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「センゴク一統記」11巻ネタバレレビュー賤ヶ岳合戦&長宗我部元親との対決

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織田信長の戦いといえば、一般的には鉄砲だろう。
しかし、実際の戦いぶりをみると、鉄砲で勝利を決めたと思われがちな「長篠の戦い」でも、武田の騎馬軍団(騎馬説には諸説あるが)をとめた馬防柵を短期間で築いたり、備中高松城で秀吉が水攻めをするために大堤防を築いたりと、その土木・工兵レベルの高さも際立っているといえよう。
信長の家臣同士の戦いでは、明智光秀VS豊臣秀吉の山崎の戦いが超短期の遭遇戦で終わったが、秀吉VS柴田勝家の賤ヶ岳の戦いはまさに工兵同士の土木戦でもあった。

2015年2月6日に発売された人気マンガの「センゴク 一統記11巻」(宮下英樹著、ヤンマガコミックス)は、そんな土木戦をあますところなく見せる。一方で、主人公の仙石権兵衛は同じ頃、遠い四国の地で、鬼若子こと長宗我部元親と対決する。

仙石は2000の兵を率いて、讃岐の引田(香川県)に上陸。敵の長宗我部2万が1500で立て籠もる最後の「信長方」三好三郎を救援するためだ。
仙石は、地元の森氏から3人の若衆を与力としてもらう。本来は人質だったが、権兵衛は3人に仙石の名を与えていた。

一方、両軍がそれぞれ堅固な砦に入り、長期戦の様相を見せる賤ヶ岳。
柴田勝家のおいの佐久間盛政が勝家のもとを訪れて、「迂回奇襲」作戦の実行を訴える。

「敵陣中央部を?!」と驚く勝家に、盛政は「要は敵の後詰めを誘き出すんじゃわ」と答える。
あまりに危険な作戦に、勝家は「そなたはまだ年若い」と諭すが、盛政は「叔父御 若輩ともいえ 今しかないんど 今 命を燃やさにゃあ今生の悔恨 そんな気がするんじゃわ」と熱い視線を投げかける。柴田軍の作戦は決まった。

再び舞台は四国に。
仙石は、長宗我部軍の別動隊5000に対して、鉄砲を使い、急襲。逃げる長宗我部軍を追いかける仙石隊、その先には常に一歩先を読む長宗我部元親の罠があった。

三好(左上)、仙石(右上)VS長宗我部(下)の三雄が激突する(センゴク11巻より)

三好(左上)、仙石(右上)VS長宗我部(下)の三雄が激突する(センゴク11巻より)

追撃戦には、籠城していた三好軍も合流。快進撃を続けるかに見えた2隊だが、元親の囲みに誘い込まれて、あわや全滅の危機に陥る。ギリギリのところで、戦場で大声でお互いを呼び合うという大胆な方法で、連携しての退却を決めた三好と仙石に、元親は驚く。
だが、元親は2人を一度に倒すことをあきらめ、すぐに仙石の首だけはとれと厳命する。
むずかしい状況に陥った仙石隊で、殿軍(しんがり)に名乗り出たのは、仙石の名をあげたばかりの若い森3人衆だった。
仙石から馬と目立つ盾を手にした3人衆のうち2人はおとりとなって、敵陣に切り込み、若き炎を散らしていく。

森三人衆の若者が死地へと踏み出す感動シーン(センゴク一統一記11巻より)

森三人衆の若者が死地へと踏み出す感動シーン(センゴク一統一記11巻より)




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あら筋としてはごく短い期間のことですが、戦場で見せる男たちの絆と決断の数々が手に汗をにぎること必至!





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