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軍師官兵衛レビュー 書籍・映画

【軍師官兵衛 感想マンガ第5回】オリーブオイル伝来?!母里と書いて「もこみち」と読む

更新日:

こんにちは、武者震之助です。いよいよ第五回目、二月です。

ところでレビューの前に衝撃的なニュースが飛び込んできました。藤村志保さんが圧迫骨折のため、ナレーターを降板したのです。後任は元NHKアナウンサーの広瀬修子さんとのこと。藤村さんの一日も早い回復を願います。

 スイーツからイクサモードに変身!

第五回は前回のスイーツから一転、戦パートです! ところがその合戦が何で起こるか、これがわからない……赤松政秀が攻めて来る。これはそうなんです。しかし、この背後にある事情がわからないのです。

今回も信長パートがあり、いきなり足利義昭に「能をフルパートでやるとか時間の無駄」と強く迫っておりました。
しかし、ここで信長の権力伸張だけではなく、将軍をめぐる官兵衛周辺の事情もなぞっておくべきだったと思います。

それというのも、今回攻めて来た赤松政秀ですが、彼も将軍義昭とよしみを深めようとしていたのです。政秀はそのため自分の娘を義昭に侍女として送るのですが、途中でこの娘をとらえたのが他ならぬ小寺政職=官兵衛の主君なのです。

そういった対立の過程が、わからないのですね。官兵衛の主君が娘を拘束するというのがひっかかったのかもしれませんが、きちんと描いて欲しいところです。

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しょこたん+死亡フラグ

そうした背景を飛ばして何を描いていたかというと、官兵衛夫妻の新婚ライフ、嫡男誕生、家臣と侍女の淡い恋などなど。悪くはないのですが、中谷美紀さんのおてもやんメイクがあまり似合っていないような……ティーンのぴちぴちした肌をイメージしたピンクの頰なのでしょうが、もうちょっと抑え気味でもよいのではないかなと。籠城を守るけなげな賢妻ぶりがよいだけに、ちょっと残念です。

松寿丸を渡そうとしない危ないデカ職隆

松寿丸を渡そうとしない危ないデカ職隆

ピンクピンクな中谷美紀さん

光とともに健気に頑張る侍女お国は、しょこたんこと中川翔子さんが扮しております。いいですね、かわいらしいですね! 武兵衛との恋もよい感じだなと思ったら、こんな台詞が。

「俺、この戦争が終わったら、この娘と結婚するんだ…」

なんというわかりやすい死亡フラグを立ててくるんだ、このドラマは!これはもうこういう芸風かなと。戦争の悲惨さ、泰平を願う官兵衛を強調するためかもしれませんが、こっぱずかしいくらいべたべたです! でもこの際だがそれがいい!戦闘さえよければ!

お国ちゃん~

お国ちゃん~

 

迫力の合戦シーンも一騎打ちがまたか…

さて、死亡フラグを一杯立てて始まった合戦ですが、いよいよ官兵衛が主役の本格的なものです。期待が高まります。

画面は常に早朝戦っているようなブルーのフィルターがかかっており、寒々とした印象があります。ちょっと目にはやさしくないかもしれません。昨年のCG多用した戦闘ではなく、戦国らしいロケ撮影が印象的な画面作りになっていました。実に戦国らしい画面作りです。迫力もあります。

でも、総大将一騎打ちだけはカンベンな。

そう、迫力があってまさに戦国絵巻という点は結構ですが、総大将一騎打ちはちょっと焦ります。一昨年の清盛と義朝だけが突然馬も兵士もいない亜空間にワープし、ガチンコ勝負でなったあのシュールな悪夢を思い出してしまいます。

今回も思わず勝負そっちのけで、背後にモブがいるかを確認してしまいました。官兵衛は頭脳派なんだから、こんな無茶しなくていいんですよ!

と文句をつけつつも、やはり合戦は熱くいいものです。
母里父子の死亡フラグが哀しくも回収されてしまいましたが、とりあえずお疲れ様でした。小兵衛お父さん、来世は平和な北三陸で琥珀を磨いてください。
しょこたんは、時代劇でもあのキュートさ健在で、ゲストなのが惜しいと思いました。次はヒロイン役で是非大河に出て欲しいですね。

さようなら~

さようなら~

また会おう!次はヒロインで!

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きたーーーーーオリーブオイルの日本伝来! 

そしてついにあの男がやって来ました。

酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士

母里太兵衛参上!なぜか酒ではなくオリーブオイルを飲み干すのではないかと、一部で期待のもこみちさんだーッ!

ネットでの反応はあまりにオリーブオイルだらけで、栗山善助の立場があまりなかったのですが、二人とも黒田二十四騎なのですぞ。官兵衛を支える二人の活躍に期待しましょう。

背景はオリーブにしてみました

背景はオリーブにしてみました

武者震之助・記
霜月けい・イラスト

関連記事「若き「軍師」黒田官兵衛の戦術さえる青山・土器山の戦い」

◇武者震之助より追記

「総大将一騎打ちだけはカンベンな」

この部分ですが、一騎打ちが戦国時代になかったという意味ではありません(常習的にそういうことをしてあきれられた大名もいます)。あとの部分でも書いたのですが、

「亜空間総大将一騎打ちだけはカンベンな」

と言いたかったのですね。「亜空間総大将一騎打ち」というのは、何故か総大将同士だけが他に兵士のいない空間にワープし、饒舌におしゃべりしながら戦うという漫画的なもので、一昨年の『平清盛』がこれを壮絶にやりまして……今作も第一回冒頭で「命を粗末になさるなー!」と叫びながら矢玉飛び交う中で歩いて行く、ちょっとこれが知性派か心配になる官兵衛描写もあったわけで、こういう拳で殴り合う系の演出ばかりやられるのは困りもの、という意味です。言葉が足りず申し訳ありません。松平さんご指摘ありがとうございました。




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