当サイトのトップ画面やアイコンなどでおなじみの歴史漫画家富永商太さんがご自身のFacebookでおもしろいお話を書いていましたので、富永さんの了解をいただき、イラストとともにご紹介します。信長の誕生日はいつだったのか?そして誕生日占いはあたるのか?(笑)みなさんはどう思いますか。
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富永商太です。
信長の誕生日についてです。
生誕地については勝幡城でほぼ決着がついていますが、誕生日については
『尾州出生侍覚書』や『織田氏系圜全』には 天文三年五ノ廿八生とあり、
『池田家履歴略記』にも『天文三年五ノ廿八日嫡子誕生あり、吉法師と申奉る』としっかり記録があります。
しかしここでまた異説が存在しているのは朝尾直弘氏による5月11日説と松田毅一、川崎両氏による5月12日説。これはどちらもルイス・フロイスの文章に信長の誕生日の19日後に本能寺で焼死した事から逆算された推定によるもの。
という事で信長の誕生日は5月28日でよいかと思います。
ここでわたくし、男ですが女子力を上げて『誕生日辞典』を取り出し5月28日の人を調べてみました。この誕生日辞典はなかなか侮れません。
結果はやはり備後(Bingo!)いたしました。笑
『道をきりひらく人』とあります。長所は『ユニーク、個性的、クリエイティブ』とありますが短所に『自分の事しか考えない、手をひろげすぎて失敗する、短気』とあり、これも矛盾はございませんでした。
この方は本当に破格の人であり、目標達成能力も生きるスピードも破格です。ゆえに信長配下は悲鳴をあげたくなるほど過酷であったと思います。
かなりのブラック企業です。光秀も『もう無理』と思った事でしょう。
誕生日辞典による信長公へのアドバイスは
『人はそれぞれ体内時間をもっているー速く動く針もあれば、ゆっくり動く針もある』
だそうです。信長様お疲れさまでした!
富永商太
(富永先生共著)
なんと富永先生の復元イラストが名古屋市博物館の「三英傑と名古屋展」の公式図録に掲載されているそうです。名古屋の方はぜひルポをお願いします!!
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