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くまモンではなく築城の名手・加藤清正の技を見に熊本城に行ってきた

更新日:

 

オギヤスエです。熊本と言えば、歴史ファンにとってはくまモンではなく、城造りの名手としても有名な片鎌槍使いの勇将・加藤清正が築いた勇壮なお城「熊本城」です。ここ数年、和歌山城、首里城、小田原城と旅行の際にお城を訪ねることが増えているのですが、日本3名城の一つ、熊本城に行ってきました。

城内へ向かおうとすると、さっそく清正公に出迎えられました。トレードマークの長烏帽子形兜をかぶり堂々と座しています。

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加藤清正は190cmを超える大男だったとも、逆に、小男で大きく見せるために長烏帽子形の兜をかぶっていたとも言われていますが、この像からは勇ましさが感じられました。漢は身長じゃないです。

 

青空をバックに勇壮な姿が美しい、漆黒の名城

門を通過し、いよいよ天守を目指すわけなんですが、熊本城と言えば、難攻不落の城として名を馳せています。

特に、清正は石垣造りが得意で、下の方は勾配が緩やかで上にいくほど垂直に近くなる「武者返し」とも呼ばれる特徴的な石垣を多く築きました。

熊本城が政府軍の拠点となった西南戦争ではこの「武者返し」がとても役に立ち、誰一人城内に侵入できなかったとか。
政府軍は4000人の籠城で14000人の西郷軍の猛攻に耐え抜いたそうです。

そのほか、少しでも敵が攻めてきにくいように、天守に通じる通路の階段は幅や高さを微妙に変えて造られていたり、城を守るために色んな工夫がされています。

実際、歩幅がいびつになる階段は結構登りにくかったです。距離はそれほど遠いと思わなかったのに、疲労感が…。清正の城造りの手腕を、身をもって体感しました。

 

そして、とうとう対面。熊本城天守です。

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実物を見てみると、意外とコンパクトにまとまったお城だなという印象はありました。
ただ、コンパクトではあるのですが、黒い外観が重厚感を感じさせます。

この日は晴天にも恵まれ、青空に漆黒の凛々しい姿が映えていました。圧巻です。

白亜の城もいいですが、個人的には黒いお城の方が、ありきたりな表現ですが素直にカッコイイと思いました。

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また、黒板張りは印象的な見栄えだけでなく、メンテナンスが簡単で長持ちという外壁として機能的にも優れていたようです。戦いが続く戦国時代ならではの築城技術に感心しきりです。

 

ところで、黒い外観が特徴の熊本城ですが、別名を「銀杏城」と言います。その由来が、清正が築城の記念に植えたと言われる大銀杏です。

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この銀杏、西南戦争の際に一度燃えてしまったのですが、根元から新たに芽が出て、ここまでの大きさに成長しました。
この銀杏について、不思議な逸話があるのをご存じでしょうか。

清正が亡くなる際に「この銀杏が天守と同じ高さになった時、この地で兵乱が起こるだろう」とつぶやいたという言い伝えがあるのですが、西南戦争で熊本城が戦場になった時、この銀杏がまさに天守とほぼ同じ高さになっていたという…。

真偽のほどはわかりませんが、息を吹き返したこの銀杏の樹が、永くこの場所で立派に育っていくことを願うばかりです。

 

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400年の歴史を実感する 建築当時の姿を今に残す宇土櫓

日本三大名城の一つに名を連ねる熊本城。
天守などは復元されているものなので、文化財などには指定されていませんが、一部の櫓群などが重要文化財に指定されています。

西南戦争の際にも焼失を免れて、清正が築城した当時の姿を残す貴重な建築物です。その中でも宇土櫓(うとやぐら)は、天守を除いて熊本城では最大の櫓です。その大きさから「三の天守」とも呼ばれています。

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中も見学できるのですが、靴を脱いで入った瞬間にちょっとした衝撃を受けました。肌で感じる雰囲気が一気に変わったからです。

400年という年月の重みでしょうか。全然違うんです。こうれはもう、現地で体感して頂くしかないと思います。

 

具体的な構造の特徴としては、まず、天井が低いです。
当時の日本人の平均身長から考えると当然かもしれません。

そして、床。ほんの少しですが傾いているような感じがします。傾斜が付いている、という表現の方が適しているかもしれません。
建物自体が傾いているのではなく、床だけが平衡ではないという感覚。よく見れば、細い隙間も見えます。

それから、異様に急で幅の狭い階段。万が一敵に侵入された際、できる限り上がりにくくするためですね。機械など存在しない戦国の世に、確かに人の手で造られたものだと実感できました。熊本城を訪れた際は、ぜひ宇土櫓を見学して歴史が創りだした空気を感じて欲しいです。

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Webでも見れるANA(全日空)の機内番組で予習を

熊本旅行が決まってから航空機会社ANA(全日空)の機内映像プログラム「SKY EYE~空からのメッセージ~」で熊本が特集されることを、ゲーム情報サイトで知りました。

なぜ、ANAの機内番組がゲーム情報サイトで紹介されていたのかというと、この「SKY EYE」熊本編が、先日10周年を迎えた人気ゲーム『戦国無双』シリーズとコラボレーションしていたからです。

「SKY EYE」は特殊小型カメラを搭載したラジコンヘリコプター“マルチコプター”による撮影で、空から日本各地の魅力を紹介するという番組。

そこに案内役としてゲーム『戦国無双3』のイケメン加藤清正が登場しています。キャラクターボイスは杉田智和さん。熊本城や名物料理の解説などしてくれます。

最後はお酒を紹介して酔いがまわったようです(笑)マルチコプターによる空からの映像が美しいだけでなく、特に熊本城については構造や櫓の役割などがわかりやすく語られていたので、結構面白かったです。

西南戦争の際、熊本城を攻め落とせなかった西郷隆盛が「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとでごわす」と言ったという話を、この番組で初めて知りました。

現在、既出のゲーム情報サイトや撮影に使用されたマルチコプターを扱う会社のブログでも見ることができます。熊本に行かれる際は「SKY EYE~空からのメッセージ~」熊本編を見て、予習するのもいいと思います。

 

オギヤスエ・記

 

ファミ通.com:http://www.famitsu.com/news/201310/09041399.html

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IDeomotor Robotics ブログ:http://www.ideorobo.com/20131020-1/

 




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