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ゲーム・オブ・スローンズシーズン3 DVD

ゲームオブスローンズ解説

ゲーム・オブ・スローンズ前史 登場人物や背景をスッキリ解説!

更新日:

2017年の大河ドラマ『真田丸』で、草刈正雄さん演じる真田昌幸が「三方ヶ原の戦い」について嬉しそうに語る場面がありました。

真田の主君であった武田信玄が、徳川家康をコテンパにやっつけた戦いですね。
昌幸にとってはお館様の伝説的な合戦でもあるわけです。

ドラマの主役は真田信繁であり、彼の一生を描くのですから、視聴者がこの「三方ヶ原の戦い」を知っている必要はありません。
しかし、知っていればより楽しめます。
真田昌幸がどうして嬉しそうな顔をしているのか、理解できるわけです。

実は『ゲーム・オブ・スローンズ』でも似たようなことが言えまして。

登場人物が、こんな感じで過去の出来事を作中で語っております。

「トライデント河の底には、レイガー・ターガリエンの甲冑から落ちたルビーがいまでも沈んでいるんだって」
「反乱の際にラニスターの艦隊を焼いたのは、お前の叔父ユーロン・グレイジョイだったな」
「暁の剣ことアーサー・デインは、無双の剣技を誇ったという……」
「俺の父、タイウィンは絶対に勝てる戦いしかしない。あの戦いの時もそうだった」
「バリスタン・セルミー。お前は私の父を裏切りロバート王に仕えたわね」
「デナーリス様、あなたの父上は狂王でした」
「マウンテンは我が姉エリアを陵辱し惨殺したッ!」

こういう会話がポンポン出てくるわけですが、過去に一体何があったか知らないと適当に流してしまうんですよね。

もったいないことです。
そこで本稿では、年表形式で「ロバートの反乱」&「グレイジョイの乱」をまとめてみました。

サクッとまとめるはずが結構長くなりました。
ドラマがまだわからないうちに読むとかえって混乱するので、ご注意ください。ネタバレには事前に警告を置いてあります。

ドラマを見る際に必ずしも必要な知識ではありませんし、知ったところで混乱する部分もあるでしょう。
だいたい頭の中で登場人物が把握出来た方向けです。

では主要な前史を確認いたしましょう。

【関連記事】
ゲームオブスローンズ シーズン1
ゲームオブスローンズ シーズン2
ゲームオブスローンズ シーズン3 - ゲームオブスローンズ シーズン4
ゲームオブスローンズ シーズン5 - ゲームオブスローンズ シーズン6
ゲームオブスローンズ シーズン7
⑥番外編 ゲームオブスローンズ 前史
レッド・ウェディングの元ネタ「グレンコーの虐殺

 

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主要な事件&戦いList

◆ロバートの乱とは:王太子レイガー・ターガリエンによる、リアナ・スターク誘拐事件に端を発した反乱。この乱で280年におよんだターガリエン王朝は滅亡し、ロバート一世を祖としたバラシオン王朝が始まりました。
ドラマ開始時より20年前の出来事であり、ジョン・スノウ、デナーリス・ターガリエン、ロブ・スタークらの世代が生まれた時期にあたります。
ロバートの反乱から物語までの間は、関ヶ原から大坂の陣より少し長いくらいですね。

◆リアナ・スターク誘拐事件
ターガリエン家の王太子レイガーは、マーテル家のエリアという妃がありながら、スターク家のリアナを見初めました。きっかけはハレンホールで開催された馬上試合。彼はリアナを「美と愛の女王」に選び、青いウインターローズを捧げました。この行動は多くの人々から「妻が居るのに何を考えているのだ」と怒りをかいました。
この事件のあと、レイガーはリアナを誘拐。リアナは行方不明になってしまいます。スターク家、リアナの婚約者ロバート・バラシオンは激怒しました。
When(いつ):280
Where(どこで):ドーン、喜びの塔(リアナの発見場所)
Who(誰が):レイガー・ターガリエン、リアナ・スターク
What(何を):レイガーがリアナを誘拐、陵辱したとされている
How(どのように):状況不明
影響・結果:ロバートの反乱契機となった

