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感染拡大を続ける【デング熱の歴史】とは? 蚊を知り己を知れば百戦危うからず…

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デング熱の感染拡大が止まらない。

厚生労働省によると9月18日までの時点で感染者数は合計133人。主な感染源は代々木公園とその周辺とされているが、ほかにも新宿中央公園や神宮外苑付近、都立青山公園、千葉市、東京都台東区、不明の人もおり、日増しに範囲が広がっているという不気味な事態に陥っている。

では一体、デング熱の何が怖いのか?

というと、発症すれば発熱や頭痛、筋肉痛などの諸症状から、重症化して出血症状が現れると、最悪の場合、死にいたる点であろう。国立感染症研究所によると、これまで熱帯・亜熱帯地域では毎年約1億人がデング熱を発症し、約25万人が出血を伴っている。

その最新ニュースや対処法については大手紙にお譲りして、ここでは当サイトらしく【デング熱の歴史】について考察してみたい。

デング熱はいつ頃から認知されており、これまでどんな対処法がとられてきたのか? もしかしたら今後の感染防止に何らかの役に・・・立たずとしても何も知らないよりはマシのはず…。

 

病原菌を運ぶ“飛ぶ虫”は【水毒】と呼ばれていた

日本では60年ぶりで大騒ぎとなっているデング熱だが、人類より長く生息している蚊を媒介としているだけに、その歴史は当然ながら古い。

意外なのは、最古の記録が南方の熱帯地方ではなく、中国で記されていたことであろう。晋王朝(265〜420年)時代の医学百科事典に書かれており、そのときは媒介とする“飛ぶ虫”のことを「水毒」と記していたという。蚊の幼虫であるボウフラが水辺に生息しており、必然的にその付近での感染が多かったことを感じていたのだろうか。

このころ日本では卑弥呼の後の時代であろう。 今ほど往来が盛んな時代ではなかったため、 国内ではほとんど認知されなかったと予想される。

 

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台湾軍部の報告により日本では1922年に認知

蚊によってもたらされる病気はマラリアなどもよく知られており、昔から人々はその対策に腐心していた。

それでも大流行は起こり、歴史的に見るとデング熱は1635年と1699年にパナマの仏領西インド諸島で、1779〜1780年にアジア、アフリカ、北米で猛威を振るったことが米微生物学会の学術誌CMRによって報告されている。

その後、1906年になって、ようやくデング熱が蚊によって媒介されることを確認。1907年には黄熱病に次いでウイルスが原因であると発表され、日本でも1922年になって台湾軍軍医部がまとめた『熱帯衛生並ニ熱帯病提要』によって知らされた。このとき台湾では全土に広がり、軍内だけで141名が感染したことが記録に残っている。

こうした史料だけを眺めていると、ごく最近になって流行り始めたかのような錯覚に陥るが、昔から猛威を振るいつつも気づかれなかっただけなのかもしれない。

各国の分布状況/国立感染症研究所HPより引用

各国の分布状況/国立感染症研究所HPより引用

 

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太平洋戦争が流行の原因となった!?

そしてデング熱は、1940年代に入って再び大流行する。原因は戦争だ。

第二次世界大戦で東南アジアの生態系が破壊されると蚊が拡散し、結果、人々にデング熱をもたらした。CMRでその詳細は触れられてなかったが、日本軍のジャングルへの侵攻や、各諸島におけるアメリカ軍との攻防が影響している可能性は否めない。

戦後は1953年になってフィリピンでも流行。その後、しばらくの期間をおいて1970年代になるとアメリカ大陸でも流行り、1980年代には中南米でも。最近になって1998年ではブラジルで60万人近い感染者を数え、2002年には80万人に到達しようとする大流行となった。

 

文字通り、水際で防止せよ!→グッピーさん、出番です!

デング熱は、ご存知のとおり人から人へ感染はしない。しかし、感染者が別の蚊に刺された場合、その蚊が新たな拡大を生む可能性はあり、今、日本でもそのリスクにさらされている。

特効薬は開発されていないため、感染を防止するにはもっぱら蚊の増殖を抑制することであり、ブラジルでは池にグッピーを放流し、ボウフラを食べさせて一定の成果を収めているという例もある。

華やかなヒレや体色を持つグッピーがデング熱を防ぐとは想像もしてなかったかもしれないが、グッピーは繁殖力も強い熱帯魚であり、案外有効なのかもしれない。

ただし、日本の自然環境下では熱帯魚の越冬は不可能。本来ならメダカなどの固有種がその役目を果たしてくれるかもしれないが、水質の汚染により数を減らしている。

デング熱を防ぐには、まず自然環境の改善から? まるで「風が吹けば桶屋が…」みたいな話だが、案外真実なのかもしれない。

※実際、タイなどでは家や周囲で、極力、水溜りなどを作らないように日頃から警戒しているとか

 Photo by (c)Tomo.Yun (http://www.yunphoto.net )

Photo by (c)Tomo.Yun (http://www.yunphoto.net )

 

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参考:CMR デング熱/Wikipedia 国立感染症研究所

 

 





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