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http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/forgotten-world-war-two-tunnels-under-white-cliffs-of-dover-to-reopen-10400433.html

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歴史・戦国NEWS

ナチス侵略に備えてイギリスの海岸に掘られた秘密トンネルが終戦70年で公開

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第二次世界大戦中に英国のドーバー海峡沿いに掘られた秘密のトンネルが、大戦終結70年を記念して再公開する事になりました。ナチスから沿岸部を守る砲兵部隊の為に掘られたもの。これが中々の規模でして、迷宮のような造りとなっています。

インディペンデント紙が報じています(2015年7月20日付け)。

フランスを陥落させたドイツがイギリスに猛爆撃中に建設

ファン・ベイ・ディープ・シェルターという名称でして、建設されたのは1941年の1〜4月。ナチスが前年にフランスを陥落させ、英国に猛爆撃をかけていた頃です。第172トンネリング・カンパニーという会社が請け負いました。約3500平方フィート(約100坪)もあり、爆撃にも耐えられる造りになっており、病院まで備えていました。あのチャーチルも視察した事があったそうです。

戦後も冷戦とあって引き続き使われましたが、1970年代に御役御免。入り口に30トンの瓦礫が積み上げられ、中に入れないようにしてありました。ところが、大戦終結70年を記念して、ナショナル・トラストのボランティアや専門家による「再発掘」が行われました。

7月20日から公開されています。この地域はナチスが占領していたフランスから21マイル(約34キロ)しか離れておらず、砲台の跡などに当時の緊張した様子が偲ばれるそうです。

サイトから写真を引用させて頂きます。いかにも急ごしらえという造りですね。それだけ情勢が逼迫していたのでしょう。なお、トンネルは地下75フィート(約23メートル)にあり、石灰岩を掘って作ったのだそうです。さぞや硬かったでしょうね。ここから海峡を通過する敵の船舶やナチスの上陸に備えた監視などをしていたのですって。

難攻不落の造りですが、一方で当時の軍人達の茶目っ気を示す証拠が出てきました。壁に落書きが数多く残されていたからです。

折しも、ダンケルクで大敗し、バトル・オブ・ブリテンでは辛勝したものの、ドーバー海峡の向こう側に侵攻する能力を欠いていた頃。ヒトラーがソ連に矛先を向けた頃の落書きなのか「ロシアは血を流し、英国は宙づりだ」と書かれていたものがあったそうです。どうやら、任務に退屈していたようですね、もっとも、ドイツ軍は海峡の対岸から時折り砲撃をしてくる事があったそうですから、気は抜けなかったようですが。

ナショナル・トラストでトンネルの管理を行っているジョン・バーカー氏は「40年以上も埋められていたので、任務を終えた当時そのままの様子が残されています。この白い崖は永遠に英国の国防と繋がっているのです。そして、壁に残された落書きは、あの時代の兵士の信条を偲ばせるものがあります」。
トラストでは募金を呼びかけて120万ポンドでトンネルを購入。50人のボランティアが考古学者や掘削の専門家の助けを借りて、約2年かけて瓦礫を撤去しました。

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5つの大きな部屋でできたトンネルに100人以上の兵士が

トンネルは5つの大きな部屋から成ります。陸軍の工兵隊(その後、陸軍砲兵隊)の4人の将校と118人の兵士が詰めていたそうで、それぞれがトンネルで繋がっています。当時の石炭業界から借り出した金属製シートと鉄の桁が使われていたそうです。
それと、どうした訳か1943年2月20日付けのサッカー賭博のクーポンが出てきたのですって。当時の14試合の予測が書かれていたそうです。
この他、ベッドのあった場所から針やネジも出てきたそうです。

サイトより写真を引用させて頂きます。人の顔の彫刻ですね。なかなか上手です。


英国の国境という事もあって、この地には他にも戦跡があります。第一次世界大戦の際、夜間のドイツのツェッペリン飛行船の爆撃に備え、音響の探知機が設置してあったのです。コンクリート製でして、エンジンの音を収集するようになっていました。第二次世界大戦では、これがレーダーに代わった訳です。

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