◆北部総督スターク父子惨殺事件
妹リアナの誘拐を知り、スターク家嫡男ブランドンはレッド・キープに向かいました。ブランドンは国王エイリス二世に真相究明を迫り、レイガーを批判。
エイリス二世はブランドンを投獄し、父の北部総督リカード・スタークをレッド・キープに召喚しました。
エイリス二世はブランドンの全身を縛り、その目の前でリカードを鬼火(ワイルドファイア、緑の炎)で生きたまま焼き殺します。ブランドンは首に縄をかけられ、動くと締め付けられる仕組みでした。父を救おうと懸命に動いたブランドンも、この時窒息死してしまいます。
重臣である北部総督の惨たらしい死は、世間に衝撃を与えました。
When(いつ):280
Where(どこで):キングス・ランディング、レッド・キープ
Who(誰が):エイリス二世
What(何を):北部総督スターク家リカード、ブランドン父子
How(どのように):鬼火による火刑および窒息死
影響・結果:スターク家の家督は、二男エダードが継承
エダードは王制に強い疑問を抱き、こののち親友ロバート・バラシオンの反乱に参加することになった
スターク家の人々は、「南からの呼び出しに応じる」ことに強い警戒感を抱く原因に

◆反乱軍挙兵、サマーホールの戦い
婚約者リアナ・スターク誘拐事件に激怒したストームランド総督バラシオン家当主ロバート。ロバート・バラシオンの親友で、父と兄を牛待ったスターク家新当主エダード。さらにロバートとエダードの恩人であるヴェイル総督アリン家当主ジョン・アリン。彼らは暴君打倒のため、叛旗を翻すことを決意しました。
故ブランドン・スタークは、ホスター・タリーの長女キャトリンと婚約していました。その縁もあり、タリー家も反乱側に加勢します。キャトリンはブランドンの弟エダードと結婚。キャトリンの妹であるライサは、ジョン・アリンと結婚。この婚姻関係により、同盟はより強固なものとなります。
緒戦のサマーホールの戦いで、反乱軍は大勝利を収めました。
When(いつ):280
Where(どこで):ストームランド、サマーホール
Who(誰が):「反乱軍」ロバート・バラシオンVS「国王軍」バラシオン家の国王派等
What(何を):国王エイリス二世打倒を目指すVS反乱の鎮圧
How(どのように):ロバートの圧倒的な力により、ストームズ・エンド周辺の国王派は一蹴された。ロバートは一日のうちで三連勝する大勝利
影響・結果:反乱軍が緒戦で勝利をおさめ、ロバートの名将ぶりを見せ付けた

◆アシュフォードの戦い
サマーホールでの勝利を受け。反乱軍の将・ロバートは北上。ランディル・ターリー(サムウェルの父)率いるターリー勢が迎え撃ちます。ロバートは敗北するものの、撤退に成功。メイス・ティレル(ロラスとマージョリーの父)が援軍を率いて駆けつけた時には、勝敗は既に決していました。
When(いつ):280
Where(どこで):リーチ、アシュフォード
Who(誰が):「反乱軍」ロバート・バラシオンVS「国王軍」ランディル・ターリー(援軍メイス・ティレル)
What(何を):国王エイリス二世打倒を目指すVS反乱の鎮圧
How(どのように):ティレル家に仕えるターリー家の当主、ランディルは猛将として知られている。彼の猛攻によりロバートは敗北。もしティレルの援軍が早く駆けつけていれば、歴史は変わっただろう。ロバートの反乱では、これが反乱軍唯一の敗北である
影響・結果:ロバートは北へ逃亡。スターク家とアリン家と合流することになる
ティレル家は戦が下手という印象が広まるのは、このあたりからか

