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信長お気に入りの娘婿・蒲生氏郷「第二次天正伊賀の乱」で躍進す!【戦国boogie-woogie vol.63】

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戦国時代における忍者ほど“謎”な存在はいない。
近江に伊賀と甲賀がいたこと。また黒脛巾組や風魔、軒猿衆など全国各地の大名で隠密集団が抱えられていたことも知られているが、いずれにせよ彼らの素性はイマイチよくわかってない。
それも当然である。
忍者とは、そもそもスパイ活動を仕事とするワケだから、いちいち歴史(=記録)に残されているようでは失格で、だからこそ『謎』な存在であることが有能さも表す――というややこしい話なのである。
しかし。
本来、隠密であるはずの忍者たちも、時代の流れには逆らえず、ある男によって表舞台へ引きずり出されることになってしまう。
1581年、織田信長による第二次天正伊賀の乱、勃発!

 

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総勢4万5千の本気攻め! 信雄とは違うんですよ

20150509アニィたかはしさん4コマ漫画1
◆1581年の織田信長と言えば、飛ぶ鳥も落とす勢いの存在。
伊賀の忍者は、基本的に金で各地の大名に仕えるという方式だったため、特定の大名には肩入れせず、逆に敵対もせず、ましてや織田信長を敵に回すメリットも感じてないでしょうし、また、その傘下につくこともありえなかったでしょう。
つまり本来なら敵にも味方にもならないどっちつかずでいたかったはずなのに、いよいよ真正面から攻めこまれた直接のキッカケは、信長のバカ息子・織田信雄による【第一次天正伊賀の乱】が背景にありました。
そのときの詳細はコチラへ

「今川氏真や北条氏政よりはマシナリ!」 織田信雄、天正伊賀の乱でフルボッコ 【戦国boogie-woogie vol.52】

ワシも攻め込んだんやで!

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伊賀のゲリラ戦法に蒲生氏郷、攻めあぐねるか!?

20150509アニィたかはしさん4コマ漫画2
◆第二次天正伊賀の乱では、織田信長の次女・冬姫を嫁にしていた蒲生氏郷が活躍をしたと伝わっております。
蒲生氏郷は、蒲生賢秀の息子で元近江の武将。織田家に人質に出されていた時代、信長に能力を認められ、次女の冬姫を嫁にもらいました。めっちゃデキる男ってワケですな。
※これは後の話ですが、蒲生氏郷の死後、未亡人となった冬姫は、自身に言い寄ってきた天下人にして当代一の女好き・豊臣秀吉をピシッと断ったという話もあります。
ともあれ、伊賀攻めを任じられた蒲生氏郷は、巨漢の配下・望月伊太郎を引き連れ、深部へと進軍していくのでした。なお、望月伊太郎は実際にこの合戦で討ち取られたとされております

 

まさか忍術? 攻め込んだときには敵兵の姿無し

20150509アニィたかはしさん4コマ漫画3
◆天正伊賀の乱で伊賀が拠点としていた比自山砦。
蒲生氏郷が攻め込んだときにはすでにもぬけの殻で出し抜かれるという、まさに忍者という戦いをしていた様子がうかがえます。
一方、こんな兜(黒漆塗燕尾形兜、別名、銀鯰尾兜とも)をしている氏郷さんですが、軍規や道徳などには殊のほか厳しい人格で、ちょっとした違反でお気に入りの家臣を斬ったなどという話も残っております。
しかも、そのことで本人もむちゃくちゃ苦しんでいたとか・・・、どんだけ~!
フクチは、伊賀の武士=忍者の福地宗隆で、彼が安土城で信長に対して「自分が道案内します」と言ったことで第2次侵攻作戦が発動したのです。敵も伊賀忍者、味方も伊賀忍者というわけですね。

 

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パパ、今回も総大将は僕ナリヨ!

20150509アニィたかはしさん4コマ漫画4
◆先程も少し触れましたとおり、バカ息子の織田信雄はかつて、わずか8千の軍勢を3つに分けて伊賀へ進軍し、重臣を失うなどフルボッコにされた経験があります。
それでも今回の第二次天正伊賀の乱では総大将に任じられました。一応のメンツを保つ機会を信長に与えられたのでしょう。
しかし実際は先陣きっていった氏郷たちの活躍があったわけで、もしも本能寺の変がなければ蒲生氏郷さんの名前も、もっと世に広まっていたかもしれませんねー。

 

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