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後藤勝兵衛次々ここにあり

江戸村ロケ最終日じゃ!かーっかっか其の五【後藤勝兵衛次々ここにあり vol.13】

更新日:

皆の衆、ご機嫌いかがかな。
それがしで御座る。

近頃は、すっかり気温も下がり、いよいよ副将軍ならぬ、冬将軍の到来も近いですのう。
ちなみにこの「冬将軍」、仏国の将軍名惚れ恩(なぽれおん)殿が露国に侵攻した、「1812年ロシア戦役」での敗退について、英国の瓦版記者が仏軍を悩ませた露国の厳しい寒さを「じぇねらる ふろすと」と表現した事が語源であると言われて御座るそうで。
「冬将軍」などと、いかにも江戸時代に端を発してそうな言葉で御座るが、実はそうではなかったので御座る。

ロシアの「冬将軍」を描いたLe Petit Journalの表紙、サンタか?(Wikipediaより)

ちなみに1812年と言へば、我が日本国は文化九年、第119代光格天皇の御代で御座って、徳川家は第十一代将軍家斉の時代で御座る。
後の文政年間と併せて、化政文化と言われ町人文化が一層花開いた時期であり、この時期に彼の有名な十返舎一九の『東海道中膝栗毛』も生み出されて御座候。

また、平田篤胤や、頼山陽などの高名な国学者、歴史学者も世に出てきており、水戸学と共に幕末の尊王攘夷運動へと繋がる思想が芽吹き始めた頃でも御座るから、『大日本史』を編纂したわしとしても、何とも感慨深い時期なのであるよ。かーかっかっかっか!

3日目の最終日も朝の5時からスタートじゃ!

・・・・・えーと、何の話で御座ったかな。
あ、そうそう「冬将軍」から、ここまで話が逸れてしまったのでしたな。

さて、今回は江戸村編も佳境に入ってきて居る最終日の模様を熱くレポート致そう。

さ、この日も朝5時くらいから準備は始まり申した。

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この日になると、前々日の台風雨、前日のしとしと雨もすっかり上がって、終日さわやかなお天気で御座ったので、我々も気持ちの良い朝の日光の美味なる空気を胸いっぱいに吸い込んで、気合一発江戸村に乗り込むので御座った!

さぁ、部屋では昨日の激闘を乗り越えた、肌襦袢、足袋、股引、などが全然乾燥しない乾燥機によって生乾き状態で御座ったゆえ、出番が午後からのエキストラの女子が斯様に暖房機の前で、せっせと乾燥のお手伝いをしてくれて御座るww

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何せ、出演者がこの日もそこそこ多いもので、斯様に控室はごった返しておるのですな。

こちらの部屋では、雄々しい益荒男どもが身支度中で御座る。
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女優たちの禁断のメイク姿を見よ!

さて、こちらは前回の記事で皆様のハートに天下の三大名槍「日本号」を「ズキュゥゥゥン!」という音と共に、深々と貫き通したお鶴さんで御座る。

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どうじゃ、美しかろう!
わしの亡き妻、泰姫にそっくりじゃのう・・・。
わしが、泰姫亡きあと正室を娶らなかったのも頷けよう?
かーっかっかっか・・・。

ささ、おセンチ副将軍はこのくらいにして。
代わってこちらは!?

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出ました!あらゆる状況でも、意地でもすっぴんを見せない、「ザ・女優」!
おげんさん!!
の向こう側では魔貫光殺法の準備にいそしむ、悪党参!!

と、先ほどの衣裳部屋では

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この様に、花柳玉舞先生による、臨時着付け教室が行われていたので御座る。
やはり、時代劇と言う普段の現場では滅多に触れる事のない現場では、出演者一同吸収することがたくさんある様で御座るな。うむうむ。

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日本人の心に響く時代劇の定番シーンである!

さ、この日はこれまた時代劇の定番!
悪党といじめられる町人!!のシーンからで御座る!

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先週ご紹介致した、三バカトリ・・・いや、悪党三兄弟と

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心配そうにw出番を待つ蝋燭問屋の御主人。

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お勤めご苦労様で御座る。
江戸村の町並みの家々は、実は中に入れるものも有ったり、物置になっていたりするのも有ったり、色々なので御座るがこの蝋燭問屋は中もちゃんと作ってあるもので御座る。

よって中からの一枚。
小磯さんと、ご主人。

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その、悪党三兄弟にいじめられておる、ご夫婦を見て見ぬ振りするのは、向こう岸の大工さんと

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そして、向こう岸の・・・大川監督ww

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黄門カラーのパーカーが良く似合って御座るな。

黄門さまがまさかの隠し撮りの理由は逢い引き?!

