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石落としは石を落とすためじゃない?地元学芸員が教える国宝4城の秘密

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日本の国宝のうち城は4つ。北から松本城(長野県)、犬山城(愛知県)、彦根城(滋賀県)、そして唯一の世界遺産でもある姫路城(兵庫県)だ。

10月20日(月)発売の週刊ポストの巻頭グラビアで「行楽シーズンに訪れたい名城。学芸員がこっそり明かした―特別公開国宝4城の秘密」が特集されている。

地元の学芸員がマニアックな「へぇ」を教えてくれるという興味深い特集だ。

松本城では7つの「秘密」が紹介されている。

1 大天守 現存天守のうち最古の5重6階。

2 大天守 3~4階 なぜかここだけ吹き抜けに

3 大天守 1階 床にぽっかりあく「穴」

4 大天守 3階 「隠し階」の窓の格子が外れる

5 大天守 1階 石落は石を落とすためではない

6 大天守 5階 柱に残る縄の跡は

7 大天守 1階 城を支えた工夫

といった具合である。

このうち、5番目の「大天守 1階 石落は石を落とすためではない」について、松本城管理事務所研究専門員の南山孝氏は「1階にある壁の隙間は石落(いしおとし)と呼ばれますが、敵に向かって石を落とすのではなく、火縄銃や矢を撃つために使われたようです」と説明している。

隠し階の窓の格子が外れるのも、火縄銃をうつための狭間(よく壁にあいている穴)として使われるためだ。

天守1階の穴と3ー4階の吹き抜けについては、城外に抜ける抜け道説もあったが、調査の結果否定されて、今も「謎」なのだそうだ。

まだ解けない謎は、犬山城にも。




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天守1階の縦格子の中に1か所だけ横格子があるのだが、犬山城管理事務所長の佐々由高氏(佐々成政の一族かな?)は「皆さんお気づきにならないと思いますが、1階の東面に並ぶ格子窓のうち、1つだけ横格子なんです。意味があったはずですが、その理由は解明されていません。そして1階の床が台形になっているのは、城を少しでも大きく見せるため。よく見ると外観も少し歪んでいます」とのこと。解けた謎、解けない謎。両方あるから、やっぱり歴史はおもしろい。

 

 

 




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