◆ベルズの戦い
エイリス二世は、ロバート追跡のために「王の手」ジョン・コニントンを捜索隊として派遣。コニントンはロバートが潜むストーニーセプトを捜索するものの、ロバートは発見できませんでした。
ロバート潜伏中、反乱軍と国王軍の戦闘がベルズで始まります。反乱軍を率いるのはエダード・スタークおよびジョン・アリン。バラシオン家、スターク家、アリン家、タリー家が反乱軍に参加していました。
コニントン率いる国王軍は、ジョン・アリンの甥であり次の当主であるデニスが討ち取ったものの、撤退しました。
When(いつ):280
Where(どこで):リバーランズ、ストーニーセプト
Who(誰が):「反乱軍」エダード・スターク、ジョン・アリン、ホスター・タリー(ロバート・バラシオン)VS「国王軍」ジョン・コニントン
What(何を):国王エイリス二世打倒を目指すVS反乱の鎮圧
How(どのように):四家が合同した反乱軍は勢いを増し、国王軍を圧倒しだした
影響・結果:反乱軍勝利。ジョン・コニントンは敗北の責任を問われ、地位を剥奪されて追放処分に
「王の手」後任は、タイウィン・ラニスター
この結果を知ったエイリス二世は、王座が危機にあると認識をあらためた

◆ストームズ・エンド包囲戦
ロバートの弟スタニスは、兄に応じて蜂起。兄の本拠地であったストームズ・エンドは、国王派ティレル家により包囲されてしまいます。城内は馬、犬、猫まで食らいつくされるほど飢えに苦しみ、陥落寸前でした。
ある新月の夜、密輸人ダヴォスが、酢漬けのタマネギ等食料を城内に運び入れます。僅かな食料ではありましたが、このおかげで守備兵は生き延び、エダード・スターク勢援軍到着まで持ちこたえることができました。
When(いつ):280(反乱軍侵攻と同時進行)
Where(どこで):ストームズ・エンド
Who(誰が):「反乱軍」スタニス・バラシオン、ダヴォス・シーワース、援軍エダード・スタークVS「国王派」ティレル家
What(何を):反乱軍討伐のため、バラシオン家本拠地陥落を狙う
How(どのように):輸送経路を絶ち、飢えを狙った包囲戦
影響・結果:反乱軍勝利。シーワース家設立
キングス・ランディングのスラム街フリーボトム生まれのダヴォスは、貧しい少年時代を送った。その後、密輸人としてナローシー(狭い海)を行き来していた。
今回の決死の輸送がスタニスに賞賛され、騎士でありバラシオン家の家臣となった。ダヴォスはシーワース家の祖となったのだ。彼のあだ名が「タマネギの騎士」であり、家紋が密輸船であるのも、この出来事がきっかけである
厳しい戦いであったにも関わらず、戦功が不十分であるとスタニスは不満を抱いた

◆トライデント河の戦い
ベルズの戦いに勝利をおさめた反乱軍は、北部からストームズランドまで支配下に置きます。
状況を打開すべく、エイリス二世の王太子であり、名君の器と名高いレイガー・ターガリエンが、「王の盾」とともに出撃します。ドーン人を加えた総勢は4万。これに対して反乱軍は3万5千。
勝敗を決める契機は一騎打ちでした。ロバートの戦槌がレイガーの甲冑を砕き、レイガーは討ち死にを遂げます。総大将を失った国王軍は大敗しました。
When(いつ):280
Where(どこで):リヴァーランド、トライデント河
Who(誰が):「反乱軍」ロバート・バラシオン、エダード・スターク、ジョン・アリン、ホスター・タリー、ルース・ボルトン(ウォルダー・フレイ)VS「国王軍」レイガー・ターガリエン(戦死)、バリスタン・セルミー、ルーウィン・マーテル(王の盾、戦死、王妃エリア、オベリンの叔父)
What(何を):国王軍による反乱軍への反撃が目的
How(どのように):兵数で劣っていた反乱軍だが、総大将同士の一騎打ちに勝利。これをきっかけに士気をあげ、勝利をおさめた
影響・結果:反乱軍の勝利が決まった、「天下分け目の戦い」
王太子レイガーの死により、王位継承権はレイガーの子・エイゴンに(エイゴンは王都陥落時に死亡)
このとき勝敗が決してから反乱軍に参加したウォルダー・フレイは、「遅参公」と呼ばれるようになった
「王の手」タイウィン・ラニスターは、この戦いの結果を受けて、反乱軍に寝返ることを決意する
バリスタン・セルミーは捕虜となり処刑されかけたものの、その武功を惜しまれてロバート王の「王の盾」総帥に任命された
トライデント河の底には、今でもレイガーの甲冑から落ちたルビーが落ちているとされる

