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まんが神詠み國詠み

天孫降臨と国譲り。古代日本に出雲VSヤマトの関ヶ原はあったのか?【マンガ古事記「神詠み國詠み」第8回】 

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毎週金曜連載(すみません!公開遅れました)のマンガ古事記!

今週は天孫降臨です。
天孫降臨という言葉は知っていても、あれ誰が天でだれが孫、そしてどこに降りたの?というのは忘れちゃっている人もいるかもしれませんね。


 

こんにちは恵美嘉樹です。

前回、登場したのは出雲神話の主人公のオホクニヌシ(大国主)。出雲の神々の末弟でいじめられっ子だったオホクニヌシは因幡の白ウサギを真心で助けたために、因幡の御姫様を兄たちに先駆けてゲット!

それに怒った兄たちに虐殺されるのですが、そのたびに母ら女性たちの愛によって復活。さらには、天から追放されて根の国の王となっていたスサノオの娘まで手をつけて、いや妻にして、もてまくりのリア充人生を送ります。ついでに義父のスサノオから地上(中つ国)の王に任命されます。

数々の女に愛されまくる男、それがオホクニヌシ!

と覚えておきましょう。

各地の女性との浮気を続けながらも国作りを進めるオホクニヌシでしたが、発展する中つ国を山の手(天)から見下ろしていたアマテラスさんら天孫系の神々は「あれ、ゴミの島と言われていた江東区の豊洲がすんごいきれいになってる。海も見えるし、あそこに引っ越そうか。じゃあ、もらってくる」(*イメージ)と言い出すのです。

 

古事記8-1

古事記8-2

古事記8-3

オホクニヌシは、天孫系の使者を持ち前の「モテル」力を発揮して逆に仲間に取り込んでしまいます。が、なかなかあきらめない天孫系の神々の無茶な要求に結局は屈服してしまいます。

その代わりに50階建ての超高層ビル1棟建ててあげるよ、と言われて出来たのが出雲大社です。

この逸話は、ヤマト王朝が軍事的な圧力で日本列島の諸勢力を従わせていった史実が反映されていると昔から言われています。私は、古事記の神話の時代はおおむね古墳時代~飛鳥時代あたりの記憶をベースにしている可能性が高いと考えています(もっとも8世紀に全くゼロから創作した100%フィクションという研究者もいますが)。

ただ、考古学的に古墳時代を見ると、弥生時代やのちの戦国時代のように、列島内で内戦が長期にわたって展開されたと考えられるような軍事施設の遺跡はほぼ皆無です。

しかし、古墳の副葬品は、甲冑や刀や矢などの武器で満ちあふれています。ヤマト王朝は軍事的な圧力を地方に対してかけていたけれども、ヤマトVS出雲の合戦を伴うような戦争があったかというと疑問がある、というのが現状です。

国譲りの話は、天孫系の横暴ばかりが目に付き、どうみてもオホクニヌシは背中に刀を突きつけられて「はい、喜んで譲ります。アマテラスさまバンザイ!」と言わされたんだろうな、と私はずっと思ってきました。

でも、最近ちょっと考えが変わってきています。

現代の日本で、年を老いた親の家をいかに整理するかが社会問題となっていますよね。

オホクニヌシさんも、長年の開発で大きくなりすぎた土地を外資系ファンド会社に売却して、まかない付きの大きめの5LDKマンションで悠々自適に生活し、子どもたちにも適度な財産を分割して引退したくなったのかもしれないな、なんて思うようになったのです。

子孫に美田を残さず、という言葉もあります。引退と権限委譲で失敗した大塚家具なんて例もあります。

実際のところ、出雲は古代日本のほかの地方と違って、特別な存在として1300年後の今も燦然と輝いているのですから、オホクニヌシの選択は正しかったと言えるのではないでしょうか。

恵美嘉樹・記

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