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ISの文化財破壊を食い止めろ!アメリカ議会でシリアからのアンティーク輸入制限の法案提出の動き

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この武将ジャパンではISによる占領地でのアンティーク略奪と、転売による軍資金稼ぎの状況について何度か報じてきましたが、遂にと言うか、業を煮やしたアメリカでは上院でシリアからのアンティークの輸入に制限を課そうとする法案が提出されそうです。

Uncovaというサイトが報じています(2015年7月11日付け、トップ画像も引用)。

今週にも提出へ。国際的な密売防止も視野に

どうも、多少怪しげでも「値打ちモノだから」と、ついつい購入してしまうコレクターが後を絶たないようで、それもあっての法案提出となった模様。今週にも提出する予定だそうです。

シリア政府による同意や要請が無い場合は、アンティークの輸入を禁じるというのが趣旨。文化遺産の密売防止へアメリカ国務省が海外の機関と連携する権限も与えたそうです。

ペンシルバニア州選出のボブ・カッセー議員(民主党)は「ISへの資金流入を防ぐ鍵の1つは、ブラック・マーケットでアンティークを売る能力を低下させる事だ。奴等は史跡で略奪を重ね軍資金とし、貴重な文化遺産を破壊しているのだから」と、法案の趣旨を説明しています。

ちなみに、下院でも同様の法案が可決されておりまして、議会図書館(日本の国会図書館に相当)のHPで以下のように告知されています。共和党の議員さん(デラウェア・ニューヨーク州選出のエリオット・エンゲル氏)の提出によるものでして、いわば超党派による密輸阻止という構図が出来上がっている格好です。

なお、イラクからのアンティークは既に輸入が制限されているそうです。

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昨年11月に専門家が危険性を指摘

さて、こうしたアンティークの危険性については、昨年11月に指摘がありました。ワシントンの中近東研究所のテロ対策諜報担当ディレクターを務めるマシュー・レヴィット氏が証言台に立っていたのです。

レヴィット氏は財務省の諜報アナリストをしていた事があり、その頃からISがアンティークをアメリカなどで売りさばき資金調達する可能性があると予言していました。

「我々が懸念せねばならないのは、ISが現時点では手を付けていない分野に着目し、更なる軍資金調達の流れを作り出そうとする事だ。アンティークは正にうってつけなのだ」とレヴィット氏。不幸にも、それが的中してしまった訳ですね。

そういう意味で、やや後手に回っている感じではありますが、上院の今回の法案では、シリアのアンティークの破壊状況を追跡監視する意図も盛られているそうですので、歴史家にとっては歓迎するべき内容と言えましょうか。

こうした動きに、国際博物館会議(略称ICOM。1946年に創設された国際的な非政府機関です。世界137カ国・地域から約3万人の博物館専門家が参加=ICOM日本委員会のHPを参照・編集しました)のディレクターであるフランス・デスマライス氏は、「シリアやイラクの文化遺産を守る手立てなら何でも歓迎する」と話しています。国連の安全保障理事会が加盟国に対し、人質や石油と並んで、こうしたアンティークを買わないようにと決議案を出していましたので、今回の法案によってアメリカが遵守しやすくなるだろうとしています。

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IS以外にも要注意を

デスマライス氏は「危険に晒されている文化遺産をテロから守る戦いにリンク付けされる好機だ。だが、ISだけが略奪をしているわけではない」と注意を呼びかけています。

「我々は、シリアで違法な文化遺産の略奪と密売にあらゆるグループが関わっている事を知っている」からだそうです。

実際に2012年にシリアの密売人であるアブ・クハルドという人物が、アメリカのタイム誌の取材に対し、自由シリア軍のメンバーが文化遺産を違法に発掘しては密売し、武器の調達資金に充てていると証言しています。

これを裏付けるのが、シリア考古学保存会という団体がYouTubeの公式チャンネルで報じている、パルミラの文化遺産の略奪の模様を映したビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=4yq1G9hUaPs)。考古学者のサム・ハーディー氏によると、シリアのアサド政権に忠誠を誓う一派も、遺跡にトラックで乗り付けては発掘しているそうですから、どいつもこいつもという感じですね。

ただ、その中でも1番悪質なのがISだそうです。軍資金にしているだけでなく、古代のアンティークを破壊して世界を戦慄させているからです。先週には、ユネスコの世界遺産であるパルミラの彫像を破壊している所をビデオに収録し、公開していたほどです。

レヴィット氏は、大きな彫像などを破壊するのは密輸出が難しいからであり、小さなアンティークは今後も出回る可能性があると警告しています。

全く頭の痛い話ですね。日本の国会でも関連する法律を制定するべきではないのかと思いますが、皆様いかがでしょうか。

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