◆鬼火の陰謀、狂王弑逆
※シーズン3以降のネタバレがあります。
トライデント河の戦いで大敗した国王軍。キングス・ランディングには、反乱軍が迫ります。
「王の盾」の一員であるジェイミー・ラニスターは、反乱軍についた父・タイウィンと国王への忠誠の間で懊悩していました。他の「王の盾」は出撃していたものの、彼はラニスター家の出であるため、レッド・キープに留められました。
ジェイミーは降伏の使者として交渉したいとエイリス二世に告げますが、王は「それならお前がタイウィンの首を取ってこい!」と命じるのでした。
ジェイミーはやがて、国王の恐るべき陰謀に気づきます。エイリス二世は城の地下に貯蔵された鬼火をキングス・ランディングに放ち、住民ごと反乱軍を焼き殺す計画を練っていたのです。
「全て焼き払え!」
エイリス二世がそう叫んだ次の瞬間、ジェイミーは王に剣を向けそのまま手に掛けました。
レッド・キープに乗り込んだエダード・スタークが目にした光景は、王の血がついた剣を手にし、不敵な顔で王座に座るジェイミーの姿でした。
一部がシーズン6エピソード6、ブランのヴィジョンとして登場。
When(いつ):281
Where(どこで):キングス・ランディング、レッド・キープ
Who(誰が):エイリス二世
What(何を):キングス・ランディング住民を巻き込みながら、反乱軍を焼き殺す陰謀
How(どのように):陰謀を察知したジェイミーの阻止により、計画は発動せず
影響・結果:ジェイミー・ラニスターは「キングスレイヤー(王殺し)」という不名誉な名で呼ばれ、残忍な不忠の男として悪名をとどろかせることになったジェイミーがエイリス二世の行動について黙っていたため、ジェイミーが彼を弑逆した動機は世間では知られていない。のちにブライエニーにだけ語った

◆レッド・キープ陥落、王族の虐殺
反乱軍はついにキングス・ランディングに迫ります。
王族たちは一部しか逃走に成功しておらず、まだ城に残された者もいました。
「王の手」であるタイウィン・ラニスターの旗印を見た者は、裏切りだとエイリス二世に告げます。タイウィンの嫡子であり、「王の盾」最年少の一員であるジェイミーも、そう強く主張しました。
しかし、パイセルら裏切り者が開門。荒々しく城に突入したラニスター家の兵士は、逃げ遅れた人々を襲撃。掠奪を始めます。
ラニスター家の旗手グレガー・クレゲインは、逃げ遅れたレイガーの妻子を発見。グレガーは王太子妃エリアの目の前で、幼い王子と王女を惨殺しました。
エリアはグレガーによって陵辱されてから、体を切り裂かれ殺されました。
到着が遅れたためにこの殺戮を阻止できなかったエダードは激怒。ロバートに処罰を求めますが、ロバートは不問に処しました。
王妃エリアはマーテル家出身でした。そのためマーテル家はラニスター家に対し、深い恨みを抱くようになります。
When(いつ):281
Where(どこで):キングス・ランディング、レッド・キープ
Who(誰が):反乱軍
What(何を):キングス・ランディングを征圧、その際に逃げ遅れた王族を虐殺した
How(どのように):グレガー・クレゲインによる暴力的な殺人
影響・結果:ラニスター家とマーテル家の怨恨のきっかけとなった事件
エイゴン王子の死により、ターガリエン家の継承権はヴィセーリスのものに
デナーリス妊娠中のエイリス二世妃レイラと、ヴィセーリスは逃亡しており、生存

