の「伊達政宗」を皮切りに、歴史小説もよく読むようになりましたね。

【現在進行系】

・艦隊これくしょん

もはや説明不要?の、旧海軍の軍艦を擬人化したゲームです。
私がやり始めたのは2年前なので、コアなプレイヤーとはいえませんが、この作品をきっかけに、また戦時中のことを調べるようになりました。どうでもいい話ですが、つい先日やっとオール甲でイベントを完走しました。やったぜ。

 

長々とお付き合い頂きありがとうございます。
もちろん、「この辺を読んだり遊んだりすれば、確実に歴史が好きに・得意になる」保証はできません。
しかし、「どんなものであれ、興味を持つきっかけになる」ということは証明できると思います。都市伝説にも「日本の工学部の学生は、ドラ○もんかガンダムを作りたくて入った人が大多数」なんてものがありますしね。

たまに同業の方に「なんで日本史も世界史も書けるんですか!?」と聞かれるのですが、私が日本史・世界史どちらも好きなのは、まず間違いなくサブカルから入っていったからです。
入り口で身構えていたら、きっとどちらかしか好きになれなかったでしょう。

親御さんはお子さんが真面目に勉強していないと、とても心配されると思いますが、子供の世界を広げる可能性の一つとして、サブカルの利用も認めていただけたらな、と思います。
また、親が興味を持っているものに関する本は、その辺に置いておくと意外に子供が読むことがあります。普段から読書が習慣づいていればなおさらです。
男子中高生が、お父さんの隠し持っていた”オトナの写真集”を見つけてしまった……なんて話、よくありますよね?w 一緒くたにするのもアレですが、子供って思わぬところから何かを見つけてくるものです。
ですから、子供に歴史を押し付けるだけでなく、大人が「面白そう」と思った雑誌や歴史小説やマンガをリビングに置いておく、というのは結構効果的だと思います。

また、歴史を受け持つ先生方は、教科書に線を引かせるだけでなく、余談や小ネタも入れて授業をするといいんじゃないかと思います。親戚に教職の人がいるので、先生方がとてもお忙しいのは、重々承知ですが……。
自分自身の学生時代を振り返ってみても、歴史に限らず、楽しそうに授業をやってくれる先生の科目は面白くて、成績も良かったですし。

そして、今まさに中高生の皆様。
今はネットですぐに調べられる時代ですから、教科書や問題集でわからないことはガンガンググッてみるのが良いかもしれません。文系の科目こそ、インターネットが大いに役に立ちます。もちろんウェブ上には誤った情報も流れておりますが、その中からきちんとした答えを探し、そして先生などに確認することで物事の本質を見抜くトレーニングになるかなぁと。

てなわけで「歴史に全く興味が持てない」「漢字やカタカナが並んでいるだけで拒絶反応が出る」という人は、拙著「日本史オモシロ参考書 暗記苦手!を克服する10の歴史エピソード」も、そういった歴史への興味を持つきっかけにしていただけたら幸いです。
一冊おおよそ250円=レッドブルとほぼ同じ値段です。この本は皆様に翼を授けることはできませんが、歴史というイヤな壁を乗り越えるための踏み台になれる……と思います。
お気が向かれましたら、ぜひお手元の端末の片隅に迎えてやってくださいませ。



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長月 七紀・記


日本史オモシロ参考書vol.1~暗記苦手!を克服する10の歴史エピソード

 

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