ペリー来航/wikipediaより引用

幕末・維新

【来日外国人は見た驚いた!】幕末ワンダーJAPANの文化・風習・生活とは?

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幕末は、日本とヨーロッパ、交流再開の時代ですね。

外国に渡った人々は、食事や風習に苦戦。
慣れぬ洋食にビックリしながらも、果物とアイスクリームとお酒は、楽しんだりして。

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また、婦人の胸元が開いたドレス、路上でハグやキッスをする西洋人に目を白黒させたりすることもありました。

このように、異国の文化にビックリギョーテンな日本人の姿は思い浮かびます。

しかし
「来日外国人は日本をどう思ったのか?」
ということは案外わからないかもしれません。

幸いなことに、彼らはワンダーランドのような幕末ジャパンについて記録を残しています。
ちょっと見てみましょう。

 

ガールはキュート、でもレディは……

外国で可愛いお嬢さんに出会えればいいな!
そんな妄想めいた願望は、幕末の来日西洋人にもありました。

彼らが目にした日本人のお嬢さんはSOキュート!

美しいストレートの黒髪、しっとりした白い肌、切れ長の瞳を持つ、そんな姿に惹かれる一方、彼らは残念がりました。

「未婚女性は可愛いし美人なのに、結婚すると老けるし、気持ち悪い……」

気持ち悪いって何だ、コラ!
と突っ込みたくなりますが、これは既婚女性がお歯黒、眉剃りをしていたせいです。

お歯黒の化粧をする女性・五渡亭国貞画/wikipediaより引用

化粧の流儀も西洋と異なるため、どうにも不気味でして。
理由も習慣も理解出来ない西洋人からすれば、こんな屁理屈まで生まれたほど。

「きっと既婚女性が醜いのは、浮気しないようにだね、貞節を守るためだ!」

いやはや、なんちゅう理屈でしょう。

しかし明治政府が成立すると、お歯黒と眉ぞり、アイヌ民族女性がしていた口の周辺の入れ墨等も禁止しました。

これについては、現代日本人も大きな口は叩けないハズ。
大河ドラマはじめ、時代劇ではお歯黒、眉ぞりを再現しません。
現代日本人も、気持ち悪いと感じてしまうからですね。

ちなみに日本人男性については、
「醜い……」
とバッサリ!

ただ、飛脚のような肉体労働者の頑健な肉体は、目を引いたようです。
西洋人ですから、人種偏見もあります。そこは差し引きましょう。

 

露出度と風呂にビックリ!

日本人は西洋流のハグやキスを見て「いやらしい!」とビックリ仰天。
一方で、外国人は日本人の露出度や入浴を見て「いやらしい!」と驚きました。

当時の日本は、褌一丁で移動する職人や肉体労働者もおりました。女性ですら、上半身裸で腰巻きだけつけて、涼むこともあったとか。

1863年-1877年頃の飛脚写真/wikipediaより引用

西洋人は、他の熱帯地方でもこうした露出を嫌い、無理矢理厚着にする傾向がありました。

現代人からすれば、そんなことよりもクールビズだと言いたくなりますね。
高温多湿の日本の環境を考えてみますと、露出度が高いかつての方が快適だったかもしれません。

女性の露出に関して言えば、乳房を性的なものと見なす傾向は、東洋では薄い傾向がありました。

例えば近代化以前の中国でも、乳房を強調してオシャレとしていたのは、グラマーで人気のあった楊貴妃の唐時代くらいだとか。だから平気だったのかもしれません。

今は当たり前の胸元強調は、明治維新以降、西洋の影響あってのことです。
江戸時代以前、大きな胸元はむしろ老けて見えると不評だったようです。

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明治政府成立以降は、こうした露出は厳しく制限されました。

そのせいで、
「裸体で取っ組み合うとは何事か!」
と、相撲が禁止されかけたのですから、大変なことです。

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露出度の高さにおいて、西洋人にとって最もショッキングだったのは【混浴】です。

大ヒット漫画とその映画化作品『テルマエ・ロマエ』を思い出してください。

※映画『テルマエ・ロマエ』予告編 

あの作品は、古代ローマ人が現代日本のお風呂文化に驚くというものでした。

逆に言いますと、古代ローマ人でもなければ、日本の風呂文化が理解出来ないということ。
彼らの愛した風呂文化が、ヨーロッパで消えたわけではございません。

イギリスのバースには温泉文化がありましたが、その中身は日本とは大違いです。

風呂に入るための専用服があり、籠を担がせて乗り込むこともある。
男女別。
そういう入浴文化しか知らない人からすれば、日本の温泉は驚くべきものです。

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「げええっ、若い娘さんの横に男がいる!」
「お湯が熱すぎるから、日本の女は皮膚がふやけて老けるんだ」
「お湯の交換があんまり細かくないから、皮膚病が流行するんでしょ」
と、割と言いたい放題だったのです、オイオイ。

混浴制度は確かにビックリかもしれません。
しかし、当時は照明が薄暗く、良家のお嬢様だと周囲を女中がガードしたため、そこまで見たい放題でもなかったようです。

 

和食に悪戦苦闘 刺身はありか? なしか?

外国人と最も身近になる交流といえば、やはり【衣食住】ですね。

彼らにとって日本の「衣」は、着物の構造が難しくて目が点になりそうなほど。
露出度も驚きの的でした。

木造だらけの「住」環境は、地震のせいだと納得したようです。

シンプルな家具中心の日本を、讃美する意見もありました。
彼らも西洋家具の重たさに、辟易していたのです。

そして「食」です。
最大の違いは、肉食かどうか。
日本人の中でも、肉なんてとんでもない!と思う者もいれば、肉食が当然だった薩摩藩のようなケースもあります。

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西洋渡来した日本人でも、ハムやソーセージを気に入った人物もおりました。

幕臣の岩瀬忠瀬は、ハムとシャンパンが大好きだったとか。

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徳川慶喜は豚肉が好きで、「豚一様」呼ばわりされておりますね。
新選組も、屯所で食用豚を飼育しております。

日本人でも肉に対する好き嫌いが割れたように、西洋人もそうでした。

その筆頭が、刺身です。

とても上品な味わいだし、貴重な動物性タンパク質だとパクつく人もいる一方、生臭くて何日も悪臭が取れない!と愚痴る者もおりました。

日本酒も、反応が別れます。
まるで高級ワインじゃないか!と大喜びの人もいれば、臭くてイマイチわからない味だ……という反応も。

このあたり、日本人が西洋料理とファーストコンタクトした反応とそっくりで、人類共通なんだなと微笑んでしまいます。

 

日本人は嘘つきなの? 正直なの?

幕末の外国がらみのトラブルを見ていきますと、
「日本と話し合いたいと思ったのに、ガン無視された!」
というケースがあります。

ロシアがその典型例です。

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こういったグズグズした対応をもって、西洋人は、
「日本人は信頼できない、嘘つき!」
と思ったようですが、そういう単純な話ではなく、そもそも幕末は政治的にモメていた点が大きいようです。

一方で、旅をするうちに誠実な庶民の対応を見たイザベラ・バードあたりは、日本人は誠実だと感動して書き残しております。
日本人性を探るというよりも、政治が絡むと話がややこしくなるという結論でよいかもしれません。

 

コソコソとエッチな交流もしていました

国際交流は、エロスの交流にもなりかねない部分もあります。

有名となってしまった日本女性の露出度ですが、幕末の開港都市では、女性が入浴後でもしっかりと着込むようになりました。

どうやら西洋人が、露出度の高い女性をガン見してしまい、自衛のためだったかもしれないそうです。コラ西洋人〜、羽目を外しているな!
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