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坊ちゃんも聖徳太子も浸かった 平成版・道後温泉の正しい入り方のススメ

更新日:

愛媛県の道後温泉、言わずと知れた日本三古湯(道後温泉、有馬温泉、白浜温泉)の一つ。
今回は道後温泉の正しい入り方のススメと題し、道後温泉の歴史と魅力の今を、道後温泉在住者目線でお伝えしたいと思う。

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大国主から聖徳太子まで神がかったスーパー温泉

そもそも、白鷺が足をけがして湯に浸かって完治したのをたまったま人が見ていて「こ、これは温泉だ!」と発見されたのが道後温泉…と、言われているが神話レベルで正直うさんくさい。鷺(サギ)だけに。
さらに大国主命が重病重篤の少彦名命を慌てて道後温泉に浸からせた所、これまた完治し、石の上で狂喜乱舞、今もその石が残っている!と、あくまで神レベルの温泉であることをゴリ押しているのが道後温泉。

筆者はこの記事を書くに当たり、改めて道後温泉本館三階個室付き、霊の湯に浸かったのだが前日の晩寝相が悪く、背中が酷く寝違えっていたのだが確かに温泉に浸かると楽になった。
が、完治はしなかった。よって、石の上で踊る気分には到底なれなかった。

冗談はさておき、現実的な所で最古、且つ超S級有名人の入湯と言えば聖徳太子。
しかしこれもかなりの疑惑がある。
記録元は「伊予国風土記逸文」であるが、そこには湯治のため伊予国に聖徳太子が訪れ、その湯の素晴らしさに碑文を残した、とあるのだがその肝心の碑文がいまだに発見されていないのである。
もしかすると湯治はしたのかもしれないが、そこまで「太子超感激!なにこの温泉!」というテンションまでには至らなかったのではなかろうか。
事実は未だ歴史の闇の中である。

しかし、愛媛県民にとっては唯一とも言って良い重要観光地なのでそこは事実としたいところ。

今は本館にほど近い椿湯の傍に碑文を作ってある。

碑文です。飛鳥時代まではさかのぼりません、ハイ

碑文です。飛鳥時代まではさかのぼりません、ハイ

 

 

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飛鳥時代から建っていそうな空気の本館だけど

 

では今「本館、本館」と呼んでいる建物はいつ建てられたのか。
明治27年(1894年)である。

そう、結構新しいのだ。(日清戦争の年だったりするが)

平成6年には、国の重要文化財に指定されているが「近代和風建築」というややこしい括りでの認定になっている。

今や道後温泉=道後温泉本館と言える程の金看板。土日ともなると人でごった返し、芋洗い状態になる。

そこで、本題。

1)歴史が好き

2)ちゃんとお風呂に入りたい

)芋洗いの上コーヒー牛乳売り切れとか絶対嫌!

という方に勧めたいのが、冒頭にちょっと触れた霊の湯三階個室だ。

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霊の湯3階個室を訪れずして、道後温泉に行ったという言うなかれ!

ここは個室を80分利用でき、個室利用客しか入れない湯船に浸かれる。
小ぶりではあるがお湯は同じ道後の湯。
個室なので入場制限があり、人でごった返すことが無い。

さらに茶菓子やら浴衣までついてきて、館内の案内付きというサービスっぷり。これで1500円!

みよ!個室に掛け軸!

みよ!個室に掛け軸!

 

個室からの絶景(というほどでもないが変わった風景)

個室からの絶景(というほどでもないが変わった風景)

 

 

 

お抹茶も飲めちゃう!

お抹茶も飲めちゃう!

 

 

団子うめーーー

団子うめーーー

そして、ここでしか味わえない道後温泉歴史探索と言えば、皇室専用の又神殿の観覧である。
(実際に使われたのは昭和27年、常陸宮様のご入浴が最後で現在は使用されていない。)
館内案内は主にこの又神殿の解説であるが、専用の玄関から始まり、荘厳な金箔張りの襖部屋、天皇陛下の玉座に御簾。
模造ではあるが三種の神器が玉座の奥に威厳たっぷりと飾られている。

肝心の湯船は香川の超高級御影石を使っていながら、檜の板を敷いて檜風呂にしていたというのだからかなりの大盤振る舞い。
が、計10名の皇族の方々しか利用されていないと言うのだから黒字なのか赤字なのか道後民としては考えたくもないことである。

筆者のサービス浴衣ショット!

撮影できない皇族専用風呂のかわりに筆者のサービス浴衣ショットでゆるしてくだされ!

夏目漱石も絶賛!正岡子規も使った個室

更に身近な所で言えば夏目漱石もこの本館の愛用者であった。
「八銭払えば頭も石鹸で洗ってくれる上に三階個室では菓子も食える」と、絶賛している。
正岡子規、子規の友人、漱石の娘婿が生誕100年を祝ったとされている個室は現在「坊ちゃんの間」として観覧用に保存され、歴史資料が展示されている。
尚、この観覧スペースは全面的に撮影禁止であるため残念ながら写真をご覧いただけない。
是非その目で確かめていただきたい。(まあ同じような部屋である

筆者は正月、観光客と帰省客でごった返す道後温泉本館に、この三階個室のおかげでゆったりと道後温泉での新年初入湯ができた。
1,500円と少々他のコースとは違い値がはるが、1,500円でほぼ温泉貸切状態、のんびり歴史探索をしながら坊ちゃん団子を食べられるなら
1,500円払った方がお得だと筆者は思う。

これが筆者が考える、新訳道後温泉の正しい入り方のススメ、である。

春原沙菜・記(愛媛県在住)

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*道後温泉本館は耐震性の問題から建て替えが議論されている。素人目にもあの木造3階建て(超急な階段など)が建て替えられたり、改修工事されたりしたのちにも一般に開放され続ける確率は低い気がする。ぜひ、早く行っておくことをオススメする。

ぜひ3階をおためしあれ~

ぜひ3階をおためしあれ~

 




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