◆「喜びの塔」の決闘
※物語根本に関わる重要なネタバレを含みます。シーズン6までご覧になっていない方は飛ばしてください。
エダードは、誘拐されたリアナが喜びの塔に匿われていると知ります。エダードはハウランド・リード(ジェジェンとミーラの父)らとともに、リアナ救出に向かうのでした。
たどり着いた塔でエダードが目にしたのは、瀕死のリアナとその腕に抱かれた赤ん坊でした。
シーズン6エピソード6、ブランのヴィジョンとして登場。
When(いつ):281
Where(どこで):ドーン、喜びの塔
Who(誰が):「スターク家」エダード・スターク、ハウランド・リード、北部の戦士4名VS「王の盾」総帥ジェロルド・ハイタワー、アーサー・デイン
What(何を):リアナ救出
How(どのように):スターク家の戦士6名がかりで挑むものの、うち4名が死亡。アーサー・デインに苦戦し、エダードまでも討たれかけたところを、ハウランド・リードが背後からアーサーを刺して辛勝をおさめた
影響・結果:リアナは我が子をエダードに託し、死亡

◆ドラゴンストーン襲撃
ロバートの反乱最後の事件です。王都を征圧したロバートは、生き延びたターガリエン家を追い、ドラゴンストーンへ戦艦を派遣します。
When(いつ):282
Where(どこで):ドラゴンストーン、ブラックウォーター湾
Who(誰が):ロバート新王軍VSターガリエン家残党
What(何を):ターガリエン家の完全滅亡を狙う
How(どのように):艦隊派遣、
影響・結果:ターガリエン家残党は壊滅するものの、ヴィセーリスとデナーリスの幼い兄妹は、フリーシティへの逃亡に成功した(前王妃レイラはデナーリスを生んだ際に死亡)

◆グレイジョイの反乱
シーズン1開始の9年前。グレイジョイ家当主ベイロンが「塩の王」を名乗り、反乱を起こしました。緒戦は反乱軍が有利であったものの、スタニス・バラシオンの艦隊らによる反撃でグレイジョイ家は追い詰められてゆきます。ベイロンは嫡子と二男を失い、ついに降伏しました。
When(いつ):289
Where(どこで):ラニスポート、シーガード、フェア島、グレートワイク、パイク
Who(誰が):「鎮圧軍」ロバート王、スタニス・バラシオン、エダード・スターク、タイウィン・ラニスター、ジェイソン・マリスター、バリスタン・セルミー、ジェイミー・ラニスターVS「反乱軍」ベイロン・グレイジョイ、ユーロン・グレイジョイ、ロドリック・グレイジョイ(戦死)、マロン・グレイジョイ(戦死)
What(何を):グレイジョイ家の反乱鎮圧
How(どのように):序盤は、ユーロン・グレイジョイがラニスポートのラニスター艦隊を焼き討ちにする等、反乱軍が優勢であったが、やがて劣勢に追い込まれた
影響・結果:ベイロンの嫡男、二男は戦死。三男シオンは被後見人としてスターク家に預けられた
ユーロンは故郷を去り、海賊として生きて行く道を選んだ
艦隊を焼かれたラニスター家は、グレイジョイ家に因縁がある
パイクの戦いで武功をあげたジョラー・モーモントは、騎士に叙任された

◆ロバートの反乱・グレイジョイの乱主要参加者
* は戦死者
これ、全部覚える必要ありますか? ありません。ただ、あの人物の過去はこうだったんだな、という備忘録がわりです。
「ロバートの反乱」および「グレイジョイ」の乱の時点での評価です。某ゲームのようなパラメータつき。独断でつけました。歴史サイトだからどうしてもこれをやってみたかったのです。すみません。

◆バラシオン家とその配下
なんであのメタボ王が尊敬されているの、という答えはこの反乱でした。まさに英雄、バラシオン無双。

 

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名将伝

どこかのゲームで見覚えのあるパラメータ設定してみました。

◆ロバート・バラシオン
統率 98
武勇 96
知略 74
政治 42
堂々たる体躯に戦槌を握った戦士。この頃はマッチョなイケメンでした。王家相手に反乱を成功させた能力は抜群です。
それが即位後はメタボ化暗君まっしぐら。そりゃエダードもサーセイも嘆きます。

◆スタニス・バラシオン
統率 86
武勇 75
知略 72
政治 84
王弟として兄を支え、圧倒的に不利な包囲戦に堪え忍びました。ダヴォスの功績に報いる等、度量の広さを見せました。

