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キングダム35巻ネタバレレビュー 屯留反乱編決着!そして新たな戦いへ

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2014年7月に発売されたキングダム35巻の書評レビューです。

前巻までに主人公の信ら秦は王の政が最前線に出陣する活躍もあり、諸国の合従軍をはねのけた。サブ主人公?の女性剣士キョウカイも無事に仇討ちを果たして飛信隊に戻ってきた。
秦国では、大王政と相国(NO2)に上り詰めた元商人の大政治家・呂不韋との政治の裏表で戦いが始まっている。
政の異母弟の成キョウはかつての遺恨をのりこで兄をバックアップしていた。
ところが、王弟が屯留の地で謀反を起こしたというのだ。だが、それは呂不韋の陰謀の発動だった。実際には王弟はとらわれの身となっていた。
政はこれに感づき、信に「王弟の救出」を託す。

表の討伐軍3万を率いるのは、あの頼りなさげだった壁のあんちゃんだ。ひげも立派になってきたがどこかまだ不安さが残る壁だが、(やはり)緒戦でいきなり横っ腹を敵の1万の伏兵に襲われる。青ざめる壁のあんちゃん。

そこに駆けつけたのが飛信隊だ!きたーーーー!

キョウカイ副長もいる!(副長じゃないんだけどね)

キョウカイ副長もいる!(副長じゃないんだけどね)

飛信隊は5000人隊にまで昇格しており、うち1000人はなんとキョウカイちゃんが千人将となっているのだ。うひょーーー!信の幼なじみの慶さんは相変わらず歩兵…

そして信はなんと刀でなく矛を操るようになっている。矛といえば、師匠の亡き王騎将軍から預かった矛である。信はそれを使えるために武器を刀から矛に持ち替えたのだ。(預かった矛は政が預かっている)

壁から政の頼み事を聞いた信は「あいつが俺に頼み事なんて意外と珍しいからよ」とムリな作戦にも目に力が入る。

屯留の攻城戦は時間との戦いだ。
表向きは王弟成キョウが謀反の主なので、黒幕のホカクは捕らえられている成キョウの首を切り、「犯人を倒しました、お許しを」と降伏しようと、牢屋へ急ぐ。
だが、成キョウはたくみな話術で牢番を籠絡し脱出に成功。妻の瑠衣(るい)を助けに行く際に傷を負う。

ボロボロになりながら妻のもとにたどり着いた成キョウ。子供のころに、政への嫉妬から謀反を起こし、情けない姿で敗北したあの頃のガキはいない。そこにいるのはまさに一人の「漢(おとこ)」である。

脱出行は困難を極め、死期を悟った成キョウは、妻に援軍を呼ぶよう先に行かせ、自分は敵のホカクを待ち受けて、刺し違えるのだった。
そう、この巻の主役はあくまで成キョウ。瑠衣が信を連れてきたが時すでにおそし、信やキョウカイちゃんの絶対的な武の力は届かないのだ。

この巻のファースト泣き

この巻のファースト泣き

成キョウは瑠衣に抱かれながら最後の言葉を放つ。
「俺はお前と初めて会った時…」
思い出シーン挿入↓

ここで苦笑しながら2泣き

ここで苦笑しながら2泣き

「ふっ あの時から ずっと お前にほれている」
瑠衣「…知っています」
「… ふっ そうか それなら いい」
バタリ(絶命)

主人公でないサブキャラの死にもこんなに感情移入できるなんてやっぱり原先生の表現力はすばらしいですね。(評者は2回なき、剛力で1回ふるえたw)

成キョウは遺言で瑠衣に王弟派の半分は維持して、政のもとに合流するよう依頼した。
だが、瑠衣は離脱をわずか1割にとどめ、都で政に「亡夫の遺言を受けこの瑠衣が一党をとりまとめ兄王様の支えとなりまする」と宣言する。

その時、たまたま呂不韋が通りかかり、信は「お前は王になれねえ」と宣戦布告する。だが、呂不韋は気にかけない。正義とは「勝った者に宿るのだ」と言い放つと、信はまたもや呂不韋の人間の大きさに圧倒されてしまう。
しかし、以前と違って信の目の光はまったく鋭さを失わっていなかった。もうすぐだ、信!

もう少しで届くくらいの大きさにまで近づいてきたぞ!

もう少しで届くくらいの大きさにまで近づいてきたぞ!

後半の379話からは新たな戦いが始まる。
ふぁるふぁるふぁるふぁるの秦の大将軍(王騎の後継者)の騰(とう)の軍が魏国と対決している。
魏の大将軍は合従軍で奇抜な策であわや国門を落とすところまで追いつめた魏の第一将呉鳳明だ。
騰軍には、信の飛信隊と、ライバルでエリートの王ホン率いる玉鳳隊が合流する。
魏軍には、「魏火龍七師」というかつての大将軍のうち、ある事件で投獄されていた3人が参戦している。
一筋縄ではいかない敵に、王ホンは3隊が同時に敵の本営をつくという高難度のミッションを発案する。

そしておまけ漫画は、飛信隊の歩兵軍の新技「剛力」がキョウカイちゃんによって発案された裏エピソードだ!今回もカバー裏にオチがあるので、絶対に本を買おう!!!

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ちなみに、原先生は今福岡県在住らしいぞ!!(あとがきから)





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