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まんが神詠み國詠み

歴史上最初の天皇と呼ばれる10代崇神天皇はのび太なシャーマン!【マンガ古事記「神詠み國詠み」23回】

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初代天皇の神武天皇は「神話」つまり架空の人物。2代〰9代までの8人は、天皇の歴史を長くするためにとりあえず置いてみた虚構の存在であり、「欠史八代」と歴史学者の間で呼ばれているということは、前回お話しました。

各天皇の業績がなく、結婚した相手と宮殿の場所、お墓の場所しか載っていない=架空!と言い切ってしまうのも強引ではないか。卑弥呼とその後の中国から「邪馬台国」と呼ばれていた頃の初期の王は、奈良盆地の有力勢力同士で、シャーマン的な資質のある人物を持ち回りで倭王としたのではないかとの考えを披露させていただきました。
2~8代が虚構か史実を反映しているのかは、読者のみなさんそれぞれに謎解きをしていただくとして、

この人は実在した天皇(大王)だろうと衆目一致しているのが十代の崇神天皇です。

お名前(和風諡号といいます、諡号とは亡くなったあとに送られる追号のこと)は「ミマキイリヒコイニエノ命(みこと)」。
ちなみに十一代の垂仁天皇のお名前はイクメイリビコイサチノ命。垂仁以外の皇子や皇女の名前に「イリ」が使われています。

もし十代の崇神天皇こそが歴史上のヤマト王権の「始祖」とすれば、この「イリ」の意味を説くことで、色々な謎が解けるはずですが、はっきりしたことはわかっていません。

古事記では、ほかの天皇と同じく、まず結婚相手などの「経歴」紹介をするのですが、崇神天皇はそれで終わらずに「業績」の紹介が始まります。
ところが、その1行目は「この天皇の御世に疫病がたくさん発生して人々は絶滅しそうになった」と、非常に困難な治世だったことから始まります。
そこで崇神が取った手段は、薬を配ったり、仁~JINを未来から呼んだりするのではなく、寝ること。

のび太なの?!

卑弥呼以来の倭王の資格は、武力で圧倒するわけでも、経済力があるわけでもなく、あくまで神や先祖の有効なアドバイスを聞くことができる「シャーマン」であるかどうかということがわかります。

寝ることで、夢の中で神様からのお告げを待つわけですね。さしずめ現代ならばたとえば「憲法9条があれば敵が攻めてくることは絶対にない」みたいな言霊的な政治家といったところでしょうか(笑)

 

マンガ古事記23回1page

さて、崇神天皇にお告げをしてくれたのは、大物主(オホモノヌシ大神)。大物主は奈良盆地でもっとも聖なる山とされる三輪山の神様です。その神様が言うには「疫病はわたしの呪いだ。オホタタネコにわたしをまつらせればたちまち呪いは消えるぞよ」。

オホタタネコって誰?

ということで、あちこちに人を派遣して探したところ、奈良盆地の西の河内国(大阪府)の美努村(みのむら)というところで発見されました。

崇神がオホタタネコに「あなたは何者?」と聞くと、「私は大物主の子孫です」と答えた。

それで崇神は夢の通りだと喜んで、彼に三輪山で大物主をまつるように命じ、それが現在の大神神社(おおみわじんじゃ、大和国の一の宮神社)になっているわけです。

ところで、「わたしが神の子孫です」と言って、「はい、そうですか」と納得してしまう理由が、マンガにも書かれているように

「イケメンだったから」

厳密には、大物主がめちゃくちゃイケメンだったという寝取られな逸話がありまして、おそらくオホタタネコも絶世の美男子で、「なるほど、これほどのイケメンなら、きっとあのイケメン神様大物主の子孫に違いない」ということになったのでしょう。

イケメン無双は、昔からそして今も、きっと未来もかわりません・・・。

マンガ古事記23回2page

 

 

恵美嘉樹・文

細田雪華・マンガ

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