◆ダヴォス・シーワース
統率 78
武勇 64
知略 64
政治 56
特殊技能:水軍
卓越した操船技術と勇気で家臣に。低い身分から取り立てられたからこそ、スタニスにあんなに忠誠を見せているわけですな。グレイジョイの反乱の際には、スタニスの水軍がかなり強くなっています。彼の影響もあるんですかね。

スターク家とその配下
勝利に貢献したにも関わらず、前当主、兄、妹を失ったスターク家。この頃からスターク家は多難でした。
◆エダード・スターク
統率 95
武勇 79
知略 65
政治 54
父と兄を失い、突如当主とされたにも関わらず、ロバートに次ぐ活躍を見せた名将ぶり。スターク家は戦上手です。

◆ルース・ボルトン
統率 68
武勇 65
知略 81
政治 78
「トライデントの戦い」で武功を発揮しました。この戦いで、バリスタン・セルミーを処刑するようロバートに進言しましたが、その意見は却下されました。

◆ハウランド・リード(ドラマでは回想シーンのみ)
統率 62
武勇 78
知略 54
政治 50
「喜びの塔」の戦いで、敵に追い込まれたエダードの命を救いました。リアナ関連の目撃者ですので、これから出てくる可能性があります。

◆ジョラー・モーモント
統率 72
武勇 95
知略 32
政治 21
「ロバートの反乱」では従軍したものの、さして活躍はしませんでした。「グレイジョイの反乱」の「パイクの戦い」で、ロバートやエダードから賞賛されるほどの武勇を見せます。デナーリスの信頼を得たのも、その名声があったからでしょう。女難の相さえなければ……。

アリン家とその配下
本編では影の薄い家ですが、この反乱では活躍しています。
◆ジョン・アリン(ドラマでは遺骸でのみ登場)
統率 98
武勇 74
知略 71
政治 68
「ロバートの反乱」でロバート、エダードに次ぐ活躍を見せた名将。幼いロバートとエダードを手元に置いて養育した時期があり、二人にとっては「二番目の父親」のようなもの。ドラマ本編では、最初に登場する遺骸。息子のロビンが、父親に似て英邁に育つとよいのですが……。

◆ブリンデン・タリー
統率 78
武勇 81
知略 71
政治 34
別名「黒い魚(ブラックフィッシュ)」。妹二人の結婚式の後、ホスター家ではなく、アリン家の元で戦うことを選択。各地の戦いで武名をあげました。

タリー家とその配下
キャトリンとライサの政略結婚で、結束を固めることに貢献したのがタリー家です。
◆ホスター・タリー
統率 68
武勇 34
知略 64
政治 82
武勇よりも、娘二人をスターク家とアリン家に嫁がせた政治力の方が目立ちます。

◆ウォルダー・フレイ
統率 32
武勇 21
知略 68
政治 62
「遅参公」と呼ばれるだけあって、「あの遅れて来た卑怯者」という評価しか得られなかった模様。暗殺と結婚しか能の無い家なんでしょうな。

ラニスター家とその配下
勝ち戦にしか参加しないタイウィンだけあって、トライデント河の戦いのあとに参戦。不要な残虐行為を行い、怨恨を残しました。

◆タイウィン・ラニスター
統率 74
武勇 64
知略 94
政治 98
「王の手」に任命されながら、形成不利となるとあっさり寝返り、王都一番乗りを果たした策士。反乱鎮圧後はロバートに娘サーセイを嫁がせる等、ぬかりがありません。

◆グレガー・クレゲイン
統率 78
武勇 105
知略 5
政治 7
こいつの行動をラニスターが抑えつけておけば、起こらなかったはずの悲劇は多いはず。

ターガリエン家
誰もがデナーリスに「あなたのお父上はひどい人だった」と言います。理由あってのことです。

◆エイリス二世*(ドラマでは回想シーンのみ)
統率 3
武勇 28
知略 74
政治 4
特殊技能:鬼火の火刑
「王の盾」にすら見限られた「狂王」。戦場に立つどころか、住民虐殺まで計画していたのですから酷いものです。

◆レイガー・ターガリエン*(ドラマでは回想シーンのみ)
統率 98
武勇 81
知略 72
政治 81
英雄の器として尊敬を集めた王子が、何故突然反乱のきっかけとなるリアナ誘拐事件を起こしたのか。本作の大きな謎として残ります。