わしと蝋燭問屋の中で逢引しておるのは・・・!?
そ、そなた!泰姫!?では無く、いつもサービス満点、カメラ大好きお鶴さんww

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実に背景と合致しておって、本当にこの蝋燭問屋の看板娘さんみたいになっておりますのう。
この様に、内部は二階建ての造りになっているものがほとんどなので御座る。

むむ・・・?悪党三兄弟の壱に、逢瀬を気づかれたか・・・??

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手前では、助監督の松井さんが暖簾を綺麗に直して御座る。
この様に、画面内に写るものは、本当に葉っぱ一枚から衣装のしわまで、気を配って見ておくのも助監督さんの大切なお仕事なので御座るな。

それに加えて、衣装部、メイクも常にカメラ内に写る画像が最高のものである様に、カットがかかる度に、きれいに直し直ししながら撮影は続くので御座る。

いやいや、黄門さまみずから仕事じゃ!こんなに働く黄門はおらんぞ

さ、ただ蝋燭問屋の中で逢瀬を重ねておるだけでは御座らんぞ。

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小さいけど黄門様が悪者の衣装を整えておられる

カットがかかれば、店からでて斯様に悪党のさらしを直したり、お鶴さんは日傘をさしてあげたり、出演者も垣根無く皆で協力して撮影は進むので御座る。
ほんに大川組の素晴らしい結束で御座る。

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立ちふさがっていじわるしているんじゃないぞ

こちらは、町人夫婦のために、自ら日傘となる副将軍のわし。
そういう本人が、見事に黄門焼けしておる訳ですが・・・。
(注:黄門焼けとは、黄門様が被っている頭巾の境目で見事にくっきり日焼けした状態を指すものであり、日本中の俳優のあこがれの日焼けなのである!英語で言うと、Yellow gate suntanなのである!!)

「ご隠居、そろそろ出番ですが」

さて、そろそろわしらの出番で御座るか。
しかし、江戸村のお堀に生息するコイと遊ぶのに夢中なわし。

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光圀「ほれほれ、弥八さん。コイがわしの杖をパクパクしておるわ!かーっかっか!餌と勘違いしておるぞ!かーっかっか!」
弥八「そうで御座いますな。さすがはご老公。コイとも仲良しで御座いますな。」

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光圀「あ、また来た!ほれ弥八さん!ほれ!見てみて!」
弥八「えーっと、ご老公・・・そろそろ本番ですよ?」

 

yomi「ほら、ご老公、そうやってはしゃぐからメイク取れるじゃないですか。」
光圀「ん、相すみませぬ。」

そんな事を言いながらも、本日も大活躍のレール。

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こちらのふぉーめいしょん、かなりかっちょいい画になる予定で御座る!
なんせ、現場の小さなモニターで見ていても、全員が湧き上がるほどの映像!

このレール上で移動しながら、ピントを合わせながら、光も気にしながら、と相当忙しいことをカメラマンは一度にこなすので御座りますな。
まさに、職人技と呼ぶに相応しいプロの技術で御座る。

どのシーンで、この最高にかっちょいいカットが見られるかは、公開後のお楽しみと言う事で!

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ちょっとした空き時間に、手乗り水戸黄門。
おげんさんの手のひらの上で転がされる、天下の副将軍。

いつの世も、オナゴには敵いませぬなぁ・・・。

この辺りで午前の部は終了し、お昼休憩へと突入!!
そして!何と嬉しいことに、ロケ弁にこんなものが!!

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さすが、江戸村周辺のお弁当屋さん!
粋な事をしなさるわい!

 

みんなで叫ぼう高らかに「水戸黄門Z」

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お弁当を食べ終わってから、孫の様なお嬢さんがわしの肩をモミモミして下さった。

なんと優しい心根のオナゴであろうか。

いつの世も、オナゴには頭があがりませぬなぁ・・・。

というわけで、午後は稽古場レポートでも書いていたあのシーンに、あんな機材が登場する!!
豪華すぎる時代劇!その名も「水戸黄門Z」!!

 

その必見のレポート、江戸村最終日後半は次回と言う事で!

ではでは、風邪などひかぬ様!!
御機嫌よう!!

 

劇団歴史新大陸Facebookより引用

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◆ 後藤勝兵衛次々 プロフィール
後藤氏プロフ画像

普段は【劇団歴史新大陸】で局長・後藤勝徳として活動。生まれる時代をうっかり450年程間違えた役者でもあり、演出家でもある。
日本の誇りある歴史、文化、伝統芸能などを国内の若者、ひいては世界に発信し、その素晴らしさを広める為の場として、劇団活動を活発に行っている。
自称日本一の尊王俳優(あるいは日本一の快男児)。

◆劇団歴史新大陸HP  http://rekishin.com/
◆フェイスブック https://www.facebook.com/Katsunori.Goto.0113

 

 

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編集部注※戦国武将・後藤又兵衛さんのご子孫でもある

後藤又兵衛(Wikipediaより)

 

 





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