江戸時代

田沼意次のワイロ伝説!一体どんな袖の下エピソードが残されている?

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田沼意次賄賂伝説

現代においては、田沼意次はそんな賄賂政治家ではなく、後世の捏造である――。

そんな話もありますが、とりあえず残された賄賂エピソードを見ていきたいと思います。

一気に行ってみましょう!

・面会に際して刀を置く部屋に刀が超いっぱい

・30畳の部屋に通されたけど座敷から人が溢れてるよ、もぅ

・下屋敷を広げたくても広げられない意次。ここで偶然に意次の屋敷と隣の屋敷が火事で燃える。チャンスとばかりに隣の人は土地を幕府に返上。裏工作していたために土地は意次の藩へ。隣の人、大出世!

・下屋敷が完成した時に意次が池を見て「この池に鯉やら鮒やら入れたら良くない?」と言って登城して帰ったら、いつの間にか池に鯉や鮒がイパーイ

・「夏バテしたんで枕元に岩石菖の花を置いて眺めている」という話が伝わると岩石菖がバンバン届いて部屋2つ分

・部下の勘定奉行に届いた「京人形」のプレゼント、箱を開けたら綺麗な着物をきた美女がバーン(なんかエロくて良いです)

これだけ賄賂が集まるものですから贈る方も目立とうと必死!

数ある贈答品の中で意次が気に入ったものは、

「小さな竹籠に鱚(きす)と野菜をあしらって柚子を添え、その柚子に価値が高い小柄を刺したもの」

「大きい籠にシビ(マグロ)を2匹入れたもの」

だそうです。

あくまで『甲子夜話』の中では賄賂三昧な意次ですが、賄賂をもらうことに罪悪感はなかったのでしょうか。

「金銀は命に代えがたいくらいの宝です。

その宝を贈ってまで公儀の役目を欲しいってヤツは、めっちゃ忠誠に厚いってことになると思わない?

言うなれば賄賂は忠誠心のバロメーターだもの( ・ิω・ิ)キリッ」

byおきつぐ

はい、むしろ清々しいですね。

しかし権勢の終わりはあっけなく訪れます。

 

長男が刺殺され、葬式では石つぶての嵐

実は意次時代、浅間山の噴火を契機に日照時間不足で大飢饉が起こるなど天変地異が多く、政治が悪いからだと庶民に恨まれておりました。

そんな中、長男が私怨で刺殺されると、殺した相手が大明神と崇められ、息子の葬式には石つぶての嵐。

それでも意次は老中の座に留まりますが、その1年半後に意次を寵愛していた将軍家治が病没すると、意次はすぐに老中をクビになり、領地や財産をボッシュートされてしまうのでした。

確かに賄賂は目に付きますし、印旛沼の開墾は大雨で無に帰したり、物価が上がったりと失策もあります。

が、意次のイメージがここまで悪いのは【寛政の改革】で有名な「松平定信」にめちゃくちゃ恨まれていたせいです。

定信は御三卿の家に生まれ、吉宗の孫にあたります。

大変聡明で次期将軍候補にものぼったことがあるくらいなのですが、しっかり者に将軍になられては困る意次の思惑で白河藩に養子に出されてしまいます。

これで将軍になる道は閉ざされてしまった定信――。

もうめちゃくちゃに意次を恨み(暗殺を企むレベル)、自分が老中として権力を握るとあることないこと、意次の政治はぜーんぶ悪政だ!と断じたのです。

あ、でもこの人も意次にワイロ贈ったみたいですけどね(笑

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悪人度  ★★☆☆☆
影響力(権力)★★★★☆
お金大好き度 ★★★★★

イラスト・文/馬渕まり(忍者とメガネをこよなく愛する歴女医)
amebloはコチラ♪

戦国診察室表紙

戦国診察室 お館様も忍びの衆も歴女医が診てあげる♪

【参考】

『悪人列伝 近代篇 (文春文庫)』(→amazon
国史大辞典
田沼意次/wikipedia
松平定信/wikipedia
甲子夜話/wikipedia

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