◆ジョン・コニントン(ドラマには登場せず)
統率 78
武勇 82
知略 62
政治 71
レイガーの親友にして名将。敗戦の責任をとって解任されたが、それはエイリス二世の大きな間違いであったはずです。原作では出番がありますが、ドラマではカット。

「王の盾」
エイリス二世の「王の盾」はほとんどが反乱の中で戦死を遂げました。生存者はバリスタン・セルミー、ジェイミー・ラニスターのみ。この頃の方が「王の盾」は優秀であったようです。

◆総帥ジェロルド・ハイタワー*(ドラマでは回想シーンのみ)
統率 98
武勇 81
知略 62
政治 61
エイリス二世の死後も、ロバート新王につくことを潔しとはせず、エダード・スタークの降伏勧告を拒みました。「喜びの塔」の決闘において、アーサー・デインとともに戦死。

◆アーサー・デイン*(ドラマでは回想シーンのみ)
統率 82
武勇 104
知略 66
政治 58
特殊技能:二刀流
「暁の剣」と呼ばれた名高い戦士。ジェロルド・ハイタワーとともに、「喜びの塔」の決闘に挑みます。6対1となりながらも圧倒的な強さを見せ、4名を倒しエダードをあと一歩のところまで追い詰めました。ハウランド・リードの奇襲によって敗死。グレガー・クレゲインと一騎打ちしてもトリックなしで勝てる見込みがあるのは、彼と全盛期のバリスタンくらいでしょう。

◆バリスタン・セルミー
統率 98
武勇 101
知略 54
政治 32
生ける伝説のような騎士。「剛胆バリスタン」の名の通り、レイガーを支え続けた「王の盾」の一人。トライデント河の戦いでは、総大将レイガーの傍らで剣を振るい、全身を矢、剣、槍で負傷し、囚われるまで戦い続けました。この時点で既に高齢で、全盛期は過ぎていたにも関わらず、かなりの武勇を見せ付けました。ロバートは彼の名声を惜しみ、ルース・ボルトンの処刑すべきという意見も無視して、「王の盾」総帥の座留任としました。

◆ジェイミー・ラニスター
統率 51
武勇 88
知略 23
政治 18
本格的に活躍したのは「グレイジョイの反乱」の時から。「ロバートの反乱」では王殺ししか武功がありません。それで何万もの命を救ってはいるものの、彼の名誉は傷つけられました。

ティレル家
目立つのは戦の弱さです。ターリー家がフォローしていますが。
◆メイス・ティレル
統率 19
武勇 21
知略 72
政治 88
「黄金のバラは戦が下手」を地でゆく人。ティレル家は蓄財と内政に励みましょうね。

◆ランディル・ターリー
統率 91
武勇 84
知略 68
政治 52
「ロバートの反乱」において、国王軍唯一の勝利をおさめた猛将。だからこそ、息子の駄目さ加減にキレてしまったのか。

グレイジョイ家
「ロバートの反乱」時は、反乱軍に加勢したものの、陸戦が多くさしたる活躍はありませんでした。
◆ベイロン・グレイジョイ
統率 91
武勇 82
知略 72
政治 64
特殊技能:水軍
二人の子を失う前はバリバリの戦闘派だったこの人。そうでなければ反乱なんて起こさないでしょう。こんな過去があるので、息子シオンが「スタークに援軍出して!」と言ってきたらのです。そりゃ、キレても仕方ない。

◆ユーロン・グレイジョイ
統率 94
武勇 91
知略 79
政治 68
特殊技能:水軍
ラニスポートでラニスター艦隊をじゃんじゃん燃やした放火犯。水軍の将としては、この頃からウェスタロス屈指の実力の持ち主。これだけ強かったら甥や姪に従うのも嫌がるはずです。原作では、この艦隊焼き討ちは「ロバートの反乱」での出来事の設定でした。

 

ちなみにこの前日譚を映像化するという噂もあります。全盛期のロバートやバリスタンも見てみたいものです。
本来はこの稿だけで過去話はおさめたかったのですが、他にも因縁や過去話はいろいろあります。それはまた別の機会に!!

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文:武者震